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  •  4日、東京ドームにて新日本プロレス『JR東海 推し旅 Presents れっする KINGDOM 19 in 東京ドーム』が開催。第2試合ではいわたにまゆの持つIWGP女子王座にAZMが挑戦した。 2023年4月にメルセデス・モネを倒し第3代IWGP女子王者になったいわたには、1年9ヶ月の長期政権を築いている。去年の1・4で防衛戦が組まれなかったいわたにはショックを受け、ベルトの価値を上げ続けた結果今年は無事試合が組まれる事に。 挑戦するAZMは11歳でスターダム3期生としてプロレスデビューし、22歳ながらキャリア11年のベテランレスラー。 AZMは直前会見で、昨年12月の両国国技館でスターダムの王者が上谷さや(赤いベルト)、スターライト・キッド(白いベルト)、羽南&飯田沙耶(ゴッデス=タッグ)と20代の生え抜き若手が戴冠したことをあげ、センターのいわたにまゆも世代交代させることを宣言していた。 試合は開幕エルボー合戦からいわたにが強烈なソバット。ハイスピードな攻防からいわたにがフロッグスプラッシュで決めにかかる。返したAZMは断崖式フットスタンプからダイビングフットスタンプと連撃し、ハイキックでも打ち勝ったAZMだったがいわたにはトラースキック。さらに顔面へのバカタレキックからミサイルキックも顔面に突き刺し、トドメのムーンサルトプレスもAZMが避けると二段式バズソーキックを叩き込む。いわたにのドラゴンを切り返したAZMがカナディアンデストロイヤーからダブルアーム・カナディアンデストロイヤーで突き刺しフォールも2。 AZMがラ・ミスティカからあずみ寿司も2。AZMは再度ミスティカを狙うが力付くで捕らえたいわたにがツームストンパイルドライバーで突き刺し、ムーンサルトプレスを投下しフォールも2。ならばといわたには二段式ドラゴンスープレックスホールドですりーかうんとを奪った。 試合を終えたAZMは「闘ってみて、やっぱりスターダムのアイコンはいわたにまゆだけだなと思いました。だから私はアイコンも欲しいけど、アイコンよりもっともっといい肩書きを見つけて、スターダムのトップに絶対立って、またいわたにまゆをこの私が倒しに行きます」とコメント。 9度目の防衛に成功したいわたには「今の女子プロレスの中で最高の闘いをAZMとできたと自分は思います。

  •  4日、東京ドームにて新日本プロレス『JR東海 推し旅 Presents れっする KINGDOM 19 in 東京ドーム』が開催。第0試合では『IWGP世界ヘビー級王座挑戦権争奪ニュージャパンランボー』が行われた。 2020年にオカダ・カズチカがKOPWを創設すると、年始めのビッグマッチである1・4東京ドームではKOPWを巡る戦いが行われてきた。だが昨年覇者であるグレート-O-カーンがKOPWを封印し、IWGP世界ヘビー級王座挑戦権を懸けた本流へと続く戦いへ。 ニュージャパンランボーでは圧倒的強さを誇った矢野通とチェーズ・オーエンズがド本命にあげられる中で、第1入場者としてオーカーンが入場するが、第2入場者として現れたのは新日本プロレスコーチに昨年就任したジョシュ・バーネット。 じっくりとしたグラウンドの攻防が行われる中、第4入場者の後藤にジョシュはニールキック。さらに第5入場者として永田裕志が登場すると、ジョシュのデビュー戦である2003年1・4東京ドームIWGPヘビー級戦を思い出した観客が盛り上がる。 ジョシュと永田がエルボーの打ち合いや蹴り合いを行い、ジョシュがフロントネックで捕らえれば永田は脇固めで切り返す。ジョシュが首相撲からヒザを打ち込んでいくがボルチン・オレッグが割って入り、ジョシュとともに場外に落下しOTRで失格となってしまう。永田もその後KENTAのビッグブーツでOTRとなり失格に。 最後はごとうひろおきとオーカーンが残り、後藤がラリアットでOTRさせ挑戦権利書を獲得した。なおチェーズの参加は今年はなかった。 試合を終えたジョシュは「俺は22年前にユージ・ナガタ戦でデビューした。(ボルチン)オレッグはきっと、今日のリングで俺と対峙して感覚を覚えただろう。そして、もっと闘いたいと思っただろう。時に無知であることが自分をより強くすることもある。だからもっとやろうじゃないか。『NEW YEAR DASH!!』、1月6日、次は是非シングルで。ナガタとも久しぶりに会えた。20年ぶりかもしれない。まだ強い。俺も同じ。俺をこのリングで見る機会、これからも増えるかもな。ファンにとっては嬉しいことかもしれないけど、レスラーにとってはどうかな?」と、かつての自分をボルチンに重ねつつ今後の継続参戦も匂わせる。

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  •  4日、東京ドームにて新日本プロレス『JR東海 推し旅 Presents れっする KINGDOM 19 in 東京ドーム』が開催。第1試合では[JET SETTERS]KUSHIDA&ケビン・ナイトが持つIWGPジュニアタッグに、スーパージュニアタッグを優勝した[TMDK]ロビー・イーグルス&藤田晃生、[Catch2/2]TJP&フランシスコ・アキラ、[ばれっとくらぶ WAR DOGS]クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニーが4WAY東京テラーラダーマッチで挑戦した。 東京テラーラダーマッチはすりーかうんとなどは関係なく、天井から吊るされたベルトを取ったチームが勝利となるノーDQマッチ。 昨年10月の両国国技館大会でコナーズ&モロニーから王座を奪取した第71代&第76代王者組JET SETTERS。そこへ第73代&第75代王者組のモロニー&コナーズ、JET SETTERSから勝利し第70代&第72代&第74代王者組であるCatch2/2も混ざり、スーパージュニアタッグを優勝した[TMDK]ロビー・イーグルス&藤田晃生が初戴冠に向け挑むことに。 22歳の最年少戴冠を目指す藤田と、家族が来ており負けられない戦いとなったアキラ。 乱戦模様で試合が始まり、ナイトが脅威の身体能力で攻め立てていくが、ラダーやイスなど凶器を上手く使うモロニー&コナーズが試合を有利に進めていく。 藤田とアキラが大ラダー上に登りあと一歩に迫るも、Catch2/2が迎撃。TJPとロビーはベルトそっちのけでラダーを使った攻防を行い、ロビーを落下させラダーごと真っ二つにする。ナイトがラダーに登るも、ベルトを取らずにモロニーへダイビングクロスボディ。だが自分にも大ダメージとなり、KUSHIDAはラダーでモロニーを潰して動きを止め、ケビンがラダーに登るもモロニーはラダーをプッシュアップして3m以上の高さからケビンを場外に落下させる。 唖然とする会場だったが、最後はロビーとTJP、アキラと藤田のラダー上での戦いとなり、ロビーとTJPが蹴り落とされると藤田がアキラをラダー上でネ申スペシャル。そのままベルトに手を伸ばし奪取した。 喜ぶ藤田とロビーは、自らの靴を脱いでコップ代わりにその中にビールを注ぐと乾杯して一気飲み。

  •  3日、東京みやこ・大田区総合体育館にてマリーゴールド『MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜』が開催。 Sareeeはマリーゴールドの至宝たるマリーゴールド・ワールド王座(※真紅のベルト)を巻く外敵王者。マリーゴールドのアイコンたるジュリアを制しての王座戴冠を果たしたことでその地位を絶対的なものとし、ボジラ、高橋奈七永と強敵を制して防衛を続けている。 うたみは昨年9月まで行われたシングルリーグ戦で優勝を果たし、ビッグマッチである1月3日の大田区総合体育館で真紅のベルトへの挑戦が決定。しかし、優勝後のうたみはタッグ王座挑戦という機会はあったものの真紅のベルト戦に向けた動きは特に起こさず存在感が埋もれつつあった。 戦前の記者会見では、クールでロイヤルな姿勢で淡々とコメントしたうたみに対してSareeeが「クールでロイヤルとかカッコつけちゃってさ。アンタただ無関心なだけじゃないの?この人多分なんにも考えてないんですよ。そんななんにも考えてない奴が、はたあげげしてまだ1年も経ってない新団体のエース、務まると思います?私は無理だと思いますね。こんなのにこの団体の一番の顔の真紅のベルトを巻かれた日にはどうなっちゃうんですかね、このマリーゴールド。真紅のベルトはこんな奴に任せられないっすね。マリーゴールドも、女子プロレス界も、2025年もSareeeがしっかりとこの団体、そしてプロレス界のド真ん中を歩いていくことを私が証明してみせます。お前さ、もういいよ。マリーゴールドのサブキャラでも一生やっとけ」と吐き捨てる。 これにブチ切れたうたみが机を蹴飛ばして立ち上がり、Sareeeに掴みかかって乱闘へと発展。Sareeeは「出来んじゃねーかよ!それをしっかりリング上でやれよッ!最初っからやれよッ!」と説教。両者の因縁は激しく燃え上がっていた。 試合は早々に場外乱闘となる荒れた立ち上がり。優位に終えたSareeeが得意のドロップキックを軸に攻め立て多彩なフットスタンプから裏投げを狙うが、うたみも渾身のジャーマン・スープレックスで反撃。 両者足を止めてのエルボー合戦やビンタ合戦で意地をぶつけ合っていき、Sareeeが裏投げを2連撃。

  •  3日、東京みやこ・大田区総合体育館にてマリーゴールド『MARIGOLD FIRST DREAM2025〜初夢〜』が開催。桜井麻衣が青野未来を破ってマリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座戴冠を果たした。 青野は新生アクトレスガールズの絶対的エースとして君臨してきた実績もあり、マリーゴールド移籍後もトップ戦線で活躍。純白のベルト(ユナイテッド・ナショナル王座=UN王座)の初代王座を巡るトーナメントでの相次ぐ死闘で団体はたあげげ直後のスタートダッシュに貢献し、劇的な王座戴冠を果たして見せた。 美人で実力も高いという一見完璧な青野だが、良く言えば品行方正、悪く言えば真面目すぎて面白味がないことが欠点として長年挙げられてきた。しかし、マリーゴールドに来てからは“未亡人”とイジられたり、高橋奈七永のパッションに呼応して熱血モードを身に着けたりと優等生の殻を破りつつある。 桜井はアクトレスガールズからスターダムへと移籍したばかりの頃には、チャレンジマッチとして試合が組まれるなど半人前の扱いを受けていた。 しかし、桜井は中野たむやジュリアに師事して猛練習を重ねた結果、堂々とタイトルに絡んでいける選手に成長。スターダムでのキャリア終盤にはシングルトーナメントでなみいる強豪を抑えて準優勝を果たしたり、“貴婦人”キャラを確立し他業種コラボを実現したりとリング内外での実力を高めた。マリーゴールド初のシングルリーグ戦『DREAM✴STAR GP』でも準優勝を果たしており、団体の主軸として活躍している。 桜井は、自らのデビュー戦の相手を務めてもらった過去を持つ青野を強く意識。昨年夏に行われたDREAM✴STAR GPで両者の対戦では引き分けに終わっているため、王座をかけての完全決着戦を求めた形。しかし、2人の間には単にベルトをかけて争う以上の意味がこの試合にはあるようだ。 戦前の記者会見では、青野が「いろんな選手がアクトレスガールズを辞めて外で活躍してました。それを私は……見たくなくても見えちゃう。その中で、一番悔しいのは桜井麻衣なんですよね。デビュー戦の相手をしたからなのか、当時仲が良かったからなのか、分かんないけど。

  •  1月26日、広島グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)小アリーナで開催される『広島女子プロレスフェスティバル』(広島プロレスフェスティバル実行委員会主催)に、AKB48グループで瀬戸内を拠点とするアイドルグループ「STU48」がゲスト出演することが決まった。 「STU48」は2017年に誕生した瀬戸内7県を拠点にするアイドルグループで、今回は池田裕楽、迫姫華、森末妃奈、奥田唯菜の4人が「広島女子プロレスフェスティバル」に出演予定で、大会に華を添える。 また、同大会のメインイベントでは昨年の「プロレス大賞」(東京スポーツ新聞社制定)の女子プロレス大賞を受賞したSareeeがマーベラスのエースいろは匠と夢のタッグを結成し、JTO女子のエースでスターダムでも活躍する稲葉ともか、エボリューションのChi Chiと激突することも決まった。Sareeeといろはがどんなコンビネーションを見せるのか注目されるところ。 その他、稲葉あずさ、山下りな、神姫楽ミサ、LINDA、杏ちゃむ、真琴、SAKI、櫻井裕子、KONOHA、真白優希、まなせゆうな、YuuRI、ナイトシェイド、谷ももが出場する。

  •  1月26日、広島グリーンアリーナ(広島県立総合体育館)小アリーナで開催される『新春広島プロレスフェスティバル』(広島プロレスフェスティバル実行委員会主催)で、大仁田厚と葛西純が初めて電流爆破デスマッチで激突することが正式決定した。 昨年12月8日、FMWEの神奈川・鶴見青果市場大会で、両者の対戦が濃厚となっていたが、この度、主催者側が「新春広島プロレスフェスティバル」のメインイベントが大仁田&西村修&雷神矢口vsデビル・ザ・マジシャン&葛西&マンモス佐々木の電流爆破デスマッチ(マジシャン引退試合)に決定したことを発表した。大仁田と“デスマッチのカリスマ”葛西の対戦は過去に何度かあるが、葛西が電流爆破に臨むのは初となる。 また、鈴木みのるとウナギ・サヤカのコンビが、黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾のトーキョーヤンキースと対戦することも決まった。 昼の部の「広島女子プロレスフェスティバル」と併せ、昼夜にわたって、豪華メンバーが集結する1・26広島大会に注目だ。

  •  3日、有明・東京ガーデンシアターにてスターダム『JR東海 推し旅 presents STARDOM NEW YEAR DREAM 2025』が開催。第9試合では『スーパーデリシャスシングルマッチ』中野たむvsウナギ・サヤカが行われた。 ウナギは2019年に東京女子プロレスでデビューし、2020年にスターダムに参戦。中野たむらとともに『COSMあいしー ANGELS(コズミックエンジェルズ)』を結成する。 苦楽をともにしていくが、段々とスターダムの参戦回数が減っていき突然『ギャン期』を宣言。様々な団体に参戦をはじめ、後々この時期にスターダムをクビになっていたことを明かす。 しかしこれでウナギは覚醒し、現在の女子プロレス界で一番発信力を持つレスラーに成長。自主興行で後楽園ホールを完売させる営業力も持つなど国内女子トップクラスのレスラーとなっている。 前日会見でウナギは「スターダムとコズミックエンジェルズに戻りたいと思っていました。でもそれは過去の話。どんどんボロが出て、どの団体でも見れるようになって、どこにいても手の届きそうになったスターダムになりました。中野たむはスターダムを守ってると勘違いしてるようですけど、お前の守るってなんだよ?ただそこにいるだけなんだよ。2年前私がクビになった時、お前はなんにも守ってくれなかったよな?」と辛辣な発言。 これにたむは「たむは守りたいものが本当に増えて強くなった。それには自信ある。守りたいものみんなと守ってきた。だから(12月の)両国国技館も今までで一番、満員札止め。ボロボロのスターダムをここまで立て直すことができたんだよ。あんたとは違う。守ってくれなかった?あんたいつまでそうなの?守ってもらって?自分は好き勝手して?みんなのこと傷つけて、スターダムみんなからNGくらって、会社のガンになってクビになった時からなんにも変わってない。あんたがどんな薄っぺらな2年間過ごしてきたのかってことしか伝わってこないね」とガチ発言で反論する。

  •  3日、有明・東京ガーデンシアターにてスターダム『JR東海 推し旅 presents STARDOM NEW YEAR DREAM 2025』が開催。第7試合では『打倒・極悪女王 6人タッグマッチ』【COSMあいしー ANGELS】あのうサオリ&なつぽい&玖麗さやかvs【極悪同盟】ダンプ松本&ZAP&刀羅ナツコが行われた。 元々ダンプ松本に憧れていたH.A.T.E.(ヘイト)リーダーの“悪の首魁”刀羅ナツコ(とうらなつこ)。2023年夏に始めて極悪同盟と大江戸隊(現:H.A.T.E.)でタッグを組み、そのさいナツコは「プロレスやってて、本当に初めて心から続けててよかった」と感涙。ダンプも「こういう後輩ができてすごく嬉しい」と喜び、極悪同盟興行にも呼んで育てている。 Netflixドラマ『極悪女王』が世界で大ヒットする中でダンプとナツコは試合をともにする回数が増え、昨年10月のスターダム後楽園ホール大会でダンプはナツコを「こいつを昔の俺みたいにしたいんだ」と後継者に指名した。 コズエンにとってみれば昨年10月のリベンジ戦となるが、極悪同盟が入場するなりダンプが竹刀で殴りかかり場外乱闘へ。ゴングがならずに試合が始まらないためレフェリーも止めに入れず、場外カウントもないままなつぽいが集中砲火を受ける。 やっとゴングが鳴るとあのうが反撃に転じ、ダンプの竹刀をハイキックで客席に吹っ飛ばす。だがダンプは一斗缶をコズエンの頭頂部に次々叩き込み、ナツコが羽交い締めにした玖麗にトドメの一斗缶を振りかぶる。だが玖麗が避けるとこれがナツコに誤爆し、すかさず玖麗がナツコをジャックナイフで丸め込みすりーかうんとを奪った。 まさかの敗北となった極悪同盟。ダンプは玖麗となつぽいを5月25日に新木場1stRINGで開催される『極悪祭』に招待する。 玖麗は「やってやるよ!」と絶叫。なつぽいは「今以上に燃え上がってボッコボコにしてやるから、逆に覚悟しとけよ」と睨みつけた。 これを見ていたナツコは「極悪祭はお前らベビーのための大会じゃねーんだよ。悪の祭典だからな。覚悟しろよ。今日の結果が全てじゃねーよ。5月極悪祭で見せてやるよ。その時まで、震えて、眠れ」とリベンジを宣言してマイクを投げ捨てた。 ナツコが新世代の極悪女王なら、スターダムのクラッシュギャルズはコズエンになる。

  •  3日、有明・東京ガーデンシアターにてスターダム『JR東海 推し旅 presents STARDOM NEW YEAR DREAM 2025』が開催。第4試合では、Chi Chiの持つセンダイガールズワールドジュニア王座にさくらあやが挑戦した。 Chi Chiは全日本プロレスの諏訪魔が社長を、石川修司がGMを務めるEvolutionで2023年3月にデビュー。3歳から20年以上クラシックバレエを続けており、お嬢様かと思いきや女子プロレス界トップクラスの気の強さとバービー人形を彷彿とさせるコスチュームのギャップで一躍人気レスラーに。 デビュー戦からゆうと戦い、その後も様々な強豪との試合で急成長を遂げると、2024年にキャリア3年未満の選手によって争われるセンダイガールズ『じゃじゃ馬トーナメント』を制覇。その勢いのまま11月にセンダイガールズワールドジュニア王座を戴冠し、2024年の1年間で104試合とキャリア1年半とは思えない試合数をこなした。 対するさくらとはじゃじゃ馬トーナメントの決勝で戦っており、さくらにとってはリベンジ戦となる。 試合が始まるとエルボーの打ち合いやミドルキックの蹴り合いなどバチバチとした打撃戦に。場外ではさくらが鉄柱にぶつけボディスラムで叩きつけていくが、Chi Chiはエプロンに登ったさくらをフィッシャーマンズスープレックスで場外に叩きつけ逆襲し、リングに戻ると卍固めで捕らえる。 逃れたさくらはミドルやハイ、ブラジリアンなど多彩な蹴りを叩き込んでいくも、Chi Chiはヘッドバッドで倒しマウントをとると左右のビンタで顔面を張り容赦なく攻め立てる。 必死に蹴り続けるさくらだったが、受けきったChi Chiがトラースキックを顔面に叩き込み、諏訪魔直伝のバックドロップホールドですりーかうんとを奪った。 試合を終えたChi Chiは「私はあんたに握手なんて求めない。そんな仲良しプロレス、スターダムでやってればいい。キラキラに飽きて、ギラギラが恋しくなったらまた呼んでよ」とさくらにマイクを渡す。 さくらは「絶対にあんたからそのベルトとったるから、それまで守っとけ!」と睨みつけるが、そこに八神蘭奈が現れ「去年の夏、CATCH ざ WAVEでChi Chiから白星上げたこの八神蘭奈がいるってこと忘れてんじゃないの?自分はそのベルト挑戦する権利あると思う。

  •  3日、後楽園ホールにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。メインイベントでは斉藤ジュン&斉藤レイの持つ世界タッグ王座に関本大介&鈴木秀樹が挑戦した。 全日本のヘビー級タッグ王座である世界タッグ王座は、昨年3月より双子の大相撲力士レスラー【SAITO BROざRS】斉藤ジュン&斉藤レイが保持。体格に恵まれただけではなく、実力やビジュアル面も折り紙付き。 さらにお茶目なその性格も愛されており、地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』で兄弟揃ってレポーターを務めてお茶の間の人気者になるなどプロレス界をDOOMしつつある。 その2人が12月8日の後楽園ホール大会で世界最強タッグ決定リーグ戦2024に優勝。バックステージで「このベルトは誰とでもやってやる」と宣言すると、そこに現れたのは鈴木と関本。レイは「そのうちやってやるぜ」と先送りにしていたが、この日の後楽園ホールで防衛戦が決まった。 前日に全日本プロレス入団を発表しいきなり王座挑戦となった鈴木。ヘビー級の大迫力なぶつかりあいは互角の勝負となり、レイをジュンが背負っての300kg近い踏みつけ攻撃を鈴木に見舞えば、関本がジュンと鈴木をまとめて眉山で投げ捨て会場から大歓声。SAITO BROざRSが斉藤いぎなりスマッシュの連携を出せば、関本がジュンにアルゼンチン・バックブリーカー&鈴木がレイに卍固めで捕らえる競演。一進一退の攻防となる中で、最後はレイの張り手と鈴木のナックルの打撃戦からレイがBBQボムで叩きつけてすりーかうんとを奪った。 この結果により、第7代王者・ジャンボ鶴田&谷津嘉章が持つ最多連続防衛記録タイとなったSAITO BROざRS。勝利の甘いものを食べようとしたジュンだったが、レイが「いいか?俺たち兄弟は歴史上最多の8回防衛まであと1勝に迫っている。俺たちがビールと甘いもので乾杯するのはそれを果たしてからでいいんじゃねーか?なあお客さん!」と煽り、ジュンは何度も「NO」と断ったものの、観客の声援に負けて次回防衛戦まで我慢することになった。 この日の第2試合で勝利した綾部蓮とほんだりゅうきは世界タッグ挑戦を表明しているもののメイン後には出てくることはなかった。

  •  2日、東京みやこ・後楽園ホールにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。鈴木秀樹が全日本プロレス入団を発表した 鈴木は郵便局員を経てU.W.F.スネークピットジャパンに入門。ビル・ロビンソンに師事し、ひょんなことから2008年11月にIGFでデビューを果たした。 2014年にフリーとなり、女子プロレス団体も含むあまたの団体で活躍。その技術力が評価され、2021年にはWWEに招聘されてパフォーマンスセンターのコーチ兼選手としても活躍。帰国後にはNOAHを主戦場としていたが、現在は諏訪魔との因縁を再燃させて全日本プロレスへ本格参戦中。諏訪魔との愛憎劇の末に生まれたタッグおよびユニット【バカの時代】で暴れまわっており、諏訪魔とは世界タッグ王座戴冠も果たした。 リング上のパフォーマンスもさることながら、“明るく楽しく激しいプロレス”を体現していると言える【バカの時代】の誕生は全日本に新しい風を吹き込んだ。その中心人物たる鈴木も全日本にはなくてはならない存在となっていった。 今大会は毎年恒例となっている1月2日の後楽園ホール大会。年始の大会では新入団選手のお披露目が恒例となっていたが、入場式の最中に鈴木の入場曲がかかると場内は驚きの声と歓声で満ちる。 鈴木は全日本のジャージではなくスーツ姿であったが、「全日本プロレスの、鈴木秀樹です」と一言だけ挨拶して全日本入団を表明した。 入団の理由を問われた鈴木は「まあ急にいろいろと話が出来上がっていって。ま、自然な流れですね。必要とされてるというのがすごく分かったので。で、僕も必要としているという感じですかね。タッグは1回獲りましたけど。そういうリング上の実績で言うと、三冠も1回しか挑戦出来てないですし、まだ獲ってないしもちろん。リング上ではそこが一番の目標です。あとは、大きい人たちの中でやるプロレスはやっぱり面白いなと思いました」と淡々と語る。 そして「このままやることが一番」と所属になったからと言って何かを変えることはないとしつつも、「SNSは少し気をつけます(笑)みんなに優しくしようかなと。反省してますね。明日からまた巡回をしようかなと」と名物となっているSNS上でのバトルについても言及した。

  •  2日、東京みやこ・後楽園ホールにて全日本プロレス『ニューイヤーウォーズ2025』が開催。【バカの時代】あおやぎゆうま&あべふみのり&佐藤ひかるが全日本プロレスTV認定6人タッグ王座戴冠を果たした。 全日本プロレスTV認定6人タッグ王座は、2020年11月に誕生。団体内で唯一のPWF非認可のベルトだが、その分自由な闘いを展開することが可能。保守的だった全日本にの変化を象徴するベルトであり、ユニット同士の抗争で争われることが多い。 現在は、どこか愛嬌があって憎めないヒール軍【北斗軍】大森北斗&くまあらし&サイラスが持つ王座に、【バカの時代】あおやぎゆうま&あべふみのり&佐藤ひかるが挑戦。確かな実力を誇りながらも遊び心を忘れない両軍の対決の行方には注目が集まっていた。 試合は全日本の“明るく楽しい”部分がクローズアップされた展開となり、屈強な北斗軍を率いるリーダーの北斗が合体技を失敗して味方にパワーボムで叩きつけられてしまったり、バカの時代が暴れ狂うサイラスに怯えて逃げ回ったりとコミカルな場面が続く。 しかし、終盤には全日本らしい“激しい”プロレスも展開。バカの時代が3人で力を合わせてサイラスを打倒し、ゆうまが北斗との一騎打ちを制してざ FOOLですりーかうんと。 王座戴冠を果たしたバカの時代。ゆうまが北斗の健闘を称えて握手を求めると、北斗もこれに応えて手を握り返した上で掲げ上げて勝者を称える……かと思われたが、北斗はゆうまに急所攻撃を見舞って会場を後に。場内は明るい笑いで満たされた。 バックステージに戻ったゆうまは、股間を気にしながらも「全日本プロレスは今、新時代を求めているんじゃないぞ?新時代を求めてるんじゃないぞ?時代がバカを求め始めるからな!お前ら全日本プロレスがどうなっても知らねーからな!」と全日本のIQを下げまくっていくことを宣言。 この日は、バカの時代の宮本裕向がGAORA TV王座を防衛し、長年フリーとしてプロレス界を駆けてきたバカの時代の創始者とも言える鈴木秀樹も全日本入団を発表。バカの時代はノりにノっている状態であり、全日本プロレス全員がバカになる日も近いかも知れない。

  •  ついたち、東京みやこ・日本武道館にてABEMA ぺいぱーびゅーにて生中継された『ABEMA presents NOAH “ざ NEW YEAR” 2025』が開催。WWEのオモスがNOAHのタッグ王座戴冠を果たした。 GHCタッグ王座を保持していたのは、丸藤正道&杉浦貴というNOAHの象徴的な2人。 今回挑戦することになったのは、悪のユニット【ちーむつーさうざんど X】ジャック・モリス&オモス。モリスのパートナーはXと発表されていたが、その正体がWWEのオモスであることが明かされると大きな衝撃が走った。 オモスは“ナイジェリアの大巨人”の異名を持つ221cmという規格外の体格を持つスーパースター。隣に立つ183cmのモリスが小柄に見えるそのスケール感には日本武道館が沸いた。 試合が始まると、オモスはその圧倒的パワーで圧倒。ならばと丸藤&杉浦はモリスに狙いを定めて2vs1の状況を作って上手く立ち回っていく。 しかし、モリスはオモスの肩に乗って約4mの高さから丸藤へフロッグ・スプラッシュ。オモスは杉浦を場外からエプロンへと叩きつけるチョークスラムで制圧。さらにオモスがダブル・チョークスラムで叩きつけて丸藤からすりーかうんと。NOAHの王座がWWEに流出するという事態となった。 バックステージに戻ったオモスは「ベストジャイアントだ。今生きている中で。リビングレジェンドだ。誰も俺に触れられないし、誰も俺を見れない。歴史を作ったぞ」とNOAHの歴史を動かした重みを噛み締めた。 WWEとABEMAの関係が始まってからは日本のプロレス団体にWWEスーパースターが参戦する機会も増えてきたが、スポット参戦ではなく王座戴冠まで果たしたことは異例。王座戴冠を果たしたオモスがNOAHに継続参戦する可能性は濃厚であり、NOAHの王座がWWEのリングで争われる可能性もゼロではない。 これからもWWEがNOAHを侵略していくことになるのか、NOAHがWWEを打倒して矜持を見せていくのか。今後の展開に期待したい。

  •  ついたち、東京みやこ・日本武道館にてABEMA ぺいぱーびゅーにて生中継された『ABEMA presents NOAH “ざ NEW YEAR” 2025』が開催。こぶし王が“想い人”KENTAとシングルマッチを行った。 この日はこぶし王の40歳の誕生日。不惑のこぶし王はこの日の武道館大会で“想い人”との対戦を熱望していた。 やる気と元気に満ちたドント・ストップな“あの人”を予想する声も多くあったが、なんとその正体は現在新日本プロレスで活躍するKENTA。KENTAはこぶし王のNOAHキャリア初期にバチバチやり合った間柄であり、こぶし王にとっての“NOAH”そのもの。 こぶし王は12月6日の新日本プロレス鹿児島大会に乗り込んでKENTAに告白。KENTAがこの対戦要求を受けたことで、こぶし王はさらに推し活を進めて対戦の日を楽しみに待っていた。 KENTAが入場後にコーナーに上ってペンを手に取ると、場内照明が暗くなりつつこぶし王の曲に切り替わる。Tシャツにサインを入れて観客席へ投げるというNOAH時代のパフォーマンスは不発に。 もうKENTAがいた時代のNOAHではないことを予感させるが、 こぶし王は10年前のように黒髪で現れ「NOAHのリングで握手しようぜ!おかえり、KENTA!」と暑苦しく握手を要求。KENTAもその手を握り返して試合が始まる。 のらりくらりとした様子のKENTAに対し、こぶし王は容赦なく張り手を連打。今のスタイルのKENTAではなく、あの頃の抜き身の刀のようなKENTAを引きずり出そうとする。 1つギアを上げたKENTAは場外戦でいたぶり、強烈なミドルキック連打で反撃開始、互いに真っ向から顔面を蹴り合って意地をぶつけていき、競り勝ったKENTAがgo 2 sleepを狙う。こぶし王はこれをアンクルホールドで切り返すが、KENTAもGAME OVERとサブミッションでやり返す。 終盤には、互いに足を止めて顔面への張り手を打ち合うバチバチの打撃戦を展開。KENTAがオーバーハンドの張り手を連打してブサイクへの膝蹴り。さらに左右のバズソーキック3連打からgo 2 sleepを叩き込んですりーかうんとを奪った。  試合後、ふらふらと起き上がったこぶし王はリングマットのNOAHロゴを撫でつつ、「NOAHにはKENTAが必要だ!」と握手を要求。

  •  3ついたち、さいたまスーパーアリーナでRIZIN DECADE『Yogibo presents RIZIN.49』が開催。第9試合では久保優太vs.ラジャブアリ・シェイドゥラエフが行われた。 元K-1王者の久保優太は、投資家としての側面や元妻のサラさんとの関係など試合以外で目を引く部分が多い選手だが、2021年大晦日の八百長疑惑のシバター戦以外は、奥田啓介、木下カラテ、安保瑠輝也、高橋遼伍、斎藤裕を相手に安定した勝利を見せている。 常に余裕の試合を見せてきた久保の相手はシェイドゥラエフ。武田光司やフアン・アーチュレッタから1R勝利している猛者であり、現在プロ12戦無敗のMMAファイターだ。 試合序盤はシェイドゥラエフの打撃に久保が対応していくも、テイクダウンを奪われると劣勢に。2Rもシェイドゥラエフがテイクダウンから鉄槌を落としていき、流血とボロボロになっていく久保を見てレフェリーが試合を止めた。 顔も真っ赤になり鼻骨を骨折し傷だらけで帰ってきた久保が「最後まで自分は諦めたくなくて、レフェリーの人も動かないとストップって聞いてたんで最後の最後まで自分の打撃を当てることに逆転のチャンスを見出して最後まで試合を投げないっていう。もっと速く止めろとかセコンドタオル投入しろとか言われてるみたいなんですけど、僕が腕折れても失神しても試合最後まで投げないからってことをお願いしてた。僕はこのRIZINフェザー級でチャンピオンになる目標のために頑張ってきたし、横にいるサラちゃんにカッコいいところを見せるために毎日頑張って、37歳にもなって夢追い人で最後まで試合を絶対投げないって気持ちで頑張ってきたんですけど・・・どうしたらいいかな、サラちゃん。僕はどうするべきなのかな」と意気消沈。 これにサラは困惑しながら「分かんないけど、夢を見るって大事だし、夢追い人やってたじゃん?それでみんなも夢を見てるから。今回執念みたいなやつ?をみんな感じたと思うしすごく良かったと思う。褒めてないよ?負けたから。だけど執念感じたから。感動した。したよ?とりあえず怪我治して。負けられないから♪終われないから♪そう僕は最後まで立つよ♪」と、入場時に歌っている自分の曲の歌詞から引用して生歌で励まし、久保の胸に手を当てると「身体は折れてるけど心は折れてないって言ってます」と心の声を代弁。

  • ダブプロレスの谷嵜です。新年1発目のコラムが元日となりました。皆様明けましておめでとうございます。新年をリング上で迎えると言う事を続けてもう10年以上になるかと思います。プロレスラーとして生きている事を考えると結構幸せな事かと思ってますね。毎年毎年年末ぽさを感じるのが薄れて来ておりますが、関西でも恒例化している30日の神戸リングソウルでのメリケンランブル、3ついたちの大晦日プロレスがあるのでそこでやっと年の瀬気分が思い出させられます。リングソウルでのメリケンランブルは毎回超大作ドラマのような闘いとエンターテイメントが盛り込まれていて、かなり楽しい時間を過ごしてオーナー藤永さんからもひと足早い日本酒の振る舞いなんかもありました。3ついたちも毎年の如くリング上での年越しとなりました。昨年も色々な団体で色々な場所で色々な選手達と組んだり闘ったり出来ました。これも応援して頂く皆様、試合会場に来て頂ける皆様の存在と自身が心身共に健康だからこそだなと思っております。体のどこかが悪かったり故障箇所負傷箇所があると時は流れてもレスラーとしての時間はほぼ止まってしまいますからね。自分の場合は心が病むと言う事は近年では全くないですが、過去そんな時は試合会場やリング上では取り繕う事が出来ても負担がかかってそれ以外の時は止まっているかのような感覚だったのも覚えています。今年も刺激的なレスラーライフを送る事が出来ればなと思います。毎年恒例にするべく年始のダブプロレスのダブ正月も会場となるちょうど良いライブハウスがTRAD閉館後なかなか見つからず今回は開催出来ずとなりましたが、毎週金曜日のリングソウルのフラファイは明後日の3日からスタートします。関東では年末年始の興行ラッシュのレッスルキングダムウィークとして至る所でプロレスが開催され、海外からのファンも流れて来てますが関西ではまだもうひとつな印象があります。意外と時間をもて余す正月も関西のプロレスファンは是非ともリングソウルに集まって頂ければと思います。新年を迎えると色々な考えや思いをもう一度改めて考えようかなと気持ちを引き締めるきっかけにもなります。太陽が光を射してくれるフィールドにいれば、それだけで光輝く事は出来ると思います。しかしアンダーグラウンドな世界は太陽の光が届きません。そこで光輝こうとすると他力本願では輝けません。

  •  3ついたち、埼玉県・さいたまスーパーアリーナにてRIZIN DECADEが開催。2025年5月4日に東京ドームにて朝倉未来vs平本蓮の再戦『ざ MATCH 2』の開催が発表された。 未来はストリートファイトに明け暮れる日々から前田日明がプロデュースする『ざ OUTSIDER』で格闘家デビュー。無類の強さを見せ“路上の伝説”として名を高める。 2018年にざ OUTSIDERを卒業しRIZINに参戦。初期からRIZINを支えて日本MMA界を代表する選手となり、Youtuberとしても凄まじい人気を誇る存在に。未来が2021年に創設した全国の喧嘩自慢が1分間で闘い合う『BreakingDown』はプロ格闘技を差し置いて一般層にも響く一大コンテンツとなりつつある。 平本蓮はジュニアキックやジュニアボクシング時代で注目を浴び、新生K-1で活躍。紆余曲折の末にK-1を離脱し2019年からはRIZINで闘っている。 その後、2020年大晦日の『RIZIN.26』でMMAに転向。大会を盛り上げるためのビッグマウスやトラッシュトークで存在感を増していき、過密な参戦でRIZINへ貢献。現在はRIZINのアイコンの1人となっている。 かねてより平本とSNSで煽り合うことが多かった未来は「平本蓮とはプロレスやってるだけ」と楽しんでいる素振りも見せていたが、過激になっていく平本の発言を看過できず昨年1月には「平本蓮を訴えてみたやってみよう 金は掛れます」「本気でやるよ、もう動いてる」と訴訟を宣言。 その火種も鎮火せぬまま両者は今年7月の『超RIZIN.3』で対戦。両者“負けたら引退”を宣言して試合に臨み、敗れた未来は本当に引退。 さらに平本に対して、DEEPやパンクラスなどに参戦していたTRISTAR GYM日本館代表の赤沢幸典が「海外に10年いてまわりの格闘家は当たり前のようにサプリメント感覚でドーピングをしていた。みんながやっているので罪の意識が薄れてしまい、僕もドーピングをしてしまいました」「僕自身は平本のドーピングに加担した」「音声証拠を撮り、平本と僕の共通の知人や記者に渡すことにしました」と突然の自白と暴露。

  •  3ついたち、さいたまスーパーアリーナでRIZIN DECADE『Yogibo presents RIZIN.49』が開催。第12試合では『ライト級タイトルマッチ』ホベルト・サトシ・ソウザvs.ヴガール・ケラモフが行われた。 サトシは2021年に初代RIZINライト級王座を戴冠。矢地祐介、ジョニー・ケース、ルイス・グスタボを倒し3年に渡り防衛を続けている。 今回挑戦するアゼルバイジャン戦士のケラモフは、2023年に朝倉未来を1Rで倒し第4代RIZINフェザー級王者に。初防衛戦で鈴木千裕に1RKO負けしたものの、階級を上げてサトシに挑戦をすることとなった。 試合はサトシが前蹴りで牽制し、ケラモフはローで牽制。サトシがフックもケラモフはローで動きを止めていき、サトシのローにケラモフがワンツー。 サトシはミドルから前に出ようとするが、ケラモフは前蹴りで距離を見る。サトシは走り込んでバックを取るとそのままテイクダウンを奪い、サイドポジションから腕を取ろうとするがケラモフはこれを抜けてスタンドへ。 サトシがフックもケラモフは左右のフックを連射しサトシが一度下がり、距離を見てからタックルでロープに押し込む。そのまま振り回してテイクダウンを奪ってマウントを取り、暴れたケラモフへ鉄槌を落とすがケラモフは足を取って立ち上がり、力任せに振り回すとサトシの首がロープにかかる。ケラモフは再度振り回してテイクダウンを奪い三角絞めを狙うが、避けたサトシが腕をとり三角絞め。これでケラモフがタップアウトした。 1R勝利となったサトシは「柔術見せれてよかった!ボンサイ柔術の得意技は三角だからね!」と喜び、天を仰ぐとイエス・キリストに感謝の言葉を送った。

  •  3ついたち、さいたまスーパーアリーナでRIZIN DECADE『Yogibo presents RIZIN.49』が開催。第11試合では伊澤星花vsルシア・アプデルガリムが行われた。 2021年に浜崎朱加を倒しスーパーアトム級王者となった伊澤だが、半年後の浜崎リマッチ戦以降は防衛戦が組まれずに2年半が経過。山本美憂、浅倉カンナの介錯を務め、RENAと大晦日で戦うはずだったがRENAが怪我で欠場に。 これに伊澤は「自分のことを結構前から『伊澤に勝てるのは私だけ』とか『伊澤じゃジョシカクになれない』とか言ってるんですけど、実際に試合が決まりそうになるといつも逃げちゃうんで。逃げるくらいなら最初から名前出すなよって思います」と怒りをあらわにしていた。 対する20歳のアルゼンチンファイタールシアは、巌流島バーチャルファイトでぱんちゃん璃奈に判定勝ち。MMA戦では勝ったり負けたりの戦績だが今回緊急参戦となった。 試合は伊澤がジャブもルシアがローで牽制。伊澤がローからジャブを避けてタックルでテイクダウンを奪おうとするが、ルシアの腕がロープにかかり倒れない。足をかけて倒し直した伊澤は三角絞め。そのままコツコツ伊澤が殴り続け、ヒジも打ち込んでいく。耐えるルシアを見て腕十字に取り直し、タップアウトしないとみるや三角絞めに戻して腕も伸ばす。これでルシアがタップアウト。 圧勝した伊澤は「なんか今日元々やる予定だったRENA選手、会場にも居ないみたいな話聞いてるんですけどまあこの試合見たら多分もっと怖くなってビビってもう出てこないかなと思います。まあもう、格下の相手とやってもしょうがないんで、もっと世界の強い選手と戦わせてください。RIZINの運営の方がずっとRENA選手を推してくるんですけど、自分としては全然レベルが違うんだぞって思ってるんで。それを改めて見せたって感じです」とRENAに決別宣言。 「日本だともう正直敵がいない」という伊澤のお眼鏡にかなう相手が2025年は現れるのか?世界の強豪たちからのオファーが待たれる。