Avsnitt

  •  16日、『「エガオ」と「ゲンキ」を世界中の人々にプレゼントする地球密着プロレス団体』を掲げるOSWが、葛飾区細田に新設された道場にてこけら落とし興行を開催。道場内にはすでにリングが設置されてロープも張られているものの、会場自体がまだ整備途中であることから、この日はリング手前に敷かれたマット上での闘いに。リング内には『リング上席』という名の客席が設けられ、試合中の選手がリング内に立ち入ると、場外ならぬ“場内カウント”が数えられるという異色の攻防が繰り広げられた。 メインイベントはジョッカー1号、ジョッカー39号(SAKI)、高瀬みゆきによる3WAYマッチ。1号は39号と2人がかりで高瀬への攻撃を試みるも、39号はなかなか言うことを聞かずイラ立ちを募らせる。3人による“場内乱闘”でカウントが進むと、1号が場外に戻ろうとする高瀬と39号を阻止して“リングイン負け”を勝ち取ることに成功。マイクを持った1号は高瀬に奪われた覆面世界一王座へのリターンマッチを要求すると、高瀬もこれを受けて立った。

  •  16日、みやこ内・シャトーアメーバにて株式会社サイバーエージェントが記者会見を実施。株式会社CyberFightの新体制発表が行われた。 株式会社サイバーエージェント(以下CA)は、2017年9月ついたち付で株式会社DDTプロレスリングの発行済み株式の100%を譲渡されてDDTを子会社化。さらに2020年1月29日付でノア・グローバルエンタテインメント株式会社から発行済み株式の100%を譲渡されて子会社化を行った。 一時はDDTの高木三四郎社長がNOAHの社長も兼任していたが、2020年7月にはDDT&NOAHの2社に株式会社DDTフーズを加えた計3社を経営統合してCAの子会社として株式会社CyberFightを創設。 これらの動きを受け、プロレス界には“CAグループ”という業界最大の新勢力が誕生。 世界的超大手企業を親会社に持ったことからあまたのビッグマッチ開催や有名選手の招聘などが行えるようになり、CAグループ傘下の団体は栄華を極めた。 また、CyberFightが運営するプロレス動画配信サービス『れっする UNIVERSE』ではインディー団体等の自力での情報発信力に欠ける団体の試合も放送することで配信インフラを提供するなど、業界の盟主たるポジションを確立しつつあった。 2023年10月には、CAグループが運営する動画配信サービス『ABEMA』がWWEの放映権を獲得。CAグループ全体でプロレス事業への比重が増している中での新体制発表には大きな期待が集まっていた。 今会見には、株式会社サイバーエージェント執行役員副社長の岡本保朗氏、株式会社CyberFight代表取締役社長の髙木三四郎(※今会見よりはしごだかを用いた“髙木”に改名)、同社取締役の武田有弘、ABEMAプロレスアンバサダーのむとう敬司が出席した。 まずは新体制の人事発表が実施。 岡本氏が6月ついたち付でCyberFightの代表取締役社長に就任することが発表。前任の髙木は取締役副社長となり、丸藤正道取締役副社長、武田取締役は留任。彰人が副社長から取締役となった。 岡本新社長は「髙木さんも『業界一番の会社にする』と言ってこられましたが、僕自身もCyberFightに合流して皆さんと一緒に業界ナンバーワンの会社を作っていきたいと思っています。

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  •  12日、伊藤道場の道場マッチが開催され、メインイベントでは伊藤薫がはたあげげ時の門下生だった中森華子とのタッグで、中島安里紗&Sareeeと激突した。序盤から呼吸が合わずに小競り合いとなる中島&Sareeeだが、伊藤を真ん中に挟んで交互にエルボーを叩き込むなど連係も繰り出し、最後はSareeeが足を使って丸め込む変形の首固めで伊藤からすりーかうんとを奪った。 試合後にマイクを持った伊藤は「私の教えた選手はチャンピオンになったりとか、みんないい位置にいるから。ありがたいなと思います、ホントに。中島選手もあと何回リングで闘えるか…。(中島&Sareeeに対し)あなたたち2人、合ってないようですごく合ってると思うよ。どうせなら私そっちに入りたい」と会場の笑いを誘う。次回大会は6月22日(土)と発表され、「6月・7月でウチ2周年なんで、この道場が少しずつ大きくなるように皆さんに応援して頂きたいなと思います」と意気込み。 また、Sareeeとのタッグについて「見納め」と笑顔の中島は、「大好きな大好きな女子プロレスがこんな間近でみんなに直接届けられて、ホントに私は嬉しいです。引退まで残り4ヶ月弱ですけれども…あと何試合できるかわかりませんが、最後まで全力の女子プロレスやっていきますので、応援よろしくお願いします!」と訪れたファンに呼びかけた。

  • ダブプロレスの谷嵜なおきです。神戸メリケンパークプロレスフェス2024、略してメリフェスが開催されました。もし良かったら #メリフェス でX検索して貰えると嬉しいです。リングソウルのオーナーの藤永さんが主催するメリケンパークでのプロレスイベントです。5年前から年に1度開かれ、コロナや、雨風、台風等で中止や延期にもめげずに諦めず不屈の精神で続けています。プロレスのリングを設置してプロレス、アーティスト、パフォーマー、ダンサー、キッチンカー等の出演出店。ミスターSASUKEこと山田勝己さんのトークショーもあったり。今回も2日間大盛況でした。結果的にはその2日間でのべ1万2千人の来場者があったと。ついたち目は天候にも恵まれ、暑すぎず心地よい風が吹く中で、プロレスファンやリングの周りに足を止めて見てくれる方等で沢山の来場者で賑わってましたね。2日目は直前まで野外での雨と言う天気予報を見ながら用意していたタイムテーブルの変更と闘っており、雨が本降りになる前に全てが終わるようにタイムテーブルを変更となりました。少しどんよりとした中でも早くから沢山の来場者が集まってくれていました。途中まではなんとか雨も持ちこたえて上手く進行してましたが、終盤になるとポツポツと雨が降って来ました。自分は勝手に雨に濡れるお客さんの事を心配してましたが、フェス慣れしてきているのか両手が空くようにレインコートに身をくるむ方も沢山いて、お客さんの周到さにも感嘆してました。メインの藤永さんvsたなかまさとさんの闘いではその雨が良い作用でエモーショナルな雰囲気を演出していたように思えます。若く器用なプロレスよりも藤永さんにしか出せない不器用ながらも闘いに拘った情熱的な姿が印象的で雨が映えます。自爆覚悟のトペスイシーダで顔面から血を流すガムシャラな藤永さん。それらを全て受けて立ち、全力で叩き潰す田中さんの力量も流石のプロフェッショナルの技術でした。同じくプロフェッショナルを痛感したのがレゲエアーティストのJ-REXXXさん。出演は自分達のセミファイナルの試合後とメイン後でした。

  •  12日、神奈川県・横浜BUNTAIにて全日本プロレス『チャンピオン・カーニバル2024【優勝決定戦】』が開催。宮原健斗が5年ぶり2度目のチャンピオン・カーニバル優勝を果たした。 チャンピオン・カーニバル(以下:CC)は、全日本プロレスで春の風物詩として行われるシングル最強の選手を決めるリーグ戦。今年はA,Bの2ブロックに分かれて計14選手が参戦した。 今年のCCは、最年少三冠ヘビー級王者となった安齊勇馬を中心に、日本のファンにもおなじみのデイビーボーイ・スミスじゅにあや、AEWやWWE(NXT)でも活躍したロード・クルーといった外国人選手の活躍に注目が集まっていた。 そんな中で気炎を上げたのは、“ゼンニチ新時代”を牽引する1人でもある斉藤ジュン。 ジュンは双子の弟であるレイとともに全日本のヘビー級を語るに無くてはならない存在となっており、地元・ミヤギテレビの『OH!バンデス』の1コーナーである『TAXIめし リターンズ』のレポーターとして兄弟揃ってお茶の間の人気者になるなどプロレス界の内外をDOOMしつつある。 ジュンはCCのBブロックを制覇し、Aブロック覇者の宮原健斗と決勝戦で対戦。 宮原は2019年のCC優勝者であり、三冠ヘビー級王座の最多通算防衛回数を持つ大エース。誰もが認める全日本復活の立役者であり、現在の全日本を象徴する存在である宮原をジュンが超えて時代を変えることが出来るのかどうかにも注目されていた一戦だ。 試合は、パワーで勝るジュンが序盤から押していき、ぶーどぅーまーだーず仕込みのラフファイトも交えて宮原を圧倒。顔面へのランニングニー、雪崩式ブレーンバスターからのスピアー、ジャックハマー、チョークスラムといったどれで試合が決まってもおかしくない大技を惜しげもなく連発していく。 しかし、“受け”こそが宮原の真骨頂。カウンターのブラックアウトで勝機を作った宮原が投げっぱなしジャーマン。ジュンの必殺技であるサイコブレイク(※コブラクラッチ式チョークスラム)を受けても立ち上がり、必殺のシャットダウン・スープレックス・ホールドを決めて見せる。 ジュンは気迫のキックアウトを見せて再びサイコブレイクを狙っていくが、宮原がダメ押しのシャットダウン・スープレックス・ホールドを決めてすりーかうんとを奪った。

  •  12日、神奈川県・横浜BUNTAIにて全日本プロレス『チャンピオン・カーニバル2024【優勝決定戦】』が開催。ライジングHAYATOがカズ・ハヤシを破って世界ジュニア王座の2度目の防衛に成功した。 ライジングHAYATOは17歳のときに愛媛プロレスでデビューし、当時の全日本首脳の目に止まったことから全日本へ武者修行する形でレギュラー参戦。2022年1月には史上初の愛媛&全日本のダブル所属となり、ローカルインディーの星として話題を呼んだ。 伸び悩んだ時期もあったHAYATOだったが、熱血キャラから色気たっぷりのビジュアル系にキャラクターチェンジしてから覚醒。身体に刻まれるタトゥーの数が増えるのに比例するかのように実力も伸びていき、今年3月には悲願の世界ジュニア王座初戴冠。名実ともに全日本ジュニアの顔となるまでに成長した。 3月の大田区総合体育館大会にてMUSASHIを相手に初防衛に成功したHAYATOは、「俺にとってプロレスっていうのは、リング上で心の中のぐちゃぐちゃのドロドロのどす黒い何かをぶちまけるものだと思ってるんだよね。俺の知ってるレスラーで一番どす黒いのは、カズ・ハヤシだよ」と、世界ジュニア最多防衛記録を持っているカズ・ハヤシを次期挑戦者に指名。 カズは「俺今年7月に引退するんだよ。ここで俺がベルトとったら、そのまま持ったまま引退するよ?HAYATO選手にとって、勝って当たり前。負けたらA級戦犯とずっと言われるからね。そのリスクと覚悟があるんだったら俺とやろうじゃねーか」とギラついた笑みを浮かべながらこれを受諾した。 全日ジュニア世代交代に向けて新時代を作り始めたHAYATOが、歴史と記録を持つカズの引退前に全日本プロレスでのピリオドを打つことが出来るのかどうかに注目が集まっていた。 試合が始まると、HAYATOは鋭いチョップやアクロバティックな動きでカズを翻弄。 しかし、カズは場外戦でHAYATOの空中技を鉄柵に自爆させるなどの頭を使ったベテランの妙技でじわじわ削っていき、ロープの上に寝かせたHAYATOにライオンサルトを見舞うなど全盛期の動きを彷彿とさせる空中技も繰り出していく。

  •  12日、神奈川県・横浜BUNTAIにて全日本プロレス『チャンピオン・カーニバル2024【優勝決定戦】』が開催。全日本のリングでシンへいせいいしんぐんが結成された。 へいせいいしんぐんは1993年にその名を冠して生まれ、解散後も頻繁に復活していることから30年近く存続していると言えるユニット。現在はこしなか詩郎&AKIRA&真霜こぶし號の3人を中心に活動している。  この日は『結成!シンへいせいいしんぐん!』と題されたあおやぎゆうま&こしなか詩郎&AKIRAvs芦野祥太郎&黒潮TOKYOジャパン&立花誠吾という“へいせいいしんぐんvsはぐれれっするわん軍”と言える6人タッグマッチが実施。 今年3月のドラディション後楽園ホール大会でへいせいいしんぐんと対戦した際の青柳は、「こしなか、見とけ!」などと徹底的に挑発しながらヒップアタックを放って見せるなど令和を生きる若者としての意地を見せていた。これがこしなかの心を動かしたか、“へいせいいしんぐんの青柳”が再び誕生することになった。 この日の青柳は、こしなかの道着+必勝日の丸ハチマチを着用する維震軍スタイルで登場。しかし、試合開始そうそうに因縁ある黒潮との場外戦の中で道着を剥がされていつもの姿になってしまう。 青柳はこしなかとのダブルヒップアタックを決めるなど躍動。終始維震軍が攻め込む展開となり、最後はこしなかのミサイルヒップ→AKIRAのムササビプレス→青柳のダイビング・エルボードロップという必殺技リレーで青柳が黒潮から勝利を収めた。 試合を終えた青柳は、「最高だったねえ!シンへいせいいしんぐん!青柳!青柳違いだけど青柳としてシンへいせいいしんぐんを名乗らせてもらいますよ。この組み合わせが次いつあるか分からないですけど、あおやぎゆうまが加わったときはシンへいせいいしんぐんということで。次は、こしなかさんの45周年のアレもあるかも……あっ!これ言っちゃいけなかったかな?どうしよう!ちょっと口を滑らせてしまった!」と、8月24日に後楽園ホールで開催されることが決まったこしなかの45周年興行で何らかの動きがあることを匂わせた。 なお、こしなかはノーコメント。 2019年の40周年記念大会に真霜こぶし號が新メンバーとして加入した際には、こしなかは「もう直感で。勘で『こいつ!』って思いました。

  •  DDTプロレスが5月1ついたち、神奈川・横浜ラジアントホールで「KING おぶ DDT~20th Anniversary~2nd ROUND」を開催した。2022年覇者の樋口和貞が石川修司(フリー)とのヘビー級対決を制してベスト4進出を決め、To-yを下したまおと準決勝(5月26日、後楽園ホール)で激突する。 1回戦で納谷幸男を破った樋口は、2回戦もまた石川とのヘビー級対決となった。樋口が強烈なチョップを叩き込めば、石川はエルボーで応戦。石川は雪崩式かんぬきスープレックス、バックドロップと怒涛の攻めも樋口は返す。樋口のチョップと石川のエルボーの応酬からラリアットの相打ちが6度。さらにロープに走って再びラリアット相打ちが2度。意地をぶつけ合う両者はヘッドバットの打ち合いに。石川はランニング・ニーリフトを繰り出すもカウントは2。樋口は投げ捨てジャーマンから、ぶちかまし3連発で石川を仕留めた。 また、まおはサウナカミーナの後輩To-yと対戦。To-yはチョップ連打、ドロップキック、ダイビング・ボディアタック、コジマワンダーランドで決死の攻めも、まおは受け止める。まおは旋風脚をカウント1で返されると、強烈なヘッドロックで絞め上げ、掌底から居合いキックですりーかうんとを奪取した。 メインイベント終了後、準決勝の公開抽選が実施され、組み合わせは樋口vsまお、クリス・ブルックスvs佐々木大輔に決まった。 樋口は「今日は勝った。だけど超えたなんて思っていない。俺と石川修司のボコボコのやり合いは続いていく」と振り返り、まお戦に向けて「何回来たかわからないベスト4。ここからが俺の壁だと思ってる。まずはまお倒して、優勝、KO-Dのテッペンを目指して、また歩いていきたい。まずは準決勝のまお、勝負だ」と気を引き締めた。 まおは「(To-yは)あんだけ泣くくらい悔しいんだ。アイツもDGCから積み上げたんだろうし、本気でKO-D獲りにいったんだと思う。俺のほうが強かっただけだ。次に進まなきゃいけない。4人残ったけど、見飽きちゃった存在だ。俺が一番フレッシュだ。俺以外の3人が勝ち上がったとして、KING おぶ DDTの未来はないと思う。俺がとるしかない。テッペン目指して。(樋口戦は)気合いだよ。To-yのことも背負わなきゃいけないんで。初優勝目指して頑張ります。

  •  DDTプロレスが5月1ついたち、神奈川・横浜ラジアントホールで『KING おぶ DDT~20th Anniversary~2nd ROUND』を開催した。前年度覇者のクリス・ブルックスが手負いの遠藤哲哉を破り、トーナメント2連覇を宣言。佐々木大輔は高木三四郎をしりぞけ、準決勝(5月26日、後楽園ホール)でクリスと対戦する。 遠藤は5・5後楽園でのだんしょくディーノとの1回戦で勝利したものの左足のカカトを負傷し、6日の「ALL TOGEざR」を欠場。この日は強行出場となったが、クリスの容赦ない左足攻めで悶絶。反撃にいこうとするも、左足の踏ん張りがなかなかきかず。それでも遠藤はカナディアン・デストロイヤー、旋回式ト―チャーラックボムと攻めていくが、バーニングスター・プレスが無念の自爆。クリスは後頭部へのそうまとう、ツームストーン・パイルドライバー、そして左足をヒールフックで絞め上げた。耐えた遠藤だが危険とみなしたレフェリーが試合を止めて、クリスがベスト4入りを決めた。 一方、佐々木vs高木は大荒れの場外戦に発展。高木は戦闘用チャリンコ・ドラマティックドリーム号で佐々木をひく。佐々木はレフェリーのすきを突き急所打ちから、ペディグリー、ダイビング・エルボードロップとつなぐ。レフェリーを蹴り飛ばすとイスで高木の脳天を殴打。高木もラリアット、ストーンコールド・スタナー連発で反撃も、佐々木が十字架固めで丸め込む。カウント2で返されると、佐々木はクロス・フェースロックからクロスオーバー・フェースロックに移行して絞め上げると、高木がたまらずタップした。 メインイベント終了後、準決勝の公開抽選が実施され、組み合わせはクリスvs佐々木、樋口和貞vsまおに決まった。 クリスは「エンドー、やっぱり強い。足のケガは残念だけど、2024年もクリス・ブルックスが優勝だからしょうがない。エンドーが100%だったら、どっちが勝つかわからなかった」と話した。準決勝に向けては「最後の4人は、ヒグチもまおもクリスも強いけど、ササキは全然強くない。強くないけどスニーキー(ずる賢い)。だからプランがあります。それは今日は言わない」と佐々木戦に秘策があることを示唆した。 佐々木は「おい高木三四郎、上野ごときに勝ったくらいで何、満足してんだ。今日完全にヤル気なかっただろ。チャリンコなんて乗りやがってよ。

  •  1ついたち、東京みやこ・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『CONVあいしーTION 4』が開催された。 TTT(TOTAL TRIUMPH TEAM)とは、デビュー前に故・ターザン後藤さんに指導を受け、デビュー後にはミスター雁之助に師事した黎明期インディープロレスの後継者的存在であるガッツ石島が2020年1月に“インディープロレス統一”を掲げてはたあげげした団体。90年代インディーの空気を色濃く残したディープなメンバーが参戦しており、令和最新型の“平成”を創り上げている。 また、TTTはみやこ内の商店会と協力してプロレスでの町おこしを行っており、老若男女にプロレスの楽しさを伝える草の根運動を展開。これが実を結んで安定した集客を実現し、はたあげげ4周年を迎えた今年の12月28日には団体初の後楽園ホール大会開催を決定するなど成長を続けている。 TTTでは、数十億円に及ぶとも言われる大富豪・TTTの石川会長の個人資産に目をつけた悪の軍団【渡鳥連合】の侵略を受けていたが、今年1月大会でついに首魁たる藤原しゅうおうを打ち破って追放に成功。 団体の至宝たるインディー統一無差別級王座をガッツ石島が、インディー統一タッグ王座を瀧澤晃頼&神崎ユウキが戴冠するに至り、ダフ屋行為まで行っていたしゅうおうもいなくなったことでTTTは平和を取り戻した。 タッグ王座を保持する瀧澤&神崎は、これからのインディープロレス界を担っていく気鋭の若手。ともに鮮やかな空中技を操るハイフライヤーであり、高い女性人気を誇るイケメンタッグだ。 2人はTTTが団是とする“インディー統一”の志を強く持っており、全国のインディー団体の名タッグ狩りを宣言。4月の初防衛戦では台湾からの刺客を制して勝利を収めており、その実力は世界に通用し始めている。 この日、瀧澤&神崎に挑戦したのは、【Speed of Sounds(SOS)】ツトム・オースギ&バナナ千賀。 闘龍門生まれの2人はデビューから20年を経ても華麗な空中技と業界屈指のスピードを誇っており、インディー界のタッグ戦線を荒らし回ってきたタッグの名手。同期の絆によるタッグワークはまさに阿吽の呼吸であり、瀧澤&神崎にとっては超えていかねばならない高い高い壁だ。 実力では劣ると見た瀧澤&神崎は、SOSの闘い方を徹底研究。

  •  9日、映画『家出レスラー』完成披露試写会が上野・飛行船シアターにて行われた。 STARDOMに所属する“女子プロレスのアイコン”いわたにまゆの自伝『引きこもりでポンコツだった私が女子プロレスのアイコンになるまで』が実写映画化されることが発表されたのが2022年。それから主演オーディションが行われ、ミスインターナショナル日本代表候補や元NMB48などをしりぞけ、木村昴が座長を務める天才劇団バカバッカの平井杏奈さんがいわたにまゆ役に決定した。 さらにロッシー小川をモチーフとしたグッシー小串役に竹中直人さん、同期のレスラー・東子役に木村有希(ゆきぽよ)さん、関係者役に有田哲平さん、古坂大魔王さん、レイザーラモンHG&RGなどが決定。 レスラーも、風香モチーフの流香役に向後桃が、ライバルの花月モチーフの羅月役にしゅりが、その他KAIRI(カイリ・セイン)やてんざんひろよしなども出演している。 2年の時を経てついにクランクアップし、5月17日より全国の映画館にて上映が開始される。この日は全国公開に先駆けて関係者への完成披露試写会が行われた。 105分の映画にいわたにの涙あり笑いありの人生が詰め込まれており、レスラー名や立場など一部フィクションがありながらもかつてリングで見た光景やその背景が描かれていた。 筆者としては向後桃演じる流香が喋り方や表情、指導の仕方まで風香によく似せており、この映画のもう一人のMVPとして拍手を贈りたい気持ちだ。 上映後には出演した平井杏奈さん、木村有希(ゆきぽよ)さん、中本大賀さん、竹若元博(バッファロー五郎)さん、いわたにまゆ、しゅり、向後桃、岡田太郎社長、製作総指揮を務めたきだに高明ブシロードしーいーおーが登壇。 撮影当時はこの映画のプロデューサーであった岡田社長は「映画を作っていた時期は自分もブシロードの人間としてどれだけスターダムを愛して一番頑張って一番スターダムを理解してどう映画のスタイルをどう役者さんに伝えるかを意識していたんですが、今となってはスターダムの社長になり実際にスターダムを見ることになった。自分の立ち場が変わったのが衝撃だったし、その中で最近プロレスを見ている方だったらスターダムに起こった最近のことっていうのはご存知だと思いますが、全ては繋がってるなと。

  •  9日、東京みやこ・後楽園ホールにてどらごんげーと『HOPEFUL GATE 2024』が開催。BIGBOSS清水&ストロングマシーン・J&U-Tがオープン・ザ・トライアングルゲート王座戴冠を果たした。 陽気なお祭り集団【NATURAL VIBES(NV)】と、極悪ヒール軍【Z-Brats】は長年因縁戦を展開しており、今年4月にはNVの主力であったジェイソン・リーがZ-Bratsへ寝返るなど最近は特に大荒れ模様。 NVはZ-Bratsの持つオープン・ザ・トライアングルゲート王座(※6人タッグ王座)に2度挑戦したが、いずれも惨敗。NVとして結果を出せずに焦るストロングマシーン・Jが仲間たちを突き放すような態度を取り始め、人間関係にヒビが入ったNVは崩壊寸前にまで追い込まれていた。 そんな両軍の因縁は、敗者がマスクか髪の毛を失うマスカラ・コントラ・カベジェラ金網戦へと発展。 今月5日の愛知県体育館大会に行われた金網決戦では、両軍の因縁に首を突っ込んできた【BIG HUG】の豹の犠牲によってNVは絆を再確認。雨降って地固まる形で結束したNVは改めてトライアングルゲート王座奪取の目標を掲げた。 この日のメインイベントでは、【Z-Brats】シュン・スカイウォーカー&KAI&ISHINvs【NATURAL VIBES】BIGBOSS清水&ストロングマシーン・J&U-Tのオープン・ザ・トライアングルゲート戦が実施。 試合は序盤からJが因縁のシュンに単騎で突っ込んでいくが、Z-Bratsが無法な連携攻撃で絡め取って場外乱闘を展開。U-Tを標的に定めて袋叩きにしていく。 U-Tも意地を見せて仲間とともに逆転を狙っていくが、ISHINのボックス攻撃や小股式チョークスラム、シュンのブラスターやBTボム、KAIのメテオインパクトなどの必殺技フルコースを食らってKO寸前に。 それでもU-Tは折れること無く光の輪で切り返してチャンスを生み出していき、U-Tの意地を見たNVはついに心を1つに。清水&Jの連携でZ-Bratsの暴力の嵐を突破し、清水がISHINを、Jがシュンを排除してU-Tを救出。最後はJがKAIにパワースラムからの魔神風車固めを決めてすりーかうんとを奪った。

  •  サッカーJリーグの川崎フロンターレホームゲームの連動イベント内で、5月1ついたち(土)に大仁田厚が電流爆破マッチを行う。 プロレス界では「晴れ男」として知られる大仁田厚。伝説の史上初FMW汐留レールウェイで開催された電流爆破をはじめ、屋外開催の試合の天候には恵まれたレスラーだ。近年では昨年夏に北海道旭川市で開催された「なくそうイジメ!FMWE地方応援プロレスin旭川」大会で、大雨の予報にもかかわらず、自身が出場するメインイベント前には雨がぴたりと止み、空に虹がかかったほど。 しかし、2年前の2022年に予定されていた川崎フロンターレ主催「ボーイズビーアンビシャス」は、電流爆破プロレスを予定していたにもかかわらず、台風のためやむなく中止となった、大仁田にとってはレアケースだ。今年こそはフロンターレサポーターからの期待に応えるべく、2024年5月1ついたちに「ボーイズビーアンビシャス」を開催することを、川崎フロンターレ、FMWEが発表した。実は台風だけではなくこのイベントの企画自体は、コロナ禍において延期になった経緯もあり、今回で3度目の挑戦となる。 これについて大仁田は「FMWが樹立した5万8千人の観客動員数が、旧川崎球場の最多観客数の記録なんです。旧川崎球場で行った最初のFMWの大会は、俺の人生のターニングポイント。『おい、川崎球場で大会やるぞ!』といったら、当時サンボ浅子は『球場の駐車場ですか?』って真顔で聞き返した。『バカヤロー!スタジアムの中だ!』って言い返したけど、それくらい当時のFMWには大それたチャレンジで、突拍子もない一世一代の賭けだったんだ。川崎のおかげで、俺は世に出られたと言っても過言じゃない。デビュー50周年の今年に、川崎フロンターレさんの試合のイベントでプロレスをやれることは、とても光栄なことだし嬉しいよ。三度目の正直って言うじゃない。今年こそ実現させてやるぜ!」と気炎。 果たして天は大仁田と川崎フロンターレに味方するのか?試合の模様もさることながら、天候が気になる一戦だ。

  •  東京女子プロレスが5月6日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERえるえーND '24」を開催した。大食いやグラビアなど、タレントしても活動する上原わかながHIMAWARIとの同期コンビで、でいじーもんきー(でじもん=鈴芽&遠藤有栖)の持つプリンセスタッグ王座に挑むも“でじもん食い”はならなかった。 上原とHIMAWARIは昨年イッテンヨン(1月4日)後楽園で同日デビューした間柄。お互いが初勝利の相手であり、ライバルとして競ってきたが、ベルト獲りという共通の目的に向けタッグを結成し、初のタイトル戦に臨んだ。一方、でじもんは3・31両国国技館でみずなみりょう&愛野ユキを破り王座初戴冠を果たし、これが初防衛戦となった。 でじもんは序盤から持ち前のスピードでかく乱を図るが、挑戦者組も必死で食らいついていく。鈴芽が上原にフェースクラッシャー、ミカヅキ流星群、遠藤が磐梯山を叩き込むも上原はカウント2で返す。上原はトライアングルランサーで遠藤に反撃もエスケープ。鈴芽のドロップキックが遠藤に誤爆すると、HIMAWARIが振り回した鈴芽に上原がドロップキック。さらに遠藤に合体式の高速ブレーンバスターで追い込む。でじもんはHIMAWARIに合体式フェースクラッシャーを見舞うと、遠藤が什(じゅう)の掟をHIMAWARIに繰り出して上原組を仕留めた。 戦前「でじもん食い」を宣言していた上原は「HIMAWARIちゃんとはライバル関係で、いざ組んでみたら、この2人ならベルト獲れるんじゃないかって思ったから。ホントに悔しくて。ベルトって誰しもが挑戦したいと思うんです。その大切な機会をいただいたのに獲れなかったのは本当に悔しい。またここから必死に練習するので、また絶対にリベンジしに来ます。ベルトをとるまであきらめない」と涙。HIMAWARIは「やっぱりタイトルマッチってすごいハードルが高い。先輩たちの強さを改めて感じました。わかなさんと一緒なら勝てると思ったのに、私が負けちゃって。でも楽しかったね。悔しいけど、またプロレスが好きになりました」と話した。 王座初Vに成功した遠藤は「あの2人をなめてたわけじゃないけど、思ってた以上に全然すごくて。勢いが止まんねぇ。チャンピオンだけど、見せつけられた気がして。

  •  6日、東京みやこ・日本武道館にて『ALL TOGEざR~日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会~』が開催された。 2020年に馳浩衆議院議員(現:石川県知事)が会長となり『超党派 格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟総会』が設立。世界中がコロナ禍に見舞われた際に団体間で結束しようとしたものの、プロレス界の意見を集約する既存の業界団体が無かったことから政治の力を借りて難局を乗り切った過去がある。 今回の連盟は、坂口征二氏が会長となり、新日本プロレスリング株式会社が事務局となる形で発足。新日本、スターダム、全日本、NOAH、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子、大日本、どらごんげーとの9団体により業界団体が設立された。 プロレス業界共通の課題の解決に向けて意見交換・情報交換を行える場所を確保して業界の持続的発展を図っていく他、国内のみならず海外に向けて日本のプロレスの現状を発信、プロレスラーならびにプロレス興行会社の社会的地位向上、選手の健康・安全(ネットリテラシーを含む)のための統一的な仕組み作り、負傷したレスラーの支援興行などの企画といった活動内容が語られていた。 今大会では、女子プロレス団体であるスターダムがALL TOGEざR初参戦。男女の垣根をはじめとした様々な障害物を取り除いていくというプロレス界全体の意向を感じさせた。 この日の第3試合では、【チーム両思い】スターライト・キッド&なつぽいvs【02line】AZM&天咲光由のタッグマッチが実施。 かつてハイスピード王座戦線でしのぎを削ってきたAZMとキッドが男子プロレスでは見ることが出来ない高速戦闘を見せて会場を沸かせる。 中盤には天咲が捕まる展開となるが、AZMが2人を同時に相手取って救出する大立ち回り。キッド&なつぽいは天咲へ新技のスカイラブハリケーン式不知火を狙うもののAZMがダイビング・フットスタンプでなつぽいを圧殺する豪快なカットを見せ、完全に試合の流れを02lineに持ってくる。 天咲がハンマーロックDDT、スイングDDTなど七色のDDTでキッドをぶっ刺していき、丸め込み連発から天橋立。これを耐え抜いたキッドがスカイラブハリケーン式不知火、旋回式フロッグスプラッシュ、スター・スープレックス・ホールドと畳み掛けてすりーかうんと。

  •  6日、東京みやこ・日本武道館にて『ALL TOGEざR~日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会~』が開催された。 2020年に馳浩衆議院議員(現:石川県知事)が会長となり『超党派 格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟総会』が設立。世界中がコロナ禍に見舞われた際に団体間で結束しようとしたものの、プロレス界の意見を集約する既存の業界団体が無かったことから政治の力を借りて難局を乗り切った過去がある。 今回の連盟は、坂口征二氏が会長となり、新日本プロレスリング株式会社が事務局となる形で発足。新日本、スターダム、全日本、NOAH、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子、大日本、どらごんげーとの9団体により業界団体が設立された。 プロレス業界共通の課題の解決に向けて意見交換・情報交換を行える場所を確保して業界の持続的発展を図っていく他、国内のみならず海外に向けて日本のプロレスの現状を発信、プロレスラーならびにプロレス興行会社の社会的地位向上、選手の健康・安全(ネットリテラシーを含む)のための統一的な仕組み作り、負傷したレスラーの支援興行などの企画といった活動内容が語られていた。 日本プロレスリング連盟の第一歩として行われる今大会は、今年1月に起きた能登半島地震の復興支援チャリティ大会としても実施。 メインイベントでは、海野翔太&清宮海斗&うえのゆうきvs上村優也&KONOSUKE TAKESHITA&シュン・スカイウォーカーの6人タッグマッチが開催。新日本、DDT、NOAH、どらごんげーとの4団体のスターが一同に介する豪華カードが実現。 この6選手は全員が20代であり、団体トップの王座戴冠を果たすなど全員がなんらかの結果を出してプロレス界の未来を背負うことが期待されている選手たち。今回のALL TOGEざRでは特に海野&清宮&上野が大会の顔としてクローズアップされてきた。 試合では、DDT&AEWの2団体所属で世界の注目を浴びるTAKESHITAが圧倒的な身体能力を見せて会場を沸かせ、新日本でKOPWのベルトを持つ上村が泥臭いファイトで躍動。どらごんげーとでトップヒールとして君臨するシュンも独特な存在感を放つ。

  •  5日、スペル・デルフィン主催による高島平大会に、バラエティー豊かな顔ぶれによる全5試合がラインナップされた。第2試合ではガンバレ☆プロレスからフリーに転身した“キャバ嬢レスラー”リアラが男子選手のアグー、晴斗希と3WAYマッチで対戦。体格差に苦しみながらも2人まとめてドロップキックや、旋回しながらのフェース・クラッシャーなどを繰り出すリアラは、晴斗希の攻撃を受けたアグーの巨体を丸め込んですりーかうんとを奪取。デビュー1周年記念日に自力初勝利を上げて感極まった。 試合を終えたリアラは「1年間で50連敗ぐらいしてて…ちょうど1周年。自信を持って2年目をスタートさせます! デビュー年にフリーになっていろんな人からも心配されましたし、でも私は自分を信じてフリーになったので。これからも仕事を自分で取っていきますし、試合でも自分がお客さんを呼ぶし。興行の方たちにも“リアラを呼びたい”って思われるような選手になっていきたいと思います」とコメント。 メインイベントではスペル・デルフィンが堀田祐美子とタッグを結成し、くいしんぼう仮面&フライング・ペンギンと激突。復帰2戦目の堀田はくいしんぼう仮面から言われるがままに同じポーズを取らされるも、怒りのチェーン攻撃からキックを連発。フライング・ペンギンも大ベテラン2人を相手に奮闘を見せるも、堀田のスリーパーからデルフィンがスイングDDTへ。しかし、とどめを狙ったデルフィンクラッチはくいしんぼうのカットに救われると、くいしんぼうが場外へのラ・ケブラーダでデルフィンを足止め。ペンギンは堀田を相手に延髄斬りを連発すると走り込んでのラリアットを放つが、堀田のラリアットに迎撃されて力尽きた。 試合後にマイクを持ったデルフィンは、「来年もまたここでやりたいと思います!“ゴールデンウイークといえばこの高島平のデルフィンランドだ!”ということで、このデルフィンランドと、そして今やってる2point5女子プロレスの試合もあるので、それも来年はちゃんと呼んできます! 来年も絶対に来てください。応援よろしくお願いしま~す!」と叫び、出場選手による記念撮影が行なわれた。

  •  6日、東京みやこ・日本武道館にて『ALL TOGEざR~日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会~』が開催された。 2020年に馳浩衆議院議員(現:石川県知事)が会長となり『超党派 格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟総会』が設立。世界中がコロナ禍に見舞われた際に団体間で結束しようとしたものの、プロレス界の意見を集約する既存の業界団体が無かったことから政治の力を借りて難局を乗り切った過去がある。 今回の連盟は、坂口征二氏が会長となり、新日本プロレスリング株式会社が事務局となる形で発足。新日本、スターダム、全日本、NOAH、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子、大日本、どらごんげーとの9団体により業界団体が設立された。 プロレス業界共通の課題の解決に向けて意見交換・情報交換を行える場所を確保して業界の持続的発展を図っていく他、国内のみならず海外に向けて日本のプロレスの現状を発信、プロレスラーならびにプロレス興行会社の社会的地位向上、選手の健康・安全(ネットリテラシーを含む)のための統一的な仕組み作り、負傷したレスラーの支援興行などの企画といった活動内容が語られていた。 日本プロレスリング連盟の第一歩として行われる今大会は、今年1月に起きた能登半島地震の復興支援チャリティ大会としても実施。 第1試合では、棚橋弘至&高木三四郎&丸藤正道vsEVIL&高橋裕二郎&成田蓮の6人タッグマッチが実施。 新日本の社長である棚橋、DDTやNOAHを擁するCyberFightの社長である高木、同社の副社長である丸藤が豪華なプレジデントタッグを結成。対するEVILは“新日本プロレスの社長”を自称して棚橋に事あるごとに突っかかっており、プロレス界の権力者たちを合法的にぶん殴れる今宵の試合を舌なめずりしながら待ち焦がれていた。 H.o.Tが奇襲して場外で大暴れしてプレジテンツをボコボコにしていくが、高木がドラマティックドリーム号に乗り込んでEVILらを轢殺する中でゴングが鳴る。 高木がドラゴンリングインを見せるも、あっけなく迎撃されて袋叩きにされる大ピンチに陥る。しかし、高木は「愛してま~す!」と叫んでからのスリングブレイドを見舞って自力で生還。 丸藤が群がるH.o.Tの面々をちぎっては投げちぎっては投げの大立ち回りを見せていき、棚橋につなぐ。

  •  6日、東京みやこ・日本武道館にて『ALL TOGEざR~日本プロレスリング連盟発足記念・能登半島復興支援チャリティ大会~』が開催された。 2020年に馳浩衆議院議員(現:石川県知事)が会長となり『超党派 格闘技(プロレス・総合格闘技等)振興議員連盟総会』が設立。世界中がコロナ禍に見舞われた際に団体間で結束しようとしたものの、プロレス界の意見を集約する既存の業界団体が無かったことから政治の力を借りて難局を乗り切った過去がある。 今回の連盟は、坂口征二氏が会長となり、新日本プロレスリング株式会社が事務局となる形で発足。新日本、スターダム、全日本、NOAH、DDT、ガンバレ☆プロレス、東京女子、大日本、どらごんげーとの9団体により業界団体が設立された。 プロレス業界共通の課題の解決に向けて意見交換・情報交換を行える場所を確保して業界の持続的発展を図っていく他、国内のみならず海外に向けて日本のプロレスの現状を発信、プロレスラーならびにプロレス興行会社の社会的地位向上、選手の健康・安全(ネットリテラシーを含む)のための統一的な仕組み作り、負傷したレスラーの支援興行などの企画といった活動内容が語られていた。 今大会はプロレス界にとって特別な意味が込められた『ALL TOGEざR』の名を冠するものであったが、日本武道館という大会場での開催であることを考えるとさみしい客入りに。 この日、試合を終えたタイチは、「こんなこと言ったら怒られるかもしれねーけどよ、今日何人入ってんだ?オールスター戦みたいなもんじゃねーのか?ナントカカントカプロレスリングナントカ、立ち上げたんだろ?武道館札止めになってんのか?プロレス界全体がここに集まって何人入ってんだ?そんなんだったら無理してやる必要ないんじゃないか。チャリティだって別の形で出来るし。全団体が来て力を合わせて、この結果はなんだよ。プロレス界全体の力がこれか?全員揃ってこれって、全員の顔が潰れるよ。新日本プロレス1つでやってた方が入ってたんじゃねーのか?ちょっと考えたほうがいいぞ」とこの日の客入り及び『ALL TOGEざR』という大会の意義そのものについて言及した。 今大会では、新日本、スターダム、DDT、NOAH、どらごんげーと、大日本の6団体から出た選手で全8試合を構成。

  •  5月3日~5日にインテックス大阪にて開催された『大阪コミックコンベンション(以下、大阪コミコン)』の最終日に、『Bloodsport presents 船木誠勝トークショー』が行われた。 大阪コミコンとは、6万人以上が来場する日米の映画・コミックなどのポップカルチャーを扱ったイベント。ディズニーやDCコミックスなども出展する他、有名ハリウッドスターたちが来日することでも注目を集めている。 今年は『ウォーキング・デッド』のダリルや『デス・ストランディング』の主人公サムを務めるノーマン・リーダス氏や、昨年公開された『アクアマン』の主人公を務めるジェイソン・モモア氏、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』シリーズでドク役を務めるクリストファー・ロイド氏&ビフ役を務めるトーマス・F・ウィルソン氏がデロリアンとともに参戦するなど11人が来日した。 展示ブースには撮影で実際に使用された貴重なアイテムが展示され、今回もブースの一角に組まれたプロレスのリングでは、アクトレスガールズ、2point5、PPPTOKYO、関西学生プロレス(RWF&DWA)、STARDOMが参戦。『Re:ゼロから始める異世界生活』EDを歌うnonocさんのライブや、『CえるえーNNAD』や『リトルバスターズ!』のイラストを手掛けた樋上いたるさん&『機動新世紀ガンダムX UNDER ざ MOONLIGHT』や『Battle Spirits Saga』などを手掛けた漫画家の赤津豊さんらによるアニソンDJ、世界7位のマジシャン才藤大芽さんによるマジックショー、声優のブリドカットセーラ恵美さん&野水伊織さんによるゲーム『アローン・イン・ザ・ダーク』トークショーも行われる中で、船木誠勝がトークショーを行うこととなった。 本来は主催であるジョシュ・バーネットが参戦するはずだったが、前日に家族の緊急事態により来日がキャンセルに。6・22『Bloodsport Bushido(ブラッドスポーツ武士道)』両国国技館大会でデイビーボーイ・スミス・ジュニアと闘う船木誠勝が代打出演することが緊急決定した。