Avsnitt

  •  6日、東京みやこ・新宿FACEにて『P.P.P. TOKYO Treasure & Party―夢の扉が拓くとき―』が開催。ちゃんよたと高橋奈七永が最後のシングルマッチを行った。 ちゃんよたはPPPで初めてプロレスを観戦し、『私もカッコよくて強いだけじゃなくて、すごくキレイで華のある女性になりたい』と憧れプロレスラーの道へ進み、パワーリフティングの全国大会にも出場。フワちゃんのプロレスデビューで話題を集めたスターダムにも参戦すると横浜アリーナでの試合も経験し、朝倉未来主催の『BreakingDown』への出場や、マッスルゲートなどボディコンテストにも挑戦している。 RIZINファイターの渡辺華奈から新必殺技『チャンカーナ』を伝授され、永田裕志からはナガタロックを直伝されるなど強さにも磨きをかけており、自身のプロデュース大会は超満員札止めを記録するなどプロレス界でもスター街道を突っ走っている最中だ。“筋肉系Youtuber”としても15万人以上の登録者を誇り、セクシー女優としても活躍していたが2024年9月に引退しプロレスやボディビル活動に注力することとなった。 女子プロレスラーとしてだけでなく生物としての“最強”を目指すちゃんよたは、“女子プロレス界の人間国宝”高橋奈七永との対戦を熱望。昨年3月に開催した自身のプロデュース興行にてタッグマッチで初対戦が叶った。 この試合前には、奈七永を最も良く知る中西百重さんの夫である大江慎さんとの特訓で新技『奈七永クラッシャー』(※ストマック・ブロックからの顔面踏みつけ)を編み出すなど気合十分で臨んだが、奈七永の冷蔵庫爆弾の前に敗北。 試合後には奈七永が「想像を超えてこなかった」と厳しい評価を下しながらも「この先何年か経って振り返ったときに、あのときの悔し涙があったから今があるっていつか思えるように、お前らはこの先しっかり努力して筋肉も心も磨いていけ!」とエールを贈っていた。 昨年12月には、奈七永が2025年5月24日のマリーゴールド代々木体育館大会での引退を表明。悲願であった奈七永超えをまだ果たせていないちゃんよたは、最後のチャンスとして奈七永にシングルマッチを要求。奈七永も次の時代にパッションを伝えていくべく、ちゃんよたの前に立ちはだかった。

  •  DDTプロレスが2月5日、東京・新宿FACEで『NEXT STEP GAME 2025』を開催した。悪党軍団ダムネーションT.Aの佐々木大輔&KANON&MJポーが、秋山準&HARASHIMA&松永智充を破り、KO-D6人タッグ王座の5度目の防衛に成功し、永久保持を宣言した。 佐々木組は松永を標的にいたぶるも、踏ん張った松永はKANONにラリアットを連発するなど奮闘。KANONを捕獲すると、松永がバックドロップ、HARASHIMAがそうまとう、秋山がエクスプロイダー、さらに松永がセントーンを繰り出して追い込むもカット。松永がKANONとのラリアット合戦で打ち勝つも、佐々木が場外から松永をイス殴打。KANONはスリーピーホロウからコブラツイスト2.0で絞め上げて、松永からギブアップを奪った。 V5を達成した佐々木組は、過去に第19代王者組(いりえしげひろ&いしいけいすけ&たかおそうま)、第52代王者組(さかぐちゆきお&赤井沙希&岡谷英樹)がマークした同王座の最多防衛記録の「5」に並んだ。 マイクを持った佐々木は「松永は俺の後輩だ。あんな奴に負けちゃいけねぇ。あんな即席チームに負けちゃいけねぇ。俺たちは5度目の防衛だ。俺たちを超えるチームなんか存在しない。この世に俺たちの絆を超えるチームなんか存在しない。俺たちは1万回防衛だ。誰かが死ぬまで防衛するんだ!」とキッパリ。KANONは「5回防衛。DDTの歴史に並んだぞ。最多防衛記録に並んだらしいぞ。1万回でも、1000万回でも、オマエらが飽きるまで防衛し続けてやる。このことは覚えとけ! ダムネーションT.A、フォーエバー!」と勝ち誇った。 バックステージで佐々木は「当然のように俺たちの防衛だよ。次の挑戦者すら出てこない。つまり俺たちが死ぬまで一生ってことだ!」、KANONは「6人タッグのベルトは俺たちが愛して、オマエらが飽きて“見たくないよ”って言うまで、このベルト持っててやる。今後もこの光景が続くぞ」と言い放った。 一方、秋山から「また行くのか?」と問われた松永は「行きます。この3人で仮で“中年隊”と名前決めて、とったら発表しようと思ってたんですけど…。この2人に組んでいただいて、僕が結果出さなきゃいけなかったんですけど。僕はあきらめません。またお願いします」と再チャレンジを期した。

  • Saknas det avsnitt?

    Klicka här för att uppdatera flödet manuellt.

  •  DDTプロレスが2月5日、東京・新宿FACEで『NEXT STEP GAME 2025』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025」(以下、DGC)のBブロック公式戦で、前年覇者のTo-yが須見和馬を下して、開幕から2連勝を飾り、連覇に向け視界良好となった。 前日(2・4新宿)の開幕戦で夢虹に完勝して好発進したTo-yは、先輩の高鹿佑也から殊勲の星を挙げた須見と激突。勢いに乗る須見は飛びつきフランケンシュタイナー、ステージ席からのトペ、リングに戻っての正調トペと得意の空中戦で攻め込んだ。To-yはチョップ合戦で打ち勝つと、コジマワンダーランドからコジマインパクト狙いも、かわした須見がスク~ルボ~イで丸め込むがカウントは2。さらに須見はカナディアン・デストロイヤー、スク~ルボ~イ連発もフォールは奪えず。To-yはコジマワンダーランド、変型コジマワンダーランド、そしてコジマインパクトですりーかうんとを奪った。これでTo-yは勝ち点を4に伸ばし、残る公式戦は2・9仙台での高鹿戦のみとなった。 To-yは「須見、最高に楽しかったよ。この先も俺らは仲良しこよしだ。あと1勝したら、その先はブロック同士で優勝決定戦。優勝したらクリス・ブルックス、もうすぐおまえの前に立てるぞ。それを楽しみにして、DGCを楽しんでるんだ。でも、最大の興奮はKO-D無差別級のタイトルマッチに残してるんだよ。クリス、おまえを潰してやるからな」と優勝の先をしっかり見据えた。 敗れた須見は「今日To-yさんに負けて1勝1敗。To-yさんに100%以上全力で出したんで後悔はないです。残り、夢虹さんに勝ったら4点。まだまだ決勝にいける可能性が残ってる。俺のDGCは終わらないんで見ててください!」と残り1戦での必勝を誓った。 また、Aブロック公式戦では初戦敗退スタートの中村圭吾と石田有輝が激突。石田が相撲さっぽうで攻め立てれば、中村はキックで応戦。エルボー、ヘッドバットの打ち合いになり、石田の炎掌をかいくぐった中村が変形十字架固めで丸め込んで勝ちどきを挙げた。中村は1勝1敗(勝ち点2)で望みをつないだが、2連敗を喫した石田の優勝決定戦進出は絶望的となった。中村は「勝ったぞ! やっと勝ち点2をゲットしました。

  •  5日、東京みやこ・新木場1stRINGにて『ACTwrestling Step54 新木場公演』が開催。茉莉が石川はるかを下してキング・オブ・リングエンターテイメント王座の3度目の防衛に成功した。 茉莉はREINA女子プロレスで2015年にデビューし、2018年にアクトレスガールズ所属に。2021年末にアクトレスガールズがプロレス団体としての活動を休止すると、プロレスラーとしての活動は辞めることなく“アクトレスガールズ”として専念。現在はKING王者としてアクトレスガールズの“強さの象徴”として君臨している。 今回の挑戦者である“おっとり?はんなり? 爆弾系女子”石川はるかは、元JDスターの女子プロレスラーMARUが主催する劇団に役者として出演したことで茉莉と知り合い、約1年半のトレーニングを積んで2022年5月にアクトレスガールズでプロレスデビュー。 役者としては「役に入り込みすぎてしまう」と語る石川だが、その感情の爆発力から出る表現力はかなりのもの。普段とのギャップから“おっとりはんなり爆弾系女子”の異名を取っている。 だが石川は自分自身を表現する事がリング上では難しいのか、いい試合はするものの一歩引いたポジションに甘んじたまま2年以上が経過。そんな自分の殻を破るべく石川は茉莉の持つKING王座に挑戦表明。石川のデビュー戦の相手でもありタッグパートナーでもあった茉莉は石川の感情の爆発を受け止める姿勢を見せていた。 KING王座ことキング・オブ・リングエンターテイメント王座は、プリンセス天功さんのペットであるホワイトライオンのKINGくん(1歳)がコミッショナーに就任し昨年10月に創設された王座。 さすがに新木場1stRINGにKINGくんは来場出来なかったため、この日はアクトレスガールズのスペシャルオブザーバーであるプリンセス天功さんがコミッショナー代行を務めた。 石川が奇襲をかけたことで試合が始まるが、茉莉は余裕を持って迎撃。巧みなグラウンドで制圧し、すぐに息が上がってしまった石川に情け容赦ないサッカーボールキック&チョーク攻撃と徹底的に潰しにかかる。 それでも石川は変形クロスヒールホールドで茉莉の足を潰していき、得意のセントーンをヒザに放つなど一点集中で食い下がる。

  •  5日、東京みやこ・新木場1stRINGにて『ACTwrestling Step54 新木場公演』が開催。昨年2月ついたちに亡くなった朝陽さんの追悼セレモニーが行われた。 朝陽さんはアイスリボンで2017年に14歳で“飛翔天女”豊田真奈美を相手にデビュー。身体能力の高さと歯に衣着せぬ発言でファンの感情を動かす独特なキャラクターで人気となり、“飛翔天女二世”藤本つかさの後継者としてアイスリボンのエース候補に名を連ねていた。 しかし2023年に行われるはずだったアイスリボンとアクトレスガールズの提携が解消されたことを機に朝陽さんはアクトレスガールズにレンタル移籍。そのままアイスリボンには参戦せずプロレスラーとしては活動を休止し、同年9月にアクトレスガールズに完全移籍。松井珠紗&山田奈歩とともに【てっぺん☆】を結成し、当時絶対王者であった同期の青野未来の牙城を崩すべく努力していた。 そんな朝陽さんだが、昨年2月ついたちに不慮の事故で帰らぬ人に。この前日にはアクトレスリングの公演にも出演していただけに、突然の訃報にはファンの間に悲しみが走った。 朝陽さんが亡くなってから風景が大きく変わったアクトレスリングだが、仲間を想う気持ちは不変。今公演のオープニングでは朝陽さんの追悼セレモニーが行われた。 白いドレス風衣装に身を包んだアクトレスガールズが『ELECT』『Love Riddle』に乗ってダンスパフォーマンス。 その後は朝陽さんの入場曲に乗ってダンス。皆でてっぺん☆を指さしたり、朝陽さんのムーブであった選手コール時の祈りを捧げるポーズを取って朝陽さんへの気持ちを表現。 その後は、プライベートでも非常に仲良くしていた入江彩乃が選手を代表して挨拶。 入江は涙で声を詰まらせながら「朝陽……そっちはどうですか?プロレス、楽しんでますか?私たちもそれぞれいろんなことがありながら頑張っています。これからもずっと見守っていて下さい。そして、側にいてね。アクトレスガールズはこれからもそれぞれ頑張っていきます!朝陽、大好きだよッ!」と熱い気持ちを叫ぶ。 その後は10カウントゴングが打ち鳴らされ、選手&ファンが黙祷を捧げた。

  •  DDTプロレスが2月4日、東京・新宿FACEで『DDT Meet&Greet&Fight February』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)が開幕し、Bブロックでは高鹿佑也が後輩の須見和馬に不覚を喫し、早くも断崖絶壁に立たされた。 アニマル浜口ジム出身の高鹿は2021年4月1ついたちにデビューし、同12月には遠藤哲哉が率いたバーニングに加入。遠藤や秋山準の指導を受け、DDTの有望株としてメキメキと力をつけていった。2023年の「DGC」では優勝決定戦まで進むも、後輩の正田壮史に敗れた。同11月に左ヒジを負傷し長期欠場し、復帰後はなかなか浮上できない時期が続いた。昨年12月にはKO-Dタッグ王座決定戦を巡って、先輩のTo-yとバチバチの戦いを繰り広げたが、ベルト奪取はならず。所属していたバーニングは解散し、兄貴分の遠藤はプロレスリング・ノアへ戦場を求めた。後輩の台頭も目立つなか、後がない高鹿としては、なんとしても今回の「DGC」で結果を残したいところ。 初戦の相手はデビュー月で1年半後輩の須見。序盤から高鹿は腕を攻めていき、トペ敢行も阻止され、逆に須見のトペを食らう。それでも須見の腕を攻め立てた高鹿は反り投げ、スワン式エルボー、野球チョップと攻め込むが、須見も丸め込み連発で対抗。高鹿はランニング・エルボーバット、変型フィッシャーマンズ・バスターとたたみかけるも、カウントは2。耐えた須見は変型DDT、トラースキックから必殺のスク~ルボ~イで丸め込んで電撃のすりーかうんとを奪取。先輩から殊勲の星をマークして、勝ち点2をゲットした。 優勝を狙ううえで、手痛い黒星スタートとなった高鹿は「負けた。俺はあきらめてないからな。残り2つ勝てば可能性あるんだろ。まだまだだ!」と絶叫。残りの公式戦は2・8横浜での夢虹戦、2・9仙台でのTo-y戦となるが、優勝決定戦に進むためには、もう1敗もできない状況に追い込まれた。 会心の白星発進となった須見は「高鹿さん、一番苦手で、一番きつい相手に勝つことができました。まずは初戦突破。明日、To-yさん、仙台で夢虹さん。俺は全員に勝って、このDGC、てっぺん取るんで見ててください」と優勝宣言。

  •  DDTプロレスが2月4日、東京・新宿FACEで『DDT Meet&Greet&Fight February』を開催した。4・6後楽園ホールでのKO-D無差別級王座への挑戦権をかけた、若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』(以下、DGC)が開幕。Aブロックでは、悪党軍団ダムネーションT.Aに所属するイルシオンが凶器攻撃ざんまいで先輩の中村圭吾に完勝した。 中村は2019年10月19日にデビューしたが、2度もヒザの大ケガを負い、長期欠場が重なったため、後輩の後じんを拝すことが多くなっていた。今回の「DGC」前には師事する青木真也と合同トレを敢行するなど、並々ならぬ決意で臨んだ。かたや、イルシオンは「DDTeeeen!!」で夢虹らとともに鍛錬を積み、2021年8月2ついたちにデビュー。両者のキャリアは約2年の差があるが、イルシオンは昨年10月にダムネーションT.Aに加入し、ヒールとして頭角を現してきた。 奇襲を掛けたイルシオンは鉄柱に中村の左足をぶつけ、イスでぶっ叩く。その後も、場外で中村の左足をいたぶった。耐え抜いた中村はミドルキック連打、サードロープを利したダイビング・ヘッドバット。さらに中村は飛びつきDDT、ダイビング・ヘッドバットもカウントは2。中村がヘッドバットの雨あられを浴びせると、イルシオンはドロップキックでレフェリーを吹っ飛ばし昏倒。チャンスと見たイルシオンはイスを手にするも、中村がハイキックで阻止し、ダイビング・ヘッドバットにいくも自爆。イルシオンはイスで頭、足、頭と殴打。最後はスワントーンボムを決めてトドメを刺して、勝ち点2を挙げた。 バックステージでイルシオンは「優勝したくないとか散々言ったけど全部ウソ。俺は去年の年末から溜まってる、あのクソユニット(シャーデンフロイデ・インターナショナル)への恨みがいまだに晴らせてない。こんなザコどもを倒すだけで、佐々木(大輔)さんに勝ったクリス(ブルックス)の目の前に立てるなら、めっちゃお得じゃん。優勝、KO-D無差別級狙ってるから。シャーデンフロイデのクソユニットどもを、俺たちダムネーションT.Aがぶっ壊してやる。このリーグ戦もぶっ壊してやる」と言いたい放題。イルシオンは今後、2・8横浜での石田有輝戦、2・9仙台での正田壮史戦を控える。

  • ダブプロレスの谷嵜です。先日2日(日)に名古屋では初となったEDIXプレゼンツ大阪ミクスチャin名古屋UたっぐEを開催しました。去年8月に神戸リングソウルで深夜に開催した大阪ミクスチャでの興奮覚めやらぬ頃にイベントスポンサーであるEDIX様に煽られ火を付けられた感じで名古屋でも!と声をかけて頂き、ぼんやりと話があがり10月頃に本格的に発案、企画が始まりました。そこからプロデューサー兼全てを統括する立場となり、いつものように細かく構成を考えキャスティングを考えオファーをしていき準備が始まり、いつもそれが頭の中にある状態で、他の試合をこなしつつも準備や打ち合わせ、営業等で何度も名古屋に足を運び、スポルティーバさんでも試合と告知宣伝もさせて頂いたりと。頭と体が張り詰めた状態で過ごしてました。気が付けば一瞬で月日は流れて当日を迎えていた感覚です。そんなに規模が大きいイベントではないですが、やるからには完璧で唯一無二なものを毎回提供したいと思ってまして、プロレスと他のジャンルを互いにウィンウィンになるよう相乗効果でフロアの熱が上がるように絡み合うような綿密に作ったタイムテーブルを選手演者や照明、DJ、スタッフの皆に、演出等をここはこんな感じで事前にとわりと細かく伝えてました。当日は各々が伝えた以上のポテンシャルを発揮してくれたおかげで全てが繋がっていきました。ジャンルの違う人達がそれぞれ役割のバトンを最初から最後まで熱を帯びて加速して回して行ってくれたプロフェッショナル達の仕事に現場監督をしながら場内をウロウロしながらも感動してたし、震えっぱなしでした。ミクスチャ初参加の選手もこのイベントの趣旨をしっかりと理解してくれて頼もしかったし、試合中の音も任せた若手フィメールギャルDJ Makittyちゃんは伝えていた以上の音のバランスとセンスで試合DJが初とは思えないくらい闘いにベストマッチングさせてくれたし、DJタイムも本人の個性とこちらの要望を上手く混ぜてくれるセンスを感じたし、急遽お願いしたオープニングを回してくれたMYWAYのDJ BEEFさんも要望と個性を混ぜてしっかりとその空気を作ってくれて開場からフロアをしっかりと熱くさせてくれていました。

  •  4日、東京みやこ・後楽園ホールにて新日本プロレス『ナッツRV Presents Road to ざ NEW BEGINNING』が開催。エル・デスペラードが藤田晃生を下してIWGPジュニアヘビー級王座の2度目の防衛に成功した。 デスペラードは新日本プロレスジュニアを長年牽引するアイコンの1人。 昨年6月にどうきに敗れてIWGPジュニア王座から陥落し、ヒザの手術で長期欠場。2.5次元俳優デビューなどプロレス業界外にプロレスを広める活動を行っていた。昨年11月に半年ぶりに復帰し、1・4東京ドーム大会でどうきの持つ王座に挑戦。 この試合はどうきがアクシデントに見舞われてレフェリーストップ裁定となり、5分23秒でデスペラードが勝利して王座奪還を果たした形に。デスペラードはどうきがまた帰ってくることを確信しており、その日が訪れるまでベルトを守り抜く覚悟を決めている様子だ。 藤田は高校までレスリングに打ち込み、卒業後に新日本プロレスへ入門。2021年8月にデビューし、職人肌の技巧派レスラーとして成長。ザック・セイバーじゅにあの影武者となるなどの交流もあり、ヤングライオンでありながら2023年1月に【TMDK】へ加入。海外遠征を経てヤングライオン卒業も果たし、今年1月にはロビー・イーグルスとともにIWGPジュニアタッグ王座を戴冠。同王座の最年少戴冠記録(約22歳5ヶ月)を樹立してみせた。 この日は、藤田がデスペラードの持つIWGPジュニア王座に挑戦。藤田が勝利すればジュニア二冠王となり、明確な世代交代を達成するチャンスだった。 試合はじっくりとしたグラウンドに始まり、両者足を止めての激しいチョップ合戦を展開し、序盤からデスペラードがヌメロ・ドス、藤田がネ申スペシャルと大技を狙う攻防が展開されると場内の空気はどんどんヒートアップ。 デスペラードは得意の足攻めに加えて藤田が痛めている左肩も同時に攻めるサブミッション地獄に引きずり込んで行くが、藤田もデスペラードのトペ・スイシーダを地対空レッグラリアートで撃ち落とすといったひらめきで対抗。グラウンドでも藤田が師・ザックの技であるクラーキー・キャットを繰り出すなど変幻自在のサブミッションでデスペラードをあと一歩まで追い込んでいく。

  •  3日、東京みやこ・後楽園ホールにて新日本プロレス『ナッツRV Presents Road to ざ NEW BEGINNING』が開催。エル・ファンタズモ(ELP)がジェフ・コブを制してNJPW WORLD認定TVの2度目の防衛に成功した。 NJPW WORLD認定TV王座とは、長年新日本プロレスを中継してきたテレビ朝日の提案によって企画され、『テレビ朝日とのパートナーシップを象徴する王座・ベルト』として2022年に創設。15分1本勝負にて行い、若手にもチャンスを与え、これまでタイトルマッチをあまり行ってこなかった地方大会でのマッチメイクを中心に考えていくプランが語られていた。 現王者のELPはイギリスではウィル・オスプレイのライバルとして知られ、2019年に新日本プロレスに登場。ジュニアヘビー級の第一線で活躍すると同時にばれっとくらぶの一員として悪の限りを尽くしてきたが、追放されてベビーターン。ヘビー級に転向し、ヒクレオとともにIWGPタッグ王座&STRONG無差別級タッグ王座戴冠を果たすなど実績を残してきた。 そんなELPだが、昨年10月には検査でガンが発見されたことを報告し無期限休養。世界中から心配の声が集まる中、同年12月に「ガンは克服された」という宣言とともに電撃復帰。その翌月となる今年1月には4WAYマッチでのNJPW WORLD認定TV王座戴冠を果たし、ガンを克服しての大復活劇を遂げてみせた。 この日、ELPが2度目の防衛戦の相手として迎え撃ったのはジェフ・コブ。 コブはELPが王座戴冠を果たした4WAYの試合に出場しており、自身は負けていないとして挑戦表明。1月1ついたちのサンノゼ大会で両者の初防衛戦が行われたが、両者リングアウト決着でドローに。真の決着戦として後楽園ホールでのリマッチが行われることとなった。 試合はクリーンな握手から始まり、序盤からコブがその圧倒的なパワーでELPを制圧。それでもELPは奈落式フランケンシュタイナーからのトペ・スイシーダ、場外鉄柵を飛び越えて観客席まで飛び込むラ・ケブラーダ、南側客席のゲート上からのプランチャを見せるなど驚異的な身体能力を発揮して逆転の狼煙を上げる。

  •  DDTプロレスが2月3日、東京・新宿FACEで髙木三四郎デビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」を開催した。“ミスターIWGP”永田裕志が黒潮TOKYOジャパンと異色タッグを結成し、髙木興行第2弾(4月9日、東京・上野恩賜公園野外ステージ)でバラモンシュウ&バラモンケイと対戦することが決定した。 今大会にはDDTが主催する興行ながら、DDTの所属選手が一人も出場せず。全6試合が組まれ、用意されたチケットは完売する盛況ぶり。これに手応えを感じた髙木はオープニングのあいさつで、「まだまだ縁のある人たちがいっぱいいる」として、第2弾(4・9上野)、第3弾(6月25日、新宿FACE)の開催を早くも発表。次大会からは髙木三四郎30周年プロジェクト「M&Aプロレス ~MatchMake & Agent~」の名称で実施される。 メインイベントで組まれたのは永田と黒潮の異色の一騎打ち。永田はショルダータックル連発からエクスプロイダーで投げてカバーすると、すりーかうんとが入り、99秒で秒殺。まさかの事態に髙木は「もう1回お願いします。30周年なんです」と永田にお願いして再試合へ。今度も永田はショルダータックルからエクスプロイダーで、わずか30秒で再度秒殺。髙木は「僕はもっと永田さんが見たいです」と懇願して、異例の再々試合に突入した。 永田はまたもやショルダータックルからのエクスプロイダーで決めにいくが、黒潮はなんとかカウント2でクリア。永田はナガタロックⅡも、エスケープした黒潮はジャケットパンチ連打で反撃。スワントーンボムは自爆し、永田がうでがためで絞め上げるも黒潮はロープへ。黒潮は掟破りのうでがため、バズソーキック、イケメンサルトでたたみかけるもフォールは奪えず。永田はフロント・ハイキック、ジャンピング・ハイキックからバックドロップ・ホールドでトドメを刺した。 ついたちで3勝を挙げた永田は「黒潮君、おまえ変わった奴だね。でも面白かったから、次タッグを組もうか?」と提案。黒潮は「俺と組んでくれるんですか? 俺、ある団体干されたんです。だから仲良くなりません? 大きいことする前に。次の大会あるって、言ったよな。俺たちタッグで出してくれませんか?」と要望。これを受けて、髙木が「永田さんと黒潮TOKYOジャパン、2人ともイケメン。

  •  DDTプロレスが2月3日、東京・新宿FACEで髙木三四郎デビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」を開催した。4月に引退を控えた“女子プロ界の横綱”里村明衣子とシン・広田さくらの元GAEA JAPANの同門対決が形を変えて実現した。 セミファイナルで発表されていた対戦カードは、里村vsシン・髙木三四郎 with 髙木三四郎。シン・髙木の正体が誰なのか注目を集めていたが、どうやら髙木に扮した広田のもよう。 元同門の登場にも泰然自若の里村はローキック連打。シン・髙木はカンチョー、テキサス・クローズラインも効かず。セコンドの髙木が里村の足を引っ張り、シン・髙木がカンチョー。場外戦となり、ステージ席に移ると、髙木が戦闘用チャリンコのドラマティック・ドリーム号を持ち出すも、里村が反撃し、2人をチャリンコでひく。リングに戻ると、シン・髙木がドロップキック、カンチョー。髙木が乱入し、里村に雪崩式ブレーンバスター。里村はサトムラ・スペシャル(側転式ニードロップ)で髙木を排除。シン・髙木が里村を捕獲し、髙木がストーンコールド・スタナーを狙うも誤爆。里村は髙木をスコーピオライジングでKOすると、シン・髙木にオーバーヘッドキック一閃。里村は2人まとめてカバーして、すりーかうんとを奪った。 バックステージで里村は「髙木さんが同期として、30周年で呼んでくださって。今までDDTに参戦させていただいた感謝を込めて出させていただきました。髙木さんとはもうリング上で関わることはないと思ってたんでうれしかったです」と感無量の様子。コメントブースに現れた髙木は「里村さんにはお世話になったんですよ。女性初のKO-D無差別級王者ですよ。DDTの歴史で欠かせない人なんで。東京ドームの路上プロレス、みやこ電プロレスにも出てもらえたし、たけしたこうのすけ(KONOSUKE TAKESHITA)とも試合してもらって、ありがとうございました」と感謝の弁。シン・髙木は「もっと私に感謝しろよ。私がコスプレを命としてなけりゃ、このカードがあり得なかった。今日ほどシンでよかったと思ったことはない」と話した。

  •  DDTプロレスが2月3日、東京・新宿FACEで髙木三四郎デビュー30周年記念大会「NEVER SAY NEVER」を開催した。“極悪女王”ダンプ松本が降臨し、阿部三四郎レフェリーのアシストを得て、バラモン兄弟(バラモンシュウ&バラモンケイ)を制した。 ダンプは大鷲透とのコンビでバラモン兄弟と異色対決。レフェリーを務めるのは、どう見ても髙木三四郎の変身。かつて極悪同盟びいきの悪党レフェリーとして活躍した阿部四郎さんが元ネタだ。 ダンプ組は竹刀殴打で先制攻撃するも、バラモン兄弟が阿部レフェリーにパウダーを投げて、44秒で反則負けに。帰ろうとするバラモン兄弟に対し、ダンプは「ふざけんな。今日は30周年だぞ。帰る気か? ギャラ泥棒だな。ギャラ払わねぇぞ。ガタガタ言わないで上がれ!」と一喝。 リングに戻ったバラモン兄弟は場外カウントなし、反則裁定なしのトルネードマッチを要求し、再試合が開始。 バラモン兄弟は大御所のダンプにも容赦なく水を浴びせる。さらにボーリング攻撃とやりたい放題。ダンプは竹刀で応戦も、大鷲に誤爆してしまう。シュウの鉄板攻撃がケイに誤爆すると、阿部レフェリーがケイに水をぶっかける。すかさずダンプがケイを一斗缶で殴打し、ボディプレスで圧殺すると、阿部レフェリーが本家もビックリの超高速カウントでスリーが入った。 マイクを持ったダンプは「髙木さん、30周年おめでとうございます。35周年、40周年と頑張ってください。大変だと思うけど大丈夫です。また出ます!」とプロデューサーの髙木を激励した。

  •  3日、今月16日に開催される『後楽園ホール ワンマッチ興行 ウナギ・サヤカ 殿はご乱心 我が名は』についての記者会見が行われた。 ウナギは2019年1月に東京女子プロレスでデビューし、2020年11月からスターダムに参戦。後に所属となるも “ギャン期”に突入してスターダムから飛び出し、現在はプロレス界を股にかけた“査定”の旅をおこなっている。 あまたの女子団体で引っ張りだこである他、全日本プロレスで諏訪魔と壮大な痴話喧嘩を繰り広げたり、大仁田厚と電流爆破戦を行ったり、ぜろわんの火祭り参戦を果たしたりと男子プロレス界でも大暴れ。株式会社ウナギカブキの社長としても辣腕を振るっている。 その勇名は海外にも轟き、アメリカの女子団体『KITSUNE』では初代王座を戴冠。JTO GIRLS王座、アイアンマン王座も併せてシングル三冠王として君臨した時期もあり、昨年9月にはCMLL日本女子王座も戴冠。知名度だけではなく確かな結果も残してきた。 破天荒な言動が目を引く行動力の化身であり、そのハングリーな姿勢は男女問わずあまたのレジェンド選手たちが高く評価。昨年1月には後楽園ホールで自主興行を開催し、チケット完売という稀有な実績を打ち立てた。同年9月の後楽園自主興行第2弾では2025年4月26日に両国国技館で自主興行『ウナギ絶好調』を行うことを発表。全財産をはたいて破産覚悟で単身国技館進出を決めた傾奇者ぶりには業界内外から尊敬と畏怖の念を集めている。 そんな大勝負にさきがけ、今月16日にはウナギが女子では初の後楽園ホールワンマッチ興行を開催。30周年となる今年4月29日のセンダイガールズ後楽園ホール大会で引退を決めている里村明衣子と最初で最後の一騎打ちを行うこととなった。 ウナギは「7月に里村明衣子が引退すると発表して、『やりたい奴は名乗りを上げてこい』と。あのときに多分かなりの女子レスラーがシングルで対戦したいとメチャクチャ思ったはずなんですよ。でも、そこで普通に『対戦お願いします』って私が行くわけないじゃないですか。ずっと私もワンマッチやりたいと思っていたので、引退を聞いたときに『これしかない』とソッコーで後楽園を押さえました」と本興行開催の動機と意気込みを語る。

  •  2日、東京みやこ・後楽園ホールにて『スターダムはたあげげ14周年記念大会 STARDOM Supreme Fight in KORAKUEN 2025 Feb.』が開催。上谷さやが鈴季すずを制してワールド・オブ・スターダム王座の初防衛に成功した。 上谷はアイドルとして培ってきた美貌と運動神経でベビーフェイスの道を突き進んで来たが、自身のユニット【Queens Quest】の事実上の崩壊、ファンからの誹謗中傷問題などもあり、さらに心の傷を広げた上谷は闇堕ち。刀羅ナツコ率いる悪の軍団【H.A.T.E.】に加入し、残酷で傲慢で妖艶な女王様と化してしまった。 狂気を深めていく上谷は師でもあり仇敵でもある中野たむとの抗争を展開し、昨年12月にはたむを撃破してついに赤いベルト(※ワールド・オブ・スターダム王座)をその腰に巻いた。 上谷は1月の後楽園ホールにて、以前からライバルとしてしのぎを削ってきた鈴季すずを初防衛戦の相手に指名し「跪いて足を舐めろ」と要求。 これを受けたすずは足を舐めると見せかけて噛みつき「おうおう、お前足くせーぞ?きもちわりっ。お前ちゃんと風呂入ってっか?もしかしてお前、風呂キャンセル界隈か?もしかしてマコモ湯とか浸かっちゃってる?足メチャクチャくせーんだよ!」とキレッキレの煽りで対抗。“美人なのに足が臭い”というレッテルを貼られた上谷は限りない恥辱を受けていた。 試合は序盤から激しい場外戦となり、上谷が「テメーのほうがくせーんだよ!」とすずの頭から水をぶっかけた上で顔をベロリと舐めて消毒。これにブチ切れたすずがエプロン上でのパイルドライバーでぶっ刺し、観客から奪った傘で殴打。ラフファイトの攻防は一日の長あるすずが制する。 闘いの場がリングに戻ると、互いに雄叫びを上げながらゴツゴツとしたヘッドバッド合戦を展開。これを制したすずが雪崩式ジャーマン・スープレックスからロコモーション式ジャーマン3連撃からバズソーキック。ダメ押しとばかりにコーナーに上っていくが、上谷が雪崩式フランケンシュタイナーで切り返す。 さらに上谷がリバース・フランケンシュタイナーで頭から突き刺すが、すずもすぐに起きてリバース・フランケンシュタイナーで反撃。それでも折れない上谷がさらにリバース・フランケンシュタイナーからスター・クラッシャーを決めてすりーかうんとを奪った。

  •  2日、東京みやこ・後楽園ホールにて『スターダムはたあげげ14周年記念大会 STARDOM Supreme Fight in KORAKUEN 2025 Feb.』が開催。【NEO GENESIS】スターライト・キッド&AZM&天咲光由がアーティスト・オブ・スターダム王座戴冠を果たした。 最強のユニットを決める意味合いもあるアーティスト・オブ・スターダム王座(※6人タッグ王座)は、【COSMあいしー ANGELS(コズエン)/最上級トリオ】中野たむ&なつぽい&あのうサオリが所持。3人ともアクトレスガールズ時代からの関わりが深く、愛憎の限りを尽くすドロドロの抗争を経て強い絆で結ばれている。 この日、最上級トリオに挑戦したのは【NEO GENESIS】スターライト・キッド&AZM&天咲光由。 NEO GENESISは20代の若い選手たちでスターダムの新しい時代を創るべく驀進するギャルユニットであり、キッドはワンダー・オブ・スターダム王座(※白いベルト)、天咲はフューチャー・オブ・スターダム王座(※若手王座)、星来芽依がハイスピード王座を持つなどユニットとしても確かな結果を残してきている。 試合はNEO GENESISの奇襲に始まるが、最上級トリオもすぐに態勢を立て直して3人でのコンビネーションで対応。人生キャリアで勝る王者組が一気呵成に押し込んでいく展開となるが、NEO GENESISもサブミッションの三重奏で逆転。終盤戦まで一進一退の攻防が続いていく。 最後に勝負を託されたのはあのうとAZM。AZMが腕関節への一点集中攻撃を積み重ねていくが、たむ&なつぽいが救出してあのうとともにジャーマン・スープレックスの三重奏。さらになつぽいがフェアリアル・ギフト、たむがタイガー・スープレックス・ホールド、あのうがタンタンドルと畳み掛けていくがAZMは気迫のキックアウト。あのうはポテリングで決めにかかるが、天咲が救出してAZMと合体DDT。最後はAZMがダブルアーム式カナディアン・デストロイヤーからあずみ寿司を決めてあのうからすりーかうんとを奪った。

  •  30日(木)、川崎・シードリング道場にて練習生の『せいな』と『ゆき』がプロテストに初挑戦。南月たいよう代表と中島安里紗マネージャーが見守る中で基礎の運動、受け身、ロープワークなどこれまでの練習の成果を披露し、最後はスパーリングが行なわれた。ひと通りのメニューを終えると、ゆきは「今日初めてスパーリングで(せいなから)1本取れたことが、自分の中ですごい成長でした。これからも1分1秒、精進し続ける人になります」。せいなは涙ながらに「自分が決めきれなかったのは本当に悔しいです。でも“負けたくない”っていう気持ちは誰にも負けないと思ってます!」とそれぞれコメント。 審査員による協議が終わると、南月は「せいなは不合格です。プロテスト受かるってことは、もうプロになるわけで。まだ試合ができるレベルに達してないから」と理由を説明。しかし足の負傷をおしてのプロテスト挑戦には「すごく気迫も感じられたし、気持ちがちゃんと伝えられるなと思いました」と一定の評価も与え、2月中の再テストを通告する。中島はせいなに対し「今日“やる選択”をしたのは私はすごい成長だと思うし、そういうせいなが初めて見れたから良かったと思いました。しっかり積み重ねていけるように日々頑張ってください」と次回に期待を寄せた。 続いて南月は「ゆきに関しては“まだ△かな”という。基礎体力はしっかりついてるけど追試していいですか?」と追加メニューが緊急決定。光芽ミリアと花穂ノ利による投げの連発から南月もリングに上がり、ゆきの顔を張って挑発すると、ゆきは張り手やドロップキックの連発を繰り出していく。 南月は「その気持ちを最初から自分で出せるように。伝えなきゃ。今の気持ちを忘れずにこれからも努力して、素晴らしいレスラーになっていってください。闘いのある『魂の女子プロレス』ができるようにこれからも頑張りましょう。合格です!」。中島はゆきについて「私は最初から合格だったんですけど…(笑)。基礎体も完璧で受け身もしっかりしてたし、何より“絶対に受かるんだ”って気持ちが最初から見えてたので。強い思いがいいなって思ったんだけど、スパーリングで1本取れなかったところでちょっと心が折れそうになってる瞬間が見えてしまったのが。最後1本取り返してたのが良かったと思うし、ここからだと思うので。

  •  3ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにて『ジャイアント馬場没25年追善〜太陽ケア引退試合〜 木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』が開催。太陽ケアが約30年の現役生活に幕を下ろした。 太陽ケアはハワイからジャイアント馬場さんに直訴して全日本プロレスに入団。1994年11月26日にデビューし、三冠ヘビー級王座戴冠、2度のチャンピオン・カーニバル制覇、7度の世界タッグ王座戴冠など輝かしい結果を残してきた名選手。2013年にハワイ大学で経営学を学ぶべくプロレスの最前線からは離れ、以降はスポット参戦で日本のファンの前に姿を見せていた。 2023年6月にはケアが4年ぶりに来日して鈴木みのる&MAZADAらと一夜限りのGURENTAI再結成を果たしていたが、2025年1月3ついたちを以ての引退を発表。ゆかりある馬場さんの没25年追善大会でリングを去ることになった。 ケアの引退試合はメインイベントにて実施。この試合はジャイアント馬場没25年追善&和田京平レフェリーデビュー50周年記念の冠をつけられた特別な試合。太陽ケア&鈴木みのる&MAZADA with NOSAWA論外vs秋山準&丸藤正道&小島聡という“あの頃”の全日本プロレスを思わせる6人タッグマッチで行われた。 試合はケアと秋山によるじっくりとしたグラウンドに始まり、全日本の道場で何万回と繰り返したであろう基礎に忠実なレスリングを見せていく。 小島とみのるが逆水平チョップでバチバチと打ち合う中、闘いは場外戦へと発展。放送席の小橋建太さんのもとへとなだれ込み、みのるが小島を差し出すものの小橋さんはチョップを拒否。しかし、小島がリバースしてみのる、ケアを差し出すと小橋さんも笑顔で強烈な逆水平チョップ。その後はGURENTAIの面々で小島の顔面を踏みつける光景を論外がスマホで記念撮影を行うなど明るく楽しい光景が広がる。 最後はケアと秋山の対面に。真っ向からのエルボー合戦を展開し、ケアがTKOを決める。しかし、これを返した秋山がニーパッドを下ろしてのランニングニー、エクスプロイダー、リストクラッチ式エクスプロイダーと畳み掛けてすりーかうんとを奪った。 試合後にはケアの引退セレモニーが行われ、川田利明、渕正信、TARU、むとう敬司と縁の深い面々が花束を贈呈。 ケアは「まずは、ジャイアント馬場さんに感謝の言葉を贈りたいです。

  •  3ついたち、東京みやこ・後楽園ホールにて『ジャイアント馬場没25年追善〜太陽ケア引退試合〜 木原文人リングアナデビュー35周年記念大会』が開催された。 今大会は、1999年1月3ついたちに亡くなったジャイアント馬場さんの追善興行。さらに木原文人リングアナデビュー35周年記念、大仁田厚デビュー50周年記念、和田京平レフェリーデビュー50周年記念、太陽ケア引退試合と様々な記念的試合が盛り沢山。 往年のプロレス界を彩った名選手たちがおおぜい登場することもあり、今大会は東西のバルコニーから南側客席の後ろまで立ち見客がギッチリという文字通りの“超満員”となった。 大会オープニングでは、ジャイアント馬場追善セレモニーが実施。 登壇者(敬称略)は、天龍源一郎、川田利明、田上明、小橋建太、ザ・グレート・カブキ、グレート小鹿、百田光雄、タイガー戸口、和田京平、福田明彦、西永秀一、秋山準、丸藤正道、井上雅央、太陽ケア、嵐、北原光騎、浅子覚、大森隆男、本田多聞、こしなか詩郎、渕正信、大仁田厚、松永二三男、倉持隆夫、梅垣進、大隅良雄、緒方理咲子、緒方公俊、タイガー・ジェット・シン(※映像出演)。セレモニー後にはドリー・ファンクじゅにあも映像でメッセージを送った。 そしてケアは引退セレモニーで「ジャイアント馬場さんに感謝の言葉を贈りたいです。ありがとうございます。僕を拾ってくれたことは、馬場さんにとってはチャンスでもありギャンブルでもあった。でも、馬場さんがいなければ今ここに私はいません。馬場さんは僕のことを信じてくれた。僕自身が育つまで僕を信じてくれた。僕は自分のためにも闘っていたが、馬場さんのためにも闘っていた」と馬場さんへの熱い思いを熱弁。 そして「あなたたちがいなければ、全日本プロレスというものもないし、新日本プロレスというものも無かった。すべてはあなたたちのおかげです!それがあってこそ自分は自分の夢を叶えることが出来た。日本のファン、どうもありがとうございました!」と馬場さんの時代からプロレスを支えてくれているファンに向けて感謝の言葉を叫んだ。

  •  DDTプロレスが1月29日、東京・千代田区の神田明神文化交流館で若手ナンバー1決定リーグ戦『D GENERATIONS CUP 2025』に向け記者会見を行い、Aブロックでは2023年覇者の正田壮史が優勝をキッパリ口にした。 同リーグ戦にはAブロックで中村圭吾、正田壮史、イルシオン、石田有輝、BブロックでTo-y、高鹿佑也、夢虹、須見和馬の計8選手が出場。2・4&2・5新宿、2・8横浜、2・9仙台で公式戦を実施し、各ブロックの最高得点者同士により、2・23後楽園で優勝決定戦を行う。優勝者は4・6後楽園でその時点のKO-D無差別級王者(現王者はクリス・ブルックス)に挑戦する権利が与えられる。クリスは3・20後楽園での防衛戦(挑戦者は未定)を控えており、その勝者が「DGC」覇者の挑戦を受けることになる。 Aブロックで出場する正田は、これまでの実績で一歩リードした感があるが、「2023年優勝して、今年出るとなって、僕の目標がクリスの持つKO-D無差別級をとるっていうことです。その次に目標としているのは、このDDTの若手が勢いがあって、強いっていうのを、DDTを見てくれてる人に改めて知らしめたいと思ってるし。DDTを見てない人にもこのDGCの戦いで伝えていきたいなって思っています。2023年に優勝してますし、大学卒業間近、文系の僕が計算をし尽くした結果、優勝するイメージしか沸かないんで。このブロックのなかで、一人、スティーブ・ジョブズみたいにうろちょろ歩いてる邪魔くさい、はしごを外すような人間(イルシオン)が、いるんですけど。ほかの出場者も全員自分が優勝したいって思ってると思うんで、僕もその一人ですし、今年のDGCは今までにない最高傑作になると思ってます。そして、最高傑作のDGCを締めくくるのは正田壮史です」と言い切った。 その正田と遺恨抗争を続ける悪党軍団ダムネーションT.Aのイルシオンは「史上最低レベルのクソリーグ戦。でも俺が立ってやることで、多少ましに見えるだろうな。石田、見た目も力士だかラッパーだか分かんないけど、おめえが目指してるのは何だ? 土俵なのか? ステージなのか? 何も分からない。オイ、ハゲ(中村)! てめえに2回も刻み込まれた傷を、おめえに負けたのを絶対取り返す。おまえをぶっ潰してやるからな。正田! おまえは何だその顔は。