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「高安、決定戦で初優勝逃す 地元土浦で約200人が声援」 「大相撲春場所は23日、エディオンアリーナ大阪で千秋楽を迎えた。3敗で並んだ土浦市出身の元大関で前頭4枚目の高安(35)=田子ノ浦部屋=は、優勝決定戦で大関の大の里(24)=二所の関部屋、阿見町=に敗れ、惜しくも初優勝を逃した。高安が優勝に絡むのは9回目。高安の地元の土浦では、駅前の市役所1階でパブリックビューイング(PV)が催され、約200人の市民らが、応援の横断幕やうちわを掲げながら大きな声援を送った。高安は取組で、小結の阿炎(30=錣山部屋)に落ち着いて対応し、立ち合いで変化した相手に左上手をガッチリつかんで土俵に投げつけ、上手出し投げで勝つと、土浦の会場は大いに盛り上がった。」
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「23日開通 圏央道つくば西スマートIC」 「つくば市と東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社が整備を進めてきた圏央道(首都圏中央連絡自動車道)つくば西スマートインターチェンジ(IC)が23日午後3時に開通した(24年12月13日)。ETC(電子料金収受システム)専用で24時間利用可能。これに先立ち同日午前10時から開通記念式典が催された。式典には関係者ら約90人が出席。五十嵐立青つくば市長は「このスマートICはただの出入口ではなく未来への扉だと思っている。この場所から始まるつくばの物語を共に紡いでいきましょう」とあいさつした。NEXCO東日本の松崎敏博関東支社長は「県内の圏央道では初のスマートIC。今回の開通によりつくばのアクセスは当然向上するが、それに伴いつくば市そのものが持っているポテンシャルが県土全体に行き渡り、県全体の発展に大きく寄与していくのではないか」と期待を述べた。」
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「女性の心情描く漫画家 山本美希筑波大准教授の企画展 土浦で開催」 「多数の受賞歴を持ち、独創的な手法で現代を生きる女性の切実な心情を表現する漫画家で、筑波大准教授の山本美希さんの作品展が、23日から土浦駅に隣接する土浦市民ギャラリーで始まる。展示は2部構成で、第1部は、82点の原画と今回の展示のために山本さんが書き下ろしたテキストなどを展示する。さらに、出産を控える夫婦の葛藤を描いた2020年の作品で、第24回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した「かしこくて勇気ある子ども」がモチーフの立体作品などを展示する。作品を通じて「山本作品」が生まれる背景に迫る。」
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「土浦聖バルナバ教会礼拝堂 登録有形文化財に 文化審議会が答申」 「国の文化審議会(島谷弘幸会長)は21日、土浦市中央1丁目、日本聖公会土浦聖バルナバ教会礼拝堂を国の登録有形文化財に登録するよう文科相に答申した。95年前の1930(昭和5)年に建築された。土浦周辺地域で初の鉄筋コンクリート造の建造物とされる。同日の審議会で登録有形文化財に登録するよう答申が出された全国135件の建造物のうちの一つ。夏に官報に告示後、登録される見通しだ。」
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「土浦市の新小学1年生に黄色い帽子を寄付 JA水郷つくば」 「新年度に土浦市内の市立小学校と義務教育学校に入学する全ての新小学1年生に向けて、JA水郷つくば(土浦市小岩田西 池田正組合長)が855個の交通安全帽子を土浦市に寄付し、21日に同市役所で寄贈式が催された。交通安全帽子の寄付は同JAが進める地域貢献活動の一環で、1977年から始まり今回で48年目。以前は男子がキャップ型、女子はハット型と性別で形が異なっていたが、24年から性別を問わず共通のハット型となった。新小学生に向けた交通安全帽子の寄付は、JA水郷つくばが管轄する土浦、龍ケ崎、牛久、かすみがうら、利根、美浦、阿見の7市町村全ての公立小学校と義務教育学校に対して行われている。」
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「ワークライフバランス推進課などを廃止 つくば市人事異動’25 」 「つくば市は19日、4月1日付け人事異動を内示した。異動総数は20.3%の286人(消防本部などを除く)で、全職員数は前年度より22人増え2109人になる。組織改編では、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)の考え方が市職員に浸透したなどとして、労働安全衛生管理、ハラスメント防止などを担当するワークライフバランス推進課を廃止する。同課を含め1課2室が廃止される。人事配置方針は、若手や女性を管理職や係長職に積極登用などする。女性管理職は前年度より2%増えて27.8%になる。国などとの人事交流は、引き続き文科省から政策イノベーション部長を配置する。」
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「女性管理職、目標の30%に 土浦市人事異動’25」 「土浦市は14日、4月1日付人事異動を内示した。異動者数は前年度より15人多い337人(消防職を除く)で、昇格は108人となる。女性活躍の視点から職域拡大と能力に応じた管理職への登用を積極的に行い、女性管理職の割合は前年度の29.6%から2.1%増加して31.7%となり、女性職員活躍推進プランの目標である30%を達成する。定年引上げにより、役職定年職員を調整官と位置づけ、これまでの経験を生かせる部署に配置する。県などとの人事交流を継続する。」
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「微生物で温室効果ガスに立ち向かう 茨城大 農学部中心に新研究組織 」 「二酸化炭素やメタンなど温室効果ガスの排出量削減に役立つ微生物を探して農業に取り入れ、気候変動緩和や環境保全につなげようとする研究が4月1日、茨城大学(太田寛行学長)でスタートする。新たな研究組織「グリーンバイオテクノロジー研究センター(Gtech)」を立ち上げるもので、18日、準備委員長の小松崎将一農学部教授らが記者会見して概要を明らかにした。同センターは総合気候変動科学の推進を掲げる。さらに農業生態系の保全技術の革新、産学官連携を通じた社会実装を目指しており、阿見町中央の農学部を中心に、理学部(水戸)、工学部(日立)にウイングを広げて編成される。」
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「筑波山地域ジオパークが絵本に」 「独特の地形や地質をもつ「筑波山地域ジオパーク」をモチーフとした絵本「ロッグとビットのおかしな旅 ひみつのてっぺん」(ロクリン社)が完成した。18日、作者の岡林ちひろさん(53)と、絵を担当した絵本作家のおおさわちかさん(51)がつくば市役所を訪れ、五十嵐立青市長を表敬訪問した。本はAB判サイズ、44ページで、前半35ページが絵本に、後半9ページがジオパークについての解説になっている。筑波山地域ジオパーク推進協議会が監修を務めた。作品は、筑波山や周辺地域を舞台にした、好奇心旺盛な主人公のカエルとウサギによる冒険物語。今にも落ちそうな巨岩の下をくぐり抜ける「弁慶七戻り」や「ガマ石」など筑波山の奇岩や、12万年以上前のカキの化石が露出する霞ヶ浦に面する出島半島南端の崎浜・川尻地区の崖、大きく蛇行する桜川と小貝川など、筑波山地域ジオパークの特色ある自然が多数登場する。フランスで絵画を学び、フランスや日本で絵本作品を出版してきたおおさわさんが、色彩豊かに筑波山地域の自然を描き込んだ。」
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「「利他的行動とり社会の役に立って」 日本国際学園大学で卒業式」 「日本国際学園大学(つくば市吾妻、橋本綱夫学長)で17日、卒業式が催された。128人の卒業生を前に橋本学長は「世界は自国の利益を追求する時代へと変わってきた。今後一層競争が激化する社会で生き抜くために重要となるのはAIとデータだ。本校では経営情報学を学んだと思うが、利他的な行動をとることが必要。社会の役に立つようがんばってほしい」とエールを送った。筑波学院大学から名称を変更し、昨年4月、日本国際学園大学として開学後、初めての卒業式となった。卒業生を代表して経営情報学部メディアデザインコース4年の犬嶋美雨さん(22)は答辞で「大学生の集大成として臨んだ卒業研究は、想像していたより多くの経験と学びを与えてくれた。扱った研究テーマの中で、私たちは案外自分のことを不確かにしか知らないまま生きていることがわかった。実験も一人では出来ないように、自分一人だけの知識思考では自分の特性すら知ることが出来ない存在であることを知った。大学で得た知識や経験を生かし、これからの未来を歩んでいきたい」と語った。」
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「現金取扱でつくば市が虚偽報告、県「非常に悪質」 生活保護 特別監査」 「つくば市の生活保護行政に関する不適切な事務について、県が同市に対し異例の特別監査を実施している問題で、昨年末、県が特別監査結果を同市に通知し、現金の取り扱いについて、同市が県の監査に虚偽報告を行っていたとして「非常に悪質」「誠に遺憾」だと指摘していたことが情報開示請求で分かった。特別監査の結果は昨年12月25日に同市に出された。総括的事項として①現金の取り扱いに関する一般監査での虚偽報告のほか、②誤支給に伴う保護費返還決定事務の遅延③生活保護費返還金の不適切な債権管理の3点について指摘している。」
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「ちょっと先の未来に出会える 10年ぶり常設展示施設を一新 産総研つくば 」 「産業技術総合研究所(産総研、AIST)は、つくば市東、つくばセンターにある常設展示施設の展示内容を一新し、「AIST-Cube(アイスト キューブ)」と改称して4月1日にリニューアルオープンする。これまで一般向けに「サイエンス・スクエアつくば」として公開されてきた展示施設の10年ぶりのリニューアル。新事業創出をめざす企業、研究を志す学生たちと研究成果を体感しながらコミュニケーションを深めて、新たな価値の創出につなげていくのが目的で、4月からは完全予約制になる。」
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「土浦藩の町人・武士13人 それぞれの「まなび」 博物館で特別展」 「「まなびのかたち―江戸時代のキャリアデザイン」をテーマに掲げた特別展が15日から土浦市中央、同市立博物館で始まる。同館が1988年の開館以来地道に調査、収集してきた史資料から、特に江戸時代の土浦藩で活躍した武士と町人13人の事績を紹介、それぞれの「まなび」の系譜をたどる。」
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「閉まるシャッターと接触し来庁者が顔面打撲 つくば市役所」 「つくば市は14日、同市役所本庁舎1階ロビーで13日午後4時45分ごろ、歩行中の来庁者が、受付時間終了の4時30分に合わせて閉鎖作動中だった防犯シャッターに接触し、顔面に打撲を負う事故があったと発表した。市管財課の発表によると、けがを負った来庁者に対し、市の保健師が応急措置を行い、医療機関への受診を促した。市は引き続き通院状況に応じた適切な対応をしていくとしている。」
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「貴重な野生種、最新の園芸品種など500点を展示 16日から「つくば蘭展」」 「世界有数の野生ラン保全施設である国立科学博物館 筑波実験植物園(つくば市天久保)で16日から、企画展「つくば蘭展」が開催される。同園が保有する「つくばコレクション」のうち開花中の貴重な野生種約200 点と、協力団体が丹精込めて育てた普段見ることのできない最新の園芸品種や失われつつある貴重な古典品種など300点の計500点を公開する。今回は、学習帳の表紙を撮り続けたことで知られる写真家で自然ジャーナリストの山口進さん(2022年逝去)の渾身の力作「ランと昆虫の共生をとらえた」の追悼展示や、オーストラリアやヨーロッパの野生ランの実物も展示する。」
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「「サービスとエリアを拡大」 J:COM茨城の海老澤社長【キーパーソン】」 「ブランド名「J:COM茨城」の土浦ケーブルテレビ(本社・土浦市真鍋)は元々土浦地区を対象にしたケーブルテレビ会社として発足したが、今では県南を中心とした13市町村にサービスエリアを拡大、テレビ番組の放送だけでなくインターネットを活用する各種サービスを提供する会社になっている。サービスメニューとエリアを広げる戦略について海老澤孝一社長に聞いた。本社は「つくば霞ケ浦りんりんロード」沿いに建つビルの中にある。裏手にはJ:COMロゴ入りの軽自動車を止める駐車場が確保され、県南地区へのサービス提供に出動できる体制が整っていた。」
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「新たに5課で残業代未払い つくば市 全庁調査結果」 「生活保護業務などを担当するつくば市社会福祉課職員に対し、残業代(時間外勤務手当て)と特殊勤務手当ての未払いがあった問題を受けて(24年5月9日付)、他の課にも同様の未払いなどがなかったか、同市が昨年6~7月に全庁的な調査を実施した結果、新たに社会福祉課以外の5つの課で残業代未払いなど不適正な労務管理があったことがわかった。12日の市長定例会見で明らかにした。市人事課によると全庁調査の結果、不適正な労務管理として職員から「(時間外勤務を)1時間以上やらないと(手当てが)付かない」「夜7時以降(の勤務)でないと付かない」「所属長に(時間外勤務手当ての)申請が認められない」など課の慣習や所属長の認識不足に関する回答が寄せられたという。」
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「「楽しむことを諦めないで」インクルーシブ映画上映会 30日 つくばで」 「病気や障害を理由に、楽しむことを諦めないでー。そんな思いから生まれた「AYAインクルーシブ映画上映会 」が30日、つくば市稲岡、イオンモールつくば内の映画館 USシネマつくばで開かれる。上映作品は、映画ドラえもんシリーズ45周年記念作品の「のび太の絵世界物語」。イベントを企画したのは、医療的ケアが必要な重い病気や障害のある子どもと家族らがスポーツや芸術、文化を体験する場を提供するNPO法人AYA(東京都)だ。代表理事で医師の中川悠樹さん(41)は「会場では大きな声を出しても、じっとしていなくてもいいし、医療機器のアラーム音が鳴っても大丈夫。医療従事者もいる。大きなスクリーンで見る映画は絶対に楽しいはず」と来場を呼び掛ける。AYAは2022年の団体設立以来、「健常の子どもが体験することを、病気や障害がある子どもにも体験してもらいたい」という思いから、スポーツ観戦や、小笠原諸島での海水浴等、多数のイベントを企画してきた。映画上映会は、過去の企画に参加した病気を持つ子の母親の声がきっかけだった。」
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「住民15人が最高裁に上告 鬼怒川水害訴訟 」 「2015年9月の鬼怒川水害で、常総市の住民が甚大な被害に遭ったのは国交省の河川管理に落ち度があったためだなどとして、住民らが国を相手に起こした国家賠償訴訟で、二審判決を不服とした住民15人(法人1社を含む)が11日、最高裁に上告した(2月26日付)。2月26日に出された二審の東京高裁判決は、住民側が、高さの低い堤防の改修を後回しにしたことが水害被害を受けた上三坂地区の堤防決壊につながったと主張したのに対し、「国の改修計画は不合理とは言えない」とし、国に責任があるとした住民の訴えを退けた。」
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「「地層に弱点、絶対に再稼働ダメ」脱原発など訴え市民団体がつくばで集会」 「東日本大震災から14年が経った11日、「さよなら原発!守ろう憲法!」と題した昼休み集会&パレードがつくば駅前のつくばセンター広場で開かれた。市民団体「脱原発ネットワーク茨城」共同代表の小川仙月さんが登壇し「東海第2原発は地層に決定的な弱点がある。絶対に再稼働してはダメ」などと訴えた。市民団体「9条改憲NO!市民アクションつくば連絡会」と「『東海第二原発いらない首都圏ネットワーク』つくば」が主催した。東日本大震災翌年の2012年3月11日から、毎年開催している。約60人が参加し、集会後つくば駅周辺をデモ行進した。」
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