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G1ベンチャー2024 第2部分科会T「量子コンピュータの世界〜社会実装の最前線と広がる可能性〜」北川拓也×小柴満信×藤井啓祐×渡辺その子(2024年6月9日/グロービス経営大学院 東京校)近年、急速に進化を続ける量子コンピュータ。20世紀に半導体やレーザーのテクノロジーに革新をもたらした量子力学は、現在は「第2次量子革命」の中にいるともいわれている。現代のテクノロジーを根底から変える可能性を秘める量子力学の社会実装の最前線とこれからの可能性を探る。(肩書きは2024年6月9日登壇当時のもの)北川拓也(QuEra Computing President & Director)小柴満信(Cdots合同会社 Co-Founder / Rapidus株式会社 社外取締役)藤井啓祐(大阪大学基礎工学研究科 教授)渡辺その子(理化学研究所 監事)※タイムスタンプは生成AIにより作成しているため、一部に誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。00:00 イントロダクション-グロービスセッションの開始、量子コンピュータの発展とその速さについての紹介。-参加者の期待と日本の量子コンピュータ政策の歴史。01:21 量子コンピュータの基本と日本の取り組み-日本が2017年に量子コンピュータ政策を開始し、急速に進化していることを説明。03:41 理論物理学者の視点-理論物理学者の視点から量子コンピュータの関わりについて説明。06:04 産業界とアカデミアの連携-産業界とアカデミアの連携、日本とアメリカ、ヨーロッパの量子コンピュータ研究の比較。09:29 量子コンピュータの魅力-パネリストが量子コンピュータの魅力と自分の関わりについて語る。12:57 第2次量子革命-第2次量子革命について、AI革命と比較しての進化とその影響についての議論。15:43 技術的進化の速さ-量子コンピュータの技術進化と社会への影響。20:31 最新のハードウェア進化-最新の量子コンピュータ技術、特にハードウェアの進化とその影響。-量子コンピュータのハードウェアとソフトウェアの進展。25:16 産業界への影響-量子コンピュータが未来の産業や技術に与える影響についての議論。-産業界の具体例と今後の展望。30:45 量子コンピュータの市場拡大-量子コンピュータが市場にどのように浸透していくか、将来の展望について。-市場規模と主要なプレイヤー。35:08 技術と倫理のバランス-量子コンピュータの発展に伴う倫理的な課題。-技術の安全性と倫理のバランスについての考察。40:21 具体的な応用例-量子コンピュータの具体的な応用例とその可能性。-化学や材料科学における量子コンピュータの利用例。45:37 未来の展望-量子コンピュータがもたらす未来の可能性についての考察。-長期的な視点から見た技術の進化と社会への影響。50:12 Q&Aセッション-視聴者からの質問に対するパネリストの回答。-技術的な詳細や具体的な応用に関する質問と回答。55:14 結論-セッションのまとめと結論。-量子コンピュータの未来への期待と今後の展望。#量子コンピュータ #未来技術 #北川拓也 #小柴満信 #最先端技術
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G1 FM特別セミナー「LuckyFes直前!日本のエンタメ最前線のトレンドと海外戦略」(2024年6月18日開催/グロービス経営大学院 東京校)7月13日〜15日にひたちなかで行われる「Lucky Fes2024」に先駆けて、きゃりーぱみゅぱみゅや新しい学校のリーダーズを輩出してきたアソビシステム・中川悠介氏、YOASOBIやCreepy Nutsの海外進出に携わってきたソニー・ミュージック・中武宣廣氏をお迎えし、それぞれの事業を通して、音楽をはじめ日本のエンタメ業界全体のトレンドや海外戦略についてお聞きします。 (肩書は2024年6月18日開催当時のもの)中川 悠介(アソビシステム株式会社 代表取締役)中武 宣廣(株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント コーポレートSVP 海外事業推進グループ代表)堀 義人(グロービス経営大学院 学長 グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー)※タイムスタンプは生成AIにより作成しているため、一部に誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。0:00 - 自己紹介と会社紹介中川氏の自己紹介と、会社のエンターテインメントやカルチャー創出への取り組み。1:05 - グローバル戦略きゃりーぱみゅぱみゅのマネジメントとYouTubeやiTunesを活用した海外進出。2:09 - ワールドツアーとKPOPの影響きゃりーぱみゅぱみゅのワールドツアーとアジアのパワーが注目される過程。3:13 - ワールドツアーの成果北米、南米、ヨーロッパ、アジアのワールドツアーの成果とフェスティバル出演の影響。4:19 - 海外フェスティバル出演の意義Coachellaやプリマベーラへの出演がもたらすアーティストの認知度向上。5:23 - 新しい学校のリーダーズの成功デビュー8年目のグループがコロナ中に掴んだ海外進出のチャンス。6:28 - TikTokの影響力新しい学校のリーダーズがTikTokでのバズりから成功を掴んだ経緯。7:33 - アメリカでの活躍Jimmy Kimmel Live!やCoachella出演がもたらすアメリカでの認知度向上。8:37 - プリマベーラとヨーロッパツアープリマベーラ出演とヨーロッパツアーの成功。9:45 - アジアのパワーアジアコミュニティの強化とアメリカンエイジアンの影響力。10:50 - エンターテインメントとフードの融合ニューヨークでのカラフルポップな寿司店の展開。11:54 - 原宿カルチャーの発信日本のクリエイティビティとポップカルチャーの海外発信。12:58 - ストリーミングとSNSの役割YouTubeショートやTikTokの活用による世界的な認知度向上。14:03 - 韓国のエンターテインメント戦略韓国のエンターテインメント産業の成功要因と日本の課題。15:06 - 日本エンタメの未来日本のエンターテインメントが世界で成功するための戦略。16:09 - エンタメ業界の連携芸能界と他産業の連携強化による海外進出の可能性。17:12 - ソニーミュージックの事業展開ソニーミュージックの360度カバーするエンターテインメント事業。18:17 - 世界の音楽マーケットの状況世界の音楽ストリーミング市場とJ-POPの聞かれ方の現状。19:23 - 日本の音楽マーケットの位置付け日本の音楽市場の規模と再生回数の現状。20:29 - アジアでのJ-POPの成長日本の音楽がアジアでどのように成長しているかのデータ。21:33 - J-POPのグローバル展開J-POPアーティストが世界でどのように聞かれているか。22:40 - ストリーミングプラットフォームでのJ-POPグローバルでトップ1000のアーティストに入るJ-POPアーティストの紹介。23:48 - YOASOBIの成功YOASOBIの楽曲がグローバルで成功している要因。24:52 - Creepy Nutsの成功Creepy Nutsの楽曲がアニメとのタイアップで成功した経緯。25:59 - J-POPが人気の国々J-POPが特に人気のある国とその理由。27:07 - J-POPを聞くアメリカのリスナー層アメリカ国内でJ-POPを聞くリスナーの特徴。28:13 - 非英語楽曲の人気アメリカでの非英語楽曲の人気の高まり。29:16 - グローバルでの言語別音楽人気グローバルでの音楽の言語別人気の変化。30:20 - Z世代とアニメの影響Z世代とアニメがJ-POPの人気を支える要因。31:25 - クランチロールとアニメの影響クランチロールとアニメがJ-POPの人気を後押しする要因。32:30 - アニメタイアップの課題アニメタイアップでの楽曲ヒットの課題と今後の展望。33:34 - アニメとゲームの関係アニメとゲームがソニーミュージックに与える影響とシナジー。34:37 - アニメの売上割合アニメがソニーミュージックの売上に占める割合。35:44 - フィジカルセールスとライブマーケット日本のフィジカルセールスとライブマーケットの現状。36:48 - 海外ツアーの重要性海外ツアーがアーティストの認知度向上に与える重要性。37:52 - データドリブンの楽曲制作データを活用した楽曲制作とその課題。38:56 - 日本のクリエイティビティの強み日本のクリエイティビティとK-POPの違い。40:01 - 海外パートナーとの連携海外パートナーとの連携による成功事例。41:08 - グローバル展開の課題グローバル展開における課題とその解決策。42:15 - ストリーミング時代の変化ストリーミング時代における楽曲の選び方の変化。43:20 - 海外レーベルとの関係海外レーベルとの関係とその重要性。44:24 - エリア別リリース戦略エリア別のリリース戦略とその効果。45:28 - 投資と資金調達エンターテインメント業界における投資と資金調達の重要性。46:32 - フェスティバルの役割フェスティバルがアーティストの認知度向上に与える役割。47:37 - 日本のフェスの特長日本のフェスティバルの特長と課題。48:40 - J-POPの多様性J-POPの多様性とその強み。49:47 - ボーカロイドとDTMボーカロイドとDTMがJ-POPに与える影響。50:53 - エンタメ業界の変化エンターテインメント業界の変化と今後の展望。51:57 - 投資の重要性エンタメ業界における投資の重要性とその実例。53:03 - ストリーミングと楽曲価値ストリーミングが楽曲価値に与える影響。54:10 - K-POPとJ-POPの戦略K-POPとJ-POPの戦略の違い。55:17 - 女性ファンの増加女性ファンの増加がアイドル業界に与える影響。56:24 - 海外アーティストの活用海外アーティストの活用とその効果。57:28 - 日本のフェスの改善点日本のフェスティバルの改善点とその可能性。58:32 - 質問と回答オンラインからの質問に対する回答とディスカッション。59:37 - 日本語の価値日本語の楽曲が海外で持つ価値とその理由。1:00:44 - 新しいテクノロジーの活用NFTやブロックチェーンを活用したエンタメの未来。1:01:47 - AIとクリエイティビティAIがクリエイティビティに与える影響とその未来。1:03:58 - 顧客データの統合顧客データの統合とその重要性。1:05:05 - 日本語の楽曲と海外進出日本語の楽曲が海外で成功する要因。1:06:11 - 新しい学校のリーダーズのハッシュタグ新しい学校のリーダーズのハッシュタグの活用法。1:07:17 - 海外進出のテクノロジーテクノロジーを活用した海外進出の方法。1:08:24 - データとクリエイティビティデータとクリエイティビティのバランス。1:09:28 - クリエイティビティの再現性クリエイティビティの再現性とその課題。1:10:35 - AIの活用と規制AIの活用とその規制の必要性。1:11:40 - AIの楽曲制作AIを活用した楽曲制作の現状。1:12:45 - アーティスト育成の方向性アーティスト育成における方向性とその重要性。1:13:47 - 新しいチャンス新しいチャンスが増えているエンターテインメント業界。1:14:50 - アーティストに必要な能力アーティストに必要な能力とその特長。1:15:55 - 真面目さと勤勉さアーティストにとっての真面目さと勤勉さの重要性。1:17:00 - パフォーマーとクリエイターパフォーマーとクリエイターの育成の違い。1:18:04 - データ活用の課題データ活用の課題とその解決策。1:19:10 - ファンダーズとデータ活用ファンダーズとデータ活用の現状と課題。1:20:16 -LuckyFesの役割LuckyFesの役割とその未来。#中川悠介 #YOASOBI #きゃりーぱみゅぱみゅ #新しい学校のリーダーズ #海外戦略
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G1サミット2024第10部分科会P「正面から考える移民問題〜2024年問題をどう克服するか〜」神谷俊一×田嶋要×渡部カンコロンゴ清花×田村拓(2024年2月25日開催/沖縄万国津梁館)トラック運転手の残業規制が強化され物流業界の人手不足が深刻化するという2024年問題は物流業界だけの問題ではない。建設業界や医療業界でも規制強化による人手不足が予想され、全産業的にその深刻化が懸念されている。ウクライナ避難民の受け入れを契機として日本の移民政策の課題が浮き彫りとなったが、日本の現状を鑑みれば移民、もしくは外国人労働者の受け入れ拡大は待ったなしだ。日本が取るべき移民政策とはどうあるべきか。その現状と課題を議論する。(肩書きは2024年2月25日登壇当時のもの) 神谷 俊一(千葉市長)田嶋 要(衆議院議員)渡部カンコロンゴ 清花(NPO法人WELgee 代表理事)田村 拓(一般社団法人 EDAS 理事長)※タイムスタンプは生成AIにより作成しているため、一部に誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。0:00 - イントロダクション外国人労働者に関する2024年問題の概要と本日の議題。2:15 - 日本の外国人労働者の現状外国人労働者の現状と統計データの紹介。4:30 - 2024年問題の詳細2024年に迫る人材不足と残業規制の問題について。6:45 - 日本の移民政策日本の移民政策の現状と課題。10:30 - 中長期の在留者数の変動中長期の在留外国人数の増減とその要因。14:30 - 特定技能2号の導入特定技能2号の特徴とその影響について。18:20 - 地域社会と外国人労働者地域社会における外国人労働者の受け入れとその課題。22:30 - 教育と支援の必要性外国人労働者とその家族のための教育と支援策の必要性。26:40 - 人口減少と労働力日本の人口減少が労働力に与える影響と外国人労働者の役割。30:15 - 安全保障と治安外国人労働者の増加が治安に与える影響と安全保障の対策。34:20 - 日本語教育の重要性外国人労働者に対する日本語教育の現状と改善策。38:00 - 生活支援の制度外国人労働者とその家族のための生活支援制度について。42:30 - 多文化共生の取り組み地域社会での多文化共生の具体例と取り組み。46:10 - 将来の展望と提言今後の外国人労働者政策に対する提言とまとめ。50:30 - 質疑応答参加者からの質問に対する回答セッション。54:10 - クロージング本日のまとめと今後の展望。#2024年問題 #外国人労働者 #移民 #神谷俊一 #渡部カンコロンゴ清
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G1サミット2024 第9部分科会P「気候変動問題〜原発再稼働・再エネを含めて日本がすべきこと」浅尾慶一郎×高橋靖×野村竜一×竹内純子(2024年2月25日開催/沖縄万国津梁館)ダボスでも主要テーマとして議論される気候変動とエネルギー問題。地政学リスクの増大もありエネルギーの安定供給と気候変動問題への対応は喫緊の課題だ。原発再稼働・再エネを含めて日本がすべきことを考える。(肩書きは2024年2月25日登壇当時のもの) 浅尾 慶一郎(参議院議員 参議院議院運営委員長)高橋 靖(水戸市長)野村 竜一(気象庁 気象防災監)竹内 純子(国際環境経済研究所 理事/U3innovations合同会社 共同代表)※タイムスタンプは生成AIにより作成しているため、一部に誤りがある可能性があります。あらかじめご了承ください。0:01 イントロダクション-セッション開始、気候変動の重要性紹介3:31 気候変動の事実-温度上昇のデータ、1.5度目標の現状5:48 CO2排出の現状-世界のエネルギー供給の80%が化石燃料によるもの8:00 日本の削減進展-日本とイギリスのみがG7の削減目標に向かっている10:12 再生可能エネルギーの導入-成功事例と課題13:01 企業の取り組み-日本企業の気候変動対策とその評価15:26 岸田政権の政策-グリーントランスフォーメーション政策の詳細17:42 カーボンプライシング導入とその影響20:16 防災計画日本の防災技術と国際支援23:06 適用策農業や水管理などの適用策25:31 経済的影響気候変動が経済に与える影響と対策28:12 都市インフラの対応大雨や熱中症に対応するためのインフラ整備30:46 学校の適応策体育館へのエアコン導入32:56 エネルギー政策の課題低コストでレジリエントなインフラの整備35:22 運輸部門の脱炭素化市民啓発活動と電気バスの導入38:31 GX推進法次世代確信炉の技術と国際展望42:01 政府の役割国と自治体の連携45:13 エネルギーの安定供給原子力発電の重要性と住民理解49:26 国際貢献日本の技術を活用したCO2削減53:16 まとめと閉会全体討議とセッション終了#気候変動 #カーボンプライシング #カーボンニュートラル #再生可能エネルギー #浅尾慶一郎
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G1サミット2024 第9部分科会E「日本の海洋・水産の課題と解決策〜日本が取るべき戦略と行動〜」伊藤順朗×臼井壯太朗×勝川俊雄×井植美奈子(2024年2月25日開催/沖縄万国津梁館)2022年12月に施行された水産物流通適正化法では、漁獲証明書の義務化適用はわずか7魚種にとどまり、小売店での表示義務も課されておらず、実効性が担保されていない。IUU漁業(Illegal, Unreported and Unregulated、「違法・無報告・無規制」漁業)アクションアライアンスにも日本は加盟できておらず、日本の海洋・水産業は様々な課題に直面する。今、日本が取るべき海洋&水産資源の保全の方策をG1海洋環境研究会のメンバーが徹底的に議論する。(肩書きは2024年2月25日登壇当時のもの) 伊藤 順朗(株式会社セブン&アイ・ホールディングス 代表取締役 専務執行役員 最高サステナビリティ責任者/ESG推進本部長 兼 スーパーストア事業管掌)臼井 壯太朗(株式会社臼福本店 代表取締役社長)勝川 俊雄(東京海洋大学 産学・地域連携推進機構 准教授)井植 美奈子(一般社団法人セイラーズフォーザシー日本支局 理事長)00:00 オープニング01:55 流通面における課題(伊藤氏)07:28 クロマグロが水産流通適正化法の候補にあがっている点について(臼井氏)09:29 規制強化と現状改善に必要な事(勝川氏)11:25 小売りをドライブするために、どのような取り組みをしているのか(伊藤氏)13:40 臼井氏が取り組んでいるDX(臼井氏)17:20 水産業活性化のために必要なこととは(勝川氏、臼井氏)20:50 水産業・地域経済を活性化するために必要なことは(伊藤氏、臼井氏、勝川氏)26:00 地産地消したいが、コストを抑えるために輸入に頼らざるを得ない現状について(伊藤氏、臼井氏)32:08 変革的海洋科学における日本の動き(勝川氏)34:03 消費者行動が変わっていくために、政府に期待すること、消費者に期待すること(伊藤氏、臼井氏、勝川氏)42:21 質疑応答①-帆立が溜め込みする傾向にあるなど課題がある。日本の人口が減っていく中で、水産業はどのように戦っていくべきか。46:19 質疑応答②-エネルギーコストの現状はどうなっているのか?三陸について、どの国にどのような人に、何が刺さっているのか?51:23 質疑応答③-お金が高いと魚が売れないのが現実。どのようにすれば、消費者の気持ちが変わるのか。
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G1サミット2024 第7部分科会T「日本の科学技術の勝ち筋〜日本がテクノロジーで世界をリードするための戦略を考える〜」鈴木寛×染谷隆夫×宮田裕章×高橋祥子(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)米国がGenerative AI等の新たなテクノロジーの革新を牽引し続けている一方、我が国の研究力とイノベーション力の相対的な低下傾向には歯止めがかかっていない。2023年6月に決定された政府の「統合イノベーション戦略2023」では、生成AIを契機とした対応強化、量子、フュージョンエネルギーの戦略強化やムーンショット型研究開発制度等を通じ、我が国の未来を支える技術を育て社会実装につながる取組を加速させるとされているが、日本が実際にテクノロジーで世界をリードするには何が肝となるのか。限られたリソースの中で日本が取るべき戦略を考える。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの) 鈴木 寛(東京大学 教授)染谷 隆夫(東京大学 執行役・副学長)宮田 裕章(慶應義塾大学 教授)高橋 祥子(株式会社ジーンクエスト 取締役ファウンダー)00:00 オープニング00:53 日本の科学技術力をどのように見ているのか(宮田氏、染谷氏、鈴木氏)15:15 博士・修士の人材が、かつて日本企業に評価されていなかった点について(染谷氏、鈴木氏)22:11 日本の科学技術力を上げるにはどうすれば良いのか(鈴木氏、宮田氏)32:30 東大に新設された、5年制新課程について、日本の科学技術力を上げるための提案(染谷氏)37:59 企業の経営者にお願いしたいこと(染谷氏、鈴木氏、宮田氏)42:09 質疑応答①-技術安全保障や技術流出を考えた時に、知をどのくらい管理されるべきなのか。-テーマに興味を持つ人が多いが、研究への課題意識は。-中学校は世界一なのに、大学では上位にいない。どうしたら日本の大学のレベルが上がるのか。53:59 質疑応答②-大学から見ていて、世界の市場で勝ち筋になりそうなテーマ・分野は?-どのようにしたら文系理系が今後縦割りではなく、融合していけるのか。
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G1サミット2024 第7部分科会P「いよいよ始まる関西万博〜成功への鍵とは〜」江崎悦朗×小橋賢児×自見英子×藤田文武×白井智子(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)来年に迫る関西万博を成功に導くために始動した「G1万博イニシアチブ」。「万博拠点を全国、全世界に」「万博を通じた社会課題解決」をゴールに、万博を盛り上げていく機運をつくるために奔走する。関西万博を成功させ、その先の未来へ向けて社会課題解決のプラットフォームを構築するにはどのようなアクションが必要なのか。G1万博イニシアチブの考える戦略を議論する。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの) 江崎 悦朗(江崎グリコ株式会社 代表取締役社長)小橋 賢児(2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)/催事企画プロデューサー)自見 英子(参議院議員/内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、消費者及び食品安全、地方創生、アイヌ施策)、国際博覧会担当))藤田 文武(衆議院議員)白井 智子(NPO法人新公益連盟 代表理事)00:00 オープニング02:37 今の関西万博への思い(自見氏、小橋氏、江崎氏、藤田氏)18:29 関西万博への課題、求めるコミットメント(自見氏、藤田氏、江崎氏、小橋氏)30:56 全体討議①-事務局はチケットをどれだけ売るかを考えている。何をするかが大事。-チケットの販売数は?34:16 全体討議②-万博を投資だと捉えた時、何が最高のパターンで何が最低のパターンかを、定義しなければならないのではないか。-万博を通して、どのような社会にしたいのかを発信するべきではないか。終わった後の振り返りもしっかりとやるべきではないか。43:45 全体討議③-万博の外縁を広げることが重要ではないか。45:54 全体討議④-参加チケットを見たら、大学生目線で見るとハードルが上がると思う。大学生に対して、ボランティアしたら1日無料など、価格設定などはどうにかならないものなのか。48:02 全体討議⑤-盛り上げるために、万博の外側ではなく内側に企業が入ってもらうためには、政治家としてどのようなことが出来るのか。49:52 全体討議⑥-企業の人を、万博のイニシアチブに入れていく活動が必要ではないか。-盛り上がらないというのは当然。なぜなら内輪間があるから。市民・子どもたちとどうつなげるのが大事ではないか。
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G1サミット2024 第6部分科会S「スポーツ教育・部活動のあり方を考える〜部活動「地域移行」の実態と課題〜」朝日健太郎×五十嵐立青×伊原木隆太×漆紫穂子×為末大(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)教員の負担軽減を図るための部活動の地域移行が徐々に進みつつある。2022年12月にガイドラインが策定され、公立中学校の休日の部活動についても、2023年度からの3年間を改革推進期間として段階的に取り組み、可能な限り早期に実現することを目指すとされた。地域移行に死角はないか。学校部活動の現状と課題、あるべき姿を考える。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの) 朝日 健太郎(参議院議員 環境大臣政務官)五十嵐 立青(つくば市長)伊原木 隆太(岡山県知事)漆 紫穂子(品川女子学院 理事長)為末 大(一般社団法人アスリートソサエティ 代表理事)00:00 オープニング01:39 日本における部活動とは?(漆氏)05:45 部活動の地域移行への状況(伊原木氏、五十嵐氏)13:55 地域クラブには謝礼が発生するが、ここで経済格差とスポーツ経験が分かれてしまうことはないのか(五十嵐氏、伊原木氏、漆氏)17:12 政府として、どのように考えているのか(朝日氏)19:18 部活動は思い入れは強く、思想の激突が起きやすいのではないか(朝日氏)20:33 漆氏の私立校としての取り組み(漆氏)23:16 岡山・つくば市における具体的な事例と、部活思想への衝突について(伊原木氏、五十嵐氏)29:23 企業勤めの人が、部活動指導者になる事例について(セイノー・田口氏)30:44 今後、どのように整理していくべきか(朝日氏)33:59 子どもたちがスポーツをする理想的な環境とは(朝日氏、五十嵐氏、伊原木氏、漆氏)44:46 質疑応答①-もっと国で大きな方向性を示していくべきではないか。-部活動においては、都道府県の役割が非常に大きいのではないか。-部活動の素晴らしさを理解しているのに、なぜ学校側が正式なカリキュラムとして採用しないのか。51:03 質疑応答②-学内でうまくやりくりできるのではないか。-スポーツを通して日本人の心を伝えることが重要で、そのためにはエコシステムを作っていくことが重要ではないか。-日本の学校は、部活動があるから意味を持っているというのが本質。教育の本質を再度考え直すべきではないか。
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G1サミット2024 第10部分科会S「社会の分断をどう防ぐか〜日本の実態と欧米から得られる教訓から考える〜」伊藤孝恵×鈴木健×湯浅誠×駒崎弘樹(2024年2月25日開催/沖縄万国津梁館)世界で深刻化する社会の分断。孤独・孤立・格差の時代に、私たちは社会の分断をどう防ぐことが出来るのか。日本の実態と欧米から得られる教訓を踏まえ、解決に向けた糸口を探る。(肩書きは2024年2月25日登壇当時のもの) 伊藤 孝恵(参議院議員)鈴木 健(スマートニュース株式会社 共同創業者 代表取締役会長)湯浅 誠(認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ 理事長)駒崎 弘樹(フローレンスグループ 会長CEO/認定NPO法人フローレンス 会長)00:00 オープニング01:29 アメリカではどのような分断が起きているのか?(鈴木氏)07:02 日本の分断の現状(湯浅氏)10:56 日本における、スマートニュース メディア研究所による分断調査の結果(鈴木氏)16:10 日本における政治の分断(伊藤氏)20:20 分断を煽っているSNS、メディアが放置されているのではないか(鈴木氏)24:26 現状を政治視点から見てどのように感じているのか(伊藤氏)26:36 神聖性と分断の現状(湯浅氏)31:06 日本人は「ちゃんとしている/していない」という規範意識が強すぎるのではないか(鈴木氏)35:40 我々が断絶を防衛するためには何が出来るのか(伊藤氏、湯浅氏)42:20 質疑応答①-アメリカは上下の格差から目をそらさせるために、左右の違いに目を向けさせている。-NPOやボランティアが叩かれ、行政でやればいいじゃないかという批判がある。こういう所に対してどうすべきなのか。50:31 質疑応答②-日本は格差を対立ではなく、違う形で解決しようとしているのではないか。-多様性という言葉の解像度を上げていくことが重要なのではないか。-何の条件によって、人の考え方・価値観が変わっていくのか。
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G1サミット2024 第7部分科会E「世界へ拡がる日本のエンタメ・コンテンツ〜日本の映画・ドラマ・音楽は世界でどう戦っていくのか〜」樹林伸×小佐野保×瀬戸口克陽×山田早輝子×河村裕美(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)2023年も日本のエンタメ・コンテンツは凄まじい成功を遂げた。世界で既に評価の高いアニメ・漫画コンテンツだけでなく、映画・ドラマ・音楽など数々の日本発コンテンツに世界が注目する。世界で勝つための日本のエンタメ・コンテンツの戦略を探る。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの) 樹林 伸(作家)小佐野 保(株式会社ギークピクチュアズ 代表取締役)瀬戸口 克陽(株式TBSテレビ 執行役員)山田 早輝子(FOOD LOSS BANK 代表取締役社長/Splendent Media 代表取締役社長)河村 裕美(文化庁 文化戦略官)00:00 オープニング01:12 コンテンツ制作現場で直面している課題(小佐野氏、樹林氏)-人件費を始めとするコストが上がっているため、アニメは今後リスクが高い。昨年45%のアニメスタジオが赤字。-日本のドラマはお金をかけなさすぎる。「ドクターホワイト」も、韓国では全く予算が違う。06:50 予算をかけて作ったドラマの裏話(瀬戸口氏)-世界に打って出ないといけない、最初は赤字でも作らないといけない、と思い、VIVANTを制作することになった。09:48 ハリウッドの脚本家と俳優によるストライキについて(山田氏)-情報提供の多様性によって配分が少なくなったこと、AIの台頭による恐怖感などが背景にあった。12:40 AIの台頭について、作家としてどのように見ているのか(樹林氏)-ストーリーテリングについてはまだ敵ではないが、まとめることや取材として使うのは有益。ハリウッドはフォーマットが決まり過ぎているので、AIで出来てしまう。16:08 日本のドラマ構成とAIの台頭(瀬戸口氏)-「100円の恋」や「MOTHER」はリメイクされ、各国でヒットしている。日本の脚本は評価されている。AIとどう付き合っていくのかに加え、人間の予測不可能な部分を入れていくことが大事。18:20 最初から世界に打って出るための解決策(小佐野氏)-日本にはある程度大きな市場があるので、そこで考えてしまう。日本人は稼ぎ方が下手すぎる。ギークピクチュアズは2019年にインドに会社を立ち上げた。みんなが出来ないやり方をやっていくしかない。23:18 アメリカでは俳優の権利を守ろうとしているが、日本ではどうなっているのか(山田氏)-若手をどうやって守っていくのかが大事。俳優がいなければ、スーパーヒーローは存在しなかった。AIをうまく使えるところは使い、人間も努力しなければ淘汰される。29:07 TBSが世界に打って出る動きをするにあたって、政府に期待すること(瀬戸口氏)-韓国のやり方に学び、トライアンドエラーするしかない。そのあたりは政府の支援はあまり期待できない。31:20 個人にオファーが来るということはあるのか(小佐野氏)-ゴジラ-1.0の大ヒットにより、海外から山崎貴監督に大量のオファーが来ているが、個人としてではなく、東宝の山崎組として作品を作ってヒット作を生み出してほしいとお願いした。33:22 敏腕編集者・プロデューサーのグローバル版が必要なのではないか(樹林氏)-東宝のような動きは出てきている。ゴジラ-1.0もそれほどお金をかけていない、そのようなアイディアがある。35:32 価格交渉の際に日本として出来ること(山田氏)-安く売らない事。日本人は自分たちの価値がわかっていない。海外に翻弄されず、小さくても日本がプラットフォーマーになることが大事なのではないか。39:09 コンテンツが多極化する中での、日本の立ち位置(小佐野氏、瀬戸口氏、樹林氏)-日本としての弱みは、ライセンサー・ライセンシー間での契約する際の弱さ。これを解決出来れば強みに変えられるのではないか。-海外の契約書は分厚い。細かいことがすべて決められている。お人好しだったと感じる。ニンジャウォーリアーズやたけし城はお人好しな契約をしてしまっていた。-神の雫もお人好しな契約をしてしまった。それでも飛行機やホテルなどは契約が入っていた。-テレビ局にはコンテンツプロデューサーはいたが、ビジネスプロデューサーはいなかった。日本の常識は非常識だということをまずは知ることが大事。43:23 質疑応答①-今のテレビ局は裏に新聞社がついている中で何かやろうというのは無理なのではないか。例えば海外からディレクターや技術者を連れてくることをしないといけないのではないか。-アニメ・ドラマの海賊版が海外では売れているが、そのあたりのプロテクションはどうするのか。文化庁のミッションとは?-これから外に出る際、個別に出て行っても間に合わない中で、大きな力を作るにはどうすべきか。-日本としては、ビジデブ(ビジネスディベロップメント)が弱い。どうすれば高められるのか。54:01 質疑応答②-テレビ業界に20年いて、契約書を見たことがない。現場で契約の問題が発生した時、どのような解決策があるのか。-過去のIPのライブラリーのマネタイゼーションについて。日本で撮影したいという要望が海外から来た際、対応する方法はあるのか。
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G1サミット2024 第9部分科会T「テクノロジー実装で勝つ経営」鈴木英敬×浜本階生×松原実穂子×辻庸介(2024年2月25日開催/沖縄万国津梁館)目まぐるしく進化するテクノロジーを製品やサービスに実装して勝つ経営の最前線を覗いてみよう。スマートニュース代表取締役CEOの浜本階生氏、NTTチーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジストの松原実穂子氏に、自民党でスタートアップ育成やサイバーセキュリティ政策に取り組む衆議院議員の鈴木英敬氏を交え、マネーフォワード代表取締役社長CEOの辻庸介氏がテクノロジーと経営のリアルと今後に迫る。(肩書きは2024年2月25日登壇当時のもの) 鈴木 英敬(衆議院議員)浜本 階生(スマートニュース株式会社 代表取締役CEO)松原 実穂子(日本電信電話株式会社 チーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト)辻 庸介(株式会社マネーフォワード 代表取締役社長CEO)00:00 オープニング01:22 現在注目している・サービス上で使っているテクノロジー(浜本氏、松原氏)09:38 AI関連において注目していること(浜本氏)15:41 スタートアップ、サイバーセキュリティの政治側での取り組み(鈴木氏)19:47 DFFTを進めて行くにあたっての課題、センターピンとは(鈴木氏)21:20 経営者は、データの持ち方をどのように考えるべきか(松原氏、浜本氏)31:13 マネーフォワードでの取り組み(辻氏)33:28 国としてのサイバーセキュリティの取り組み、今後の課題(鈴木氏、松原氏)39:32 民間企業としては、国のために何をすべきか(鈴木氏)41:46 AIを使う上で気をつけるべきこと・スマニューで気を付けていること(浜本氏)44:10 質疑応答①-最初に松原氏から出た、香港のディープフェイクの話について。-セキュリティとUX、双方の大切さについて伝えるのに、何かヒントはないか。54:50 質疑応答②-国家におけるサイバーセキュリティ対策のためには人材が足りていない。国家として内製すべきか?企業に発注すべきか?
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G1サミット2024 第5部分科会T「再生医療の未来〜日本の現在地と新たな座標〜」越智光夫×澤芳樹×裙本理人×渡辺その子(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)世界からも注目される日本の再生医療。体のあらゆる細胞に変化できる万能細胞を使って、人体の組織や機能を回復する技術が2024年にも実用化する運びという。日本の先進的な再生医療の可能性とは?飛躍する日本の再生医療の最前線を追う。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの) 越智 光夫(広島大学 学長)澤 芳樹(大阪大学大学院医学系研究科 特任教授・名誉教授/大阪警察病院 院長)裙本 理人(セルソース株式会社 代表取締役CXO)渡辺 その子(理化学研究所 監事)00:00 オープニング00:48 膝軟骨の再生医療に取り組んだ結果、何が出来るようになったのか(越智氏)02:45 iPS細胞を使った細胞シートによる再生医療について(澤氏)06:03 再生医療をサービス面で始めようと考えたきっかけ(裾本氏)09:24 どういう所に再生医療が使われていくのか?(越智氏、澤氏)15:00 どのような課題を解決したらより良い未来になるのか(越智氏、澤氏、裙本氏)23:24 再生医療のコストが下がることは考えられるか(澤氏)28:04 質疑応答①-コストに関して、原価計算方式に限界があるのか?-ファストトラックという戦略性が十分ではなかったのではないか?36:01 質疑応答②-再生医療という分野において、日本はトップを走っているのか?人種の差はあるのか?40:10 質疑応答③-最終製品化に持って行くようなパスウェイをどのあたりに持って行くべきか。日本でやるだけの胆力があるのか。45:11 質疑応答④-研究開発でこの先ブレークスルーになりそうなポイントは?製品化にあたっての一番のボトルネックは?-再生医療は富裕層向けに見受けられた。若年層に届けることは出来るのか?海外客を取り込める可能性はあるのか?
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G1サミット2024 第10部分科会E「デカコーンを目指す経営」今野穣×里見治紀×慎泰俊×山田進太郎×キャシー松井(2024年2月25日開催/沖縄万国津梁館)米欧の金融引き締めなどで資金調達環境が悪化し、世界では投資家が慎重姿勢を強める中、唯一「冬の時代」ではない日本。いい意味でスタートアップやベンチャーキャピタルが独自の進化を遂げている最中だといえよう。日本からデカコーンが次々に生まれる経済を生み出すには何が必要か。気鋭の経営者たちが議論する。(肩書きは2024年2月25日登壇当時のもの)今野 穣(グロービス・キャピタル・パートナーズ 代表パートナー)里見 治紀(セガサミーホールディングス株式会社 代表取締役社長グループCEO/株式会社セガ 代表取締役会長CEO/サミー株式会社 代表取締役社長CEO)慎 泰俊(五常・アンド・カンパニー株式会社 代表執行役)山田 進太郎(株式会社メルカリ 代表執行役CEO)キャシー 松井(MPower Partners ゼネラル・パートナー)00:00 オープニング02:20 日本には豊富な人材・お金・先端技術があるのに、なぜユニコーン・デカコーン企業は生まれないのか?首相になったら、どのような施策を行なうか?(山田氏、慎氏、里見氏、今野氏)-デカコーンになるには、グローバルで成功するのが必要。日本では現状、グローバルでやろうとしている会社が少ない。税制や出国税などの税制を取り除いて、とにかく挑戦の数を増やすことが大事なのではないか。-世界中でユニコーンが3社以上ある国は28か国。そのうち人口比で見ると日本はかなり少ない。グローバルに行くには、変化が起きている最適なタイミングで入ることが重要。日本語だけで情報を摂取するとタイミングが若干ズレる。スタートアップ5か年計画のKPIを社会的インパクトに変更、リード投資家が300億円くらい出す、起業家の誘致をしても良いのでは。-日本はTAM(Total Addressable Market:対応可能な全体の市場規模)の概念が狭い。海外にチャレンジしない文化がないのが、デカコーン・ユニコーンが生まれない最大の要因。小さい上場をさせないための仕組みや、NISAにVCを入れる仕組みなどが必要ではないか。-昨年の日本のスタートアップ投資額は1兆円で、USは1兆円。社数は2500社~3000社に対して、USが1万社前半。中国のSHEINは1兆円以上調達している。市場を大きくするためには、海外をどうとるかが1番大事になる。日本の流動性、公共調達の2点について改善してほしい。14:38 自身の事業を一段成長させるための必要な事、直面しているチャレンジングなこと(山田氏、慎氏、里見氏)-日本もUSも成長率が落ちているところを改善したい。日本は今1兆円のGMV(流通取引総額)があるが、海外の方がTAMが大きいので、10倍20倍になる可能性がある。そのためアメリカに時間を使っている。-マイクロファイナンスのTAMは大きいので、ちゃんとやれば大丈夫という感覚はある。ファイナンスをしっかりやっていくこと、地政学的リスク管理、人材採用が必要な事。-ゲーム業界は15年前まで、市場が先進国しかなかったが、現在途上国が圧倒的に伸びている。コロナのおかげで、英語の情報にアクセスしやすくなった。海外で売れているからといって、「龍が如く」は白人を主人公にするなど媚びる必要はない。英語人材も採用できるようになった。ダイバーシティが当たり前だと思える環境にすることが大事。昨年Angry Birdsを開発した企業を買収する等、海外に挑戦している。24:33 日本企業が海外企業のM&Aをするときの機会とネック(里見氏、山田氏、慎氏)-インテグレーションが一番大変。日本で一番うまくやっているのがJT。-メルカリにとっては課題。経験しないとノウハウが溜まっていかない。-免許ビジネスなので、イチから作ると時間がかかる。M&Aで重要なのは、入口の価格とPMI。PMIの秘訣は、買収前からやることを決めること。28:47 投資家サイドとして、投資額を大きくするにあたっての問題点(今野氏)-グローバル支援力をつけないといけない。日本のスタートアップ、ベンチャーマネジメントが知られていないので、ロールモデルが必要。もう1つは当該マーケットにおける採用支援力も大事。組織開発の面でも、投資側が継続していくことが大事。31:00 基礎研究が素晴らしいのに、ディープテック系ベンチャーが少ないのではないか(今野氏)-経営者人材の不足が大きいと思う。32:44 次世代経営者へのアドバイス(山田氏、慎氏、里見氏、今野氏)-デカコーンを目指すのなら、Day1からグローバルでやることが大事。テクノロジーの進展が激しい時代になってきて、新卒でも英語が話せる人材もいるし、ノウハウも溜まってきている。-自己評価を下げることが大事。5年目までは大谷翔平プラス監督のような感じだった。自分が無能であることを理解すると、自分より優秀な人に来てもらえる。-最初から英語公用語の会社にした方が良いのではないか。-Born Globalの会社をいかに作れるかが大事。日本代表としてグローバルに向き合う仕掛けが重要。40:00 質疑応答①-アジアのキーマンの採用について。どのように採用にしたのか。-ディープテック系を伸ばすための良い経営者はどこにいて、どうやって探すのか。シーズ側とのマッチング方法とは。-ガバナンス管理の考え方が日米で異なる中で、どうやってこれを受け入れていく仕組みを作るには?50:10 質疑応答②-政策などで人材育成をしようとした際、どのような観点が必要か。
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G1サミット202 第6分科会P「中国の海洋進出と日本周辺の安全保障環境のこれから」江藤名保子×奥島高弘×三宅伸吾×神保謙(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)東アジアでの軍備拡張の動きを着々と進める中国。2024年1月に行われた台湾総統選挙では中国の圧力に対抗する姿勢を示す与党・民進党が政権を維持し、台湾海峡における緊張は高まりを見せる。米中関係の冷え込みも本格化し、さらに複雑さを増す日本周辺の安全保障環境のもと、我が国が取るべき戦略を考える。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの)江藤 名保子(学習院大学 法学部 政治学科 教授)奥島 高弘(公益財団法人海上保安協会 理事長)三宅 伸吾(参議院議員 防衛大臣政務官 兼 内閣府大臣政務官)神保 謙(慶應義塾大学 教授/キヤノングローバル戦略研究所 主任研究員)00:00 オープニング01:24 日本を取り巻く安全保障環境、どのような厳しさに向き合っているのか(三宅氏)-ロシアのウクライナ侵攻から2年経ち、中国と共同で爆撃機を日本海を運行し、北朝鮮は軍事偵察衛星を打ち上げ、中国は日本の何倍もの防衛費を使っている。南西の守りを固めるためにも、防衛力の抜本的強化が必要になる。どの程度の危機認識を持てるか、自分の家族は自分で守るという意識を国民が共有できるかが大事。07:31 海上保安庁から見た、現状の安全保障(奥島氏)-尖閣諸島の情勢はかなり厳しくなっている。令和4年、中国の船は157隻にまで増えている。対して海保は70隻程度。尖閣諸島を自衛隊ではなく海保が守っている理由は、自衛隊がいると中国は海軍が来て戦争に結びつく可能性が高くなる。戦争にを起こさない環境のために、海保が守っている。14:24 中国側から見て、日本側をどのように見ているのか(江藤氏)-先日の台湾でもあったように、中国はある口実ができた瞬間にステージを上げるタイミングがあるので、口実を与えない事と、中国が能力を上げてきていることを認識して対応するという、当たり前のような部分が非常に大事。また2020年から中国が運営する「釣魚島デジタル博物館」には、中国側の見解がまとまっている。当初は中国語だけだったが、現状は8か国語で発信している。これを見て他国の人がどう思うかが重要。21:03 安保三文書で防衛費増額が決まったが、どれだけ安心して良いものなのか(三宅氏)-43兆円の枠内で長期契約やまとめ買いなどの調達の効率化などで、防衛力の抜本的強化に取り組む。ポイントは、スタンドオフミサイルの能力整備、PAC3の弾薬の整備など。防衛省の設備の耐震構造なども必要。27:34 法執行の強化は、どの程度高めていくのか?(奥島氏)-警察機関は警察機関、自衛隊は自衛隊をシームレスについていく形がベスト。日本としては、軍事力や法執行など、あらゆるカードを持っておいた方が良いのではないか。31:15 防衛力整備の方向性、海上安保の体制整備は、中国からはどのように見えているのか(江藤氏)-中国側はスタートラインの取り方を、自分たちの都合のいいようにとるやり方をしている。中国側のロジックからすると、日米が軍事的威圧行為をしているのでそれに対応するために能力を拡大することを国内の人々に説明し、反米感情と相まった求心力になっている部分がある。34:27 今後の展望(三宅氏、奥島氏、江藤氏)-東南アジアの国々では、韓国から防衛装備を買っている。大きな政策判断は、日本・イギリス・イタリアで2035年導入に向けて共同開発している次期戦闘機を、第三国に輸出するかどうか。-中国側に開戦の口実を与えないこと、国際連携をしっかりやっていくことが重要。-日中の経済関係とのバランスを考える必要がある。国際機関のうまく活用することも大事。45:03 質疑応答①-中国の法律に対処する方法とは-日本の自衛隊と他国の軍の最大の違いとは-中国の漁船や人民解放軍などをどのように考えているのか53:40 質疑応答②-核を持っていないという非対称性について、どのように考えるのか-DJIが持つドローンへの備えはどのように考えるべきか
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G1サミット2024 第6分科会T「AI・プラットフォーム規制をどうすべきか?」平将明×蜷川聡子×羽深宏樹×村井純×宮澤弦(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)Generative AIの革新を牽引してきた米国は昨年秋に大統領令を発令し、AI技術の開発・利用の規制に舵を切った。安全保障や公共の利益に悪影響が及ぶのを防ぐ目的という。世界で最もAIに寛容だといわれる日本で、今後この分野の規制はどうしていくべきなのか。新たな時代のAI・プラットフォーム規制のベストなあり方を考える。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの)平 将明(衆議院議員 自由民主党広報本部長代理 兼 web3プロジェクトチーム座長・AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム座長・衆議院原子力問題調査特別委員会筆頭理事/自由民主党東京都支部連合会政調会長)蜷川 聡子(株式会社ジェイ・キャスト 取締役)羽深 宏樹(京都大学 法政策共同研究センター 特任教授)村井 純(慶應義塾大学 教授)宮澤 弦(LINEヤフー株式会社 上級執行役員 生成AI統括本部長)00:00 オープニング01:09 規制についての世界の動き(羽深氏)-規制に対して最先端を走っているのがEU。2023年12月に大筋合意がなされた。5つのカテゴリーごとに異なるレベルの規制を入れていく形。アメリカでは2023年11月に大統領令を発令、生成AI事業者が自主的にコミットしたことをベースに必要な対応を行なっていく形。日本ではAIを積極活用する方向で規制改革が進んでいる。05:52 日本のAI規制に関する動き(平氏)-2022年のG1経営者会議のセッションを受けて、ホワイトペーパーをまとめてその政策を実現してきた。AIを強力に規制することは考えておらず、既存の法律や行政で行けるところまで行くことを考えながら、最先端のAIリスクについては規制することを考えなければならない。自民党でもAIを作っている状況。11:34 インターネットの歴史を含めてAIの規制をどのように育んでいくか(村井氏)-デジタル社会のAIアプローチを大きく捉えたアーキテクチャーという視点をポリシーリーダーには持ってもらいたい。AIがどんな役割を果たすのか、どんな課題があるのかをドメインを定めて議論することが必要なのではないか。15:21 メディアとAIの関係性と今後のリスク(蜷川氏)-フェイクニュースも問題だが、著作権などの権利も問題のひとつ。最近は検索すると、まとめたものが出てくる。そうすると、メディアの方には来てくれない。そうなると利益が得られなくなって、メディアが作れなくなってしまう。正しい情報をどのように届けるかを考えなければならない。19:23 選挙×フェイクニュース×AIについて(羽深氏、村井氏、蜷川氏、平氏)-これは生成AIだけの問題ではない。もっともらしい動画や画像を作って、拡散できてしまう。一体どこに規制を掛ければ良いのか難しい問題。一定程度規制をかけないと、民主主義が守れなくなってしまう状況が起きるかもしれない。評価に十分なデータを集めるところからポリシーメイキングが始まっていくことが重要。-オフェンシブにフェイクニュースの問題を考えるべきではないか。今年は世界中で大きな選挙があるため、大事な年になると思う。-フェイクニュースがなぜ広まるのかを考える時、エコシステムの問題。例えば、石川県の震災でのフェイクニュースのツイートをしていたのは、海外からだった。X上でのインプレッションがつくと、お金がもらえる仕組みになっているため、生活の糧にする人が投稿していた。-自分が炎上するより、それを拡散するリスクの方が高い。拡散させた方も責任があることを認識させることが大事。-生成AIがあろうがなかろうが、フェイクニュースは出来る。生成AIのキャパシティを制限するのではなく、モニタリングするところにAIを使うのことが大事。いい加減なことをやって煽る人たちは、ファクトベースで潰しにかからないといけない。-岸田総理のフェイク動画がニュースになって流れたが、こういうことが出来ると国民に広く知らしめることができた。落選運動に対してどのように対応すべきかは、党内でも議論になっている。もはや生成AIは関係ない。31:14 議論を踏まえてAIについての意見(村井氏、羽深氏、蜷川氏)-フェイクを見破るための技術が重要になる。プラットフォームを締め付けても、解決する問題は多くない。悪いことを仕掛ける人が悪いやつだと認識できる仕組みを作ることが大事。発信元が信頼されるような技術を、プラットフォーマーは考えるべき。-我々が普段目にするものは、検索エンジンや動画サイトで上位に来るものばかり。その基準はプラットフォームが決めている。その精度は、プラットフォームも努力している。中立の第三者が、プラットフォームが評価したコンテンツを評価することも求められる。-メディア側がこれからも良いコンテンツを作れるように、検索エンジン上で見せた分に関しても配分できる等の仕組みができると良い。-いい記事を書くジャーナリストが減ったら、社会は困る。メディアにもそのような議論が必要。フェイクニュースをスピード命で見破らなければならない。身近にあるAI能力の向上が起ってくるので、AIの技術が日本のコンテクストで発展することを薦めなければならない。たくさんのステークホルダーを入れて議論することも重要。43:22 質疑応答①-ヨーロッパの規制には、人権への意識を感じる。日本の規制の基本はどこに置くのか。-SNSのプラットフォーム、特にMetaの詐欺広告が日本で放置されている状況は行政の介入が必要なのではないか。-プラットフォーマー側でどのように発展していくのか。50:35 質疑応答②-インプレッションゾンビ問題について。情報開示しようとしたら半年後になる。日本は、XやMetaになめられている。-メディアが潰れてしまったら、AIの品質が下がる。それを見越して国が決める現状はあるのか。-選挙だけに関わらず、フェイクニュースによる最悪のシナリオを想定すべきか。
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G1サミット2024 第5部分科会E「リーダーの修羅場の乗り越え方」井原慶子×仲川げん×細野豪志×髙島宏平(2024年2月24日開催/沖縄万国津梁館)昨年急激に進んだインフレで悲観的な考えが支配していた世界経済だが意外と堅調だ。しかし、米国の金利・インフレ情勢の変化と脆弱化する中国経済で変わる世界勢力地図。さらに地政学的リスクなど世界経済が内包するリスクは多岐に渡る。一方で、植田総裁体制で低金利を続ける中、円安、株高、不動産高騰、インバウンド景気で世界から注目される日本。2020年代後半、世界経済と日本はどうなっていくのか。今後の展望を議論する。(肩書きは2024年2月24日登壇当時のもの)井原 慶子(Future株式会社 CEO/日産自動車株式会社取締役 カーレーサー)仲川 げん(奈良市長)細野 豪志(衆議院議員)髙島 宏平(オイシックス・ラ・大地株式会社 代表取締役社長)00:00 オープニング01:30 自身の修羅場エピソード(細野氏、仲川氏、井原氏)-政治家としての修羅場は、尖閣諸島関連で訪中したとき、完全アウェイの中で7時間交渉するのは痺れた経験。もうひとつは東日本大震災のとき、3カ月間は混とんとした修羅場だった。-心斎苑という火葬場を作る事業に関連して、個人賠償で3000万円支払った。根拠を押さえながら市民にとって必要だからということで取り組んだが、まだ現在進行形で訴訟は続いている。-毎レースが修羅場だった。毎回普通の人間がそのようなモードになるのが大変だった。カルロス・ゴーン問題のときの日産自動車は大きな危機だった。スタートアップを始めた時に資金調達の難しさもある。22:36 自分自身に勝つためのコントロール方法(細野氏、仲川氏、井原氏)-特に原発に対しては私がやるしかなかった。幸い体力には自信があった。丹田に力を入れて呼吸することを心掛けた。うまくいかなかったら、政治家を辞めるしかないと思っていた。そこへの不安は、初めに捨てた。フライデー的なものの危機は、全部自分の責任だから仕方がない。まずは中から崩れないようにしなければならない。-当選した時、何か事を起こさないと存在意義がないと思っていた。お参りに行くと毎回、「困難を与えてください」とお願いしている。自分は最後どうなってもいいと思って仕事している。-男女共同の中でやるので、圧倒的に体力が足りない。呼吸で心拍数を落として判断力をしたり、食べ物を変えたりとPDCAを回していた。気合ではうまくいかない。本番で胆力が上がってくる。41:03 修羅場期間中にあった、周囲の声(細野氏、仲川氏、井原氏)-震災の時の苦しかった時、長島昭久氏に明るく声をかけられて乗り越えられた。-同期当選の吉田雄人氏は百条委員会を3回連続でやっていて、これ以上の人はいないと思った。同じかそれ以上の経験をした人がいると、まだ甘いなと思える。-環境を与えてくれた人、チャンスをくれる人に感謝する。家族や友人は自分サイドで応援してくれた。46:41 質疑応答①-修羅場でのリーダーシップ、チームマネジメントとは-若手にチャンスを与える方法とは-保身に入らないための覚悟の持ち方とは。53:47 これから修羅場を迎える人たちへ(細野氏、仲川氏、井原氏)-孤独になりがちだが、一人じゃない。私心を捨てれば応援してくれる人は必ずいる。-自分の経験が、将来の世代に役立つなど、長い時間軸で引いて見ることも大事。-ミハエル・シューマッハにどんな環境も自分のものにしろと言われた。
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G1サミット2024 第4部分科会E「ソーシャルベンチャーを大きく育てるには」安部敏樹×階猛×田口一成×米良はるか×髙島宗一郎(2024年2月23日開催/沖縄万国津梁館)近年、社会課題解決に資するスタートアップに投資するインパクト投資が急激に拡大しているが、ビジネスとして社会課題の解決に取り組むソーシャルベンチャーを大きく、数多く育てる生態系をつくるには何が必要なのか。その戦略を議論する。(肩書きは2024年2月23日登壇当時のもの)安部 敏樹(株式会社Ridilover 代表取締役/一般社団法人リディラバ 代表理事)階 猛(衆議院議員 立憲民主党『次の内閣』財務金融大臣)田口 一成(株式会社ボーダレス・ジャパン 代表取締役社長)米良 はるか(READYFOR株式会社 代表取締役CEO)髙島 宗一郎(福岡市長)00:00 オープニング01:06 ソーシャルベンチャーの現状の目線合わせ(米良氏)-新しい資本主義実現会議でも、社会課題解決を成長のエンジンにすることを謡っている。社会課題儲からないという風潮から、課題を解決し自社利益も最大化するスタートアップも出てきている。インパクトコンソーシアムでの取り組みによって、全体を変えていく流れになってきている。04:32 海外も含めた、ソーシャルに対する変化(階氏)-伊佐山元氏にシリコンバレーで会ったときにも、社会的課題を解決することの重要さを説いていた。地方にあるさまざまな課題を解決しつつ、地方を活性化することにも取り組んでいきたい。06:31 さまざまな取り組みをしてきて、社会の変化を感じているのか(安部氏)-若い世代から変わってきている。マルイのクレジットカードでも、ソーシャル性が高いものが使われている。金融セクターは年齢層が高いので、社会課題解決が経済の次のアジェンダであることがまだ理解できていない。09:08 海外がトレンドが大きく変わったきっかけ(米良氏)-欧州だとインパクト投資の一番の財源は、休眠預金。こういうのをベンチマークしながら、日本も色々起きてくると良いのではないか。11:02 これまでの自身の取り組み(田口氏、米良氏)-所属する会社の売上の1%を使って、新たに立ち上がる会社の創業資金にする。成功したら自分もお金を出す側に回ってチャレンジできる人を増やしていくというエコシステムを作っている。ボーダレスアカデミーをやっていて、社会起業家を増やす取り組みをしている。参考にしたのは吉本興業。-ビジネスセクターと比べて、ソーシャルの領域はさまざまなステークホルダーがいる。課題解決では共存、ノウハウを共有していくことが大事。18:48 地域でうまく行っている事例、社会的課題とは何か?(安部氏)-社会課題は天から降ってくるものではなく、誰かが定義しなければならない。課題解決に対して事例が必要な時は、コミュニケーションが入ってくる。ヘラルボニーはIPを持っているのでスケーラブルだし、障がい者の人も豊かになるビジネスモデル。まず課題自体が社会に知られていくというプロセスが必要になってくる。-日本では教育が格差を是正するのではなく、広げるものになっている。コミュニケーション力が大事な時代になっている時代において、体験を買える裕福な家庭の方が能力を伸ばしやすい。23:21 社会起業家たちの課題は、どのような経緯で見つけたものなのか(田口氏)-実体験の人が半分、外部からの影響の人が半分。ちょっとした関心を持った人が、お節介に動くことが出来ることが大事。当事者マジックに気を付けた方が良いこともある。実体験がなくても大丈夫。26:03 人材づくりなどを含め、ここまでの感想(階氏)-かつてはいくら儲けるかが主眼だったが、地方の金融機関の意識が変わりつつあるが、リスクを取れるようになる所には至っていない。ヘラルボニーは知的障害のある人を才能を発揮させ、収益を生んでいるというパラダイムを変えている。これからは市場化出来る分野を如何に後押しできるかも大事。29:14 ソーシャルベンチャーが育っていく上のボトルネック(田口氏、米良氏)-EXITがないソーシャルベンチャーを、誰がサポートできるかという問題もある。それは地方銀行なのかなと思っている。地銀からもサポートする技術を身につけようという流れもある。-普通のベンチャーは伸びていく画が見える。ソーシャルビジネスは、ソリューション自体の検証が必要。32:23 ソーシャルベンチャーの評価の難しさ(米良氏、安部氏)-どうやって指標化していくかが課題。マイクロファイナンスは指標があったため、五常・アンド・カンパニーは、インパクトと利益の両方を共存している。なかなかステークホルダーに説明できていない状況。-ソーシャルベンチャーの出口で高く売れるような設計を作らなければならない。高さの証明のために、インパクトの可視化が必要。38:22 どういった所で、公金の投入があったら良いのか(田口氏)-助成金という形が微妙。ふるさと納税をうまく使った方が良いと思う。福岡市で始めようとしている。名目上は助成金になるが、ふるさと納税を使ってお金を集めても良いですよ、という形になることで、企業を強くできる。41:43 質疑応答①-ビジネスで活躍してくれている人に、社会課題解決してもらった方がうまく行くのではないか。-ソーシャルベンチャーでどのように思想性を消していけばいいか。-ソーシャルベンチャーを大きく育てる必要があるのか?意味は何なのか?
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G1サミット2024 第3分科会T「AI時代の日本の戦い方〜日本の勝ち筋と未来を考える〜」岩村水樹×上野山勝也×川上英良×松尾豊×関灘茂(2024年2月23日開催/沖縄万国津梁館)世界で急速に拡がりを見せるGenerative AI。この新たなテクノロジーによって全ての産業においてディスラプティブイノベーションが連続する未来は極めて近いだろう。Generative AIが社会に実装されるAI時代において、日本が世界をリードするには何が必要なのか。その戦略を議論する。(肩書きは2024年2月23日登壇当時のもの)岩村 水樹(グーグル ヴァイス プレジデント)上野山 勝也(株式会社PKSHA Technology 代表取締役)川上 英良(理化学研究所 情報統合本部 先端データサイエンスプロジェクト チームリーダー)松尾 豊(東京大学大学院工学系研究科 教授)関灘 茂(A.T. カーニー株式会社 代表取締役 マネージングディレクター ジャパン(日本代表)/シニアパートナー)00:00 オープニング00:53 議論のトーン設定(松尾氏)-2023年は、生成AIが目まぐるしく進展した1年だった。日本企業も速いペースで動いている。02:14 それぞれの視点で生成AIをどのように見ているのか(上野山氏、川上氏、岩村氏)-3つのレイヤーが起きている。チップレイヤー、ファウンデーションモデルレイヤー、アプリレイヤー。-研究においては、検索行動が大きく変わった。他分野への参入障壁が下がった。医療についてはまだ大きな変化は起きていない。これまで課題特化型の研究が多かったが、汎用モデルを作る動きが出ている。-キーワードは「Wow」から「How」へということと、「AI fore everyone」という2つ。UIが変わってきたのが非常に大きいのではないか。08:54 どのようなユースケースが出てきているのか(上野山氏)-労働力不足をカバーするAIエージェントが社会で動き始めている。Yahoo知恵袋のQ&AにAIが答えたり、メルカリで出品する時に文言のアドバイスをしている。アメリカではこれを理由にリストラが起きたり、デザイナー職が激減したりしている。広告代理店ではAIとデザイナーが手を組んで一緒に創るようになっている。熟達した自分の技術を手放してAIと手を結ぶことが重要。11:28 疾患の予測などにおけるAI活用(川上氏)-まだまだ限定的だが、データを取得しようとする動きやちょっと先を予測できるようになってきている。まだフィジカルな部分がAIに欠けている。患者さんと肉体的にどのように接触するか、というのは課題。14:05 AIで出来ること、出来ないことがどのように変化している?(松尾氏)-ドラフトや問い合わせ支援には役立つ。他の業務にも使えるが、5%生産性が上がっても、ちょっとだけ早く帰れるからうれしいで終わってしまう。そのため業務改革全体をやって、コストを減らして売上が上がるということになると、ROIが合い始めて急速に広がることになる。-soraの前の動画生成は、ディフュージョンモデルを使っていた。Soraが使っているのはディフュージョントランスフォーマー。パラメーター、データの質・量は進化している。21:02 業務の流れやマーケティングプロセスを変えていく動き(岩村氏)-インサイトに関してはAIと一緒に進めることで格段にプロセスがアップする。クリエイティブはプロダクティビティを上げることは出来るようになっているが、クリエイティブの質を上げることはチャレンジ。クリエイティブアウトプットを上げることは、今チューニングをしているところ。26:06 AIを取り込んでいる企業と取り込んでいない企業の違い(上野山氏)-AIに限らず、ソフトウェアスタックをうまく乗りこなせると、生産性が出る。Palworldというゲームがグローバルで2500万本売れた。カジュアルにソフトウェアスタックを乗りこなせるチームが強い。それがAI領域でも当然起こると思う。27:53 医療・ヘルスケア領域におけるAIの事例(川上氏)-最初は診断。難しい予測についても取り組まれるようになっている。一番難しいのが介入。因果推論が進まないと、医療としては変わらないのではないか。31:17 AIにおいて、日本がリーダーシップを取れる領域があるのか(松尾氏、岩村氏)-LLMでデータベースが変わる可能性があると思っている。LLMが強力になってくると、クラウドを他国にとられているのが致命的になるので、勝ち目がないのではないか。-日本には自らが出ていくより、キャラクターを作っていく方がやりやすかった文化があった。テクノロジーと人の間に入るエージェントAIのような魅力的なキャラクターを通して拡がる可能性はある。37:44 質疑応答①-チップはNVIDIAじゃないとダメなのか?代替はないのか?-ファブリックのようなものをGAFAMが持っていると、最終的にどのような脅威があるのか。-スタートアップ型基礎研究機関が来る可能性はどのくらいあるのか。-G1のエコシステム全体でアウトプットを2倍3倍にしようとするとき、何がボトルネックになるのか。-最終的にマネタイズする時に、どこが儲かっていく形になるのか。47:47 最後のメッセージ(岩村氏、上野山氏、川上氏、松尾氏)-とにかく使う。組織の上記レイヤーを取っ払うことが大事。リーダーが学び続ける。-全員に可能性がある技術。人と人との間に加入すれば、多くの問題が解決するのではないか。-健康保険・健康診断のデータを活用できれば、日本の優位性が取れるようになるのでは。-世界から遅れていない感覚は大事。
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G1サミット2024 第3部分科会P「衰退する地方をどうするか〜地方都市の新たな生存戦略を考える〜」小泉文明×上月良祐×田中仁×藻谷浩介×﨑田恭平(2024年2月23日開催/沖縄万国津梁館)地方創生の政策が長く実施されているにもかかわらず、地方都市の人口減少と衰退傾向にはなかなか歯止めがかからない。しかし、人類が経験したパンデミックは、人々の価値観を変え、ライフスタイルも働き方も多様化した。これからの時代、東京などメガ都市への一極集中トレンドを変え、全国の地方都市を再生することは可能なのか。地方都市の新たな生存戦略を議論する。(肩書きは2024年2月23日登壇当時のもの)小泉 文明(株式会社メルカリ 取締役会長)上月 良祐(参議院議員 経済産業副大臣兼内閣府副大臣)田中 仁(株式会社ジンズホールディングス 代表取締役CEO)藻谷 浩介(株式会社日本総合研究所 主席研究員)﨑田 恭平(株式会社飫肥社中 代表取締役/一般社団法人DST 常務理事)00:00 オープニング03:06 データから見る地方と東京(藻谷氏)-2022年から東京都の日本人人口は減っている。2014年の人口1人当たりの生活保護費は、港区が2万6000円、珠洲市は9100円。知らない人が多いから、議論の最初の土俵がおかしくなってしまう。島根県江津市の失業率1.9%で、東京23区の失業率も1.9%。江津の方が可処分所得が高い。10:09 前橋市、鹿嶋市での取り組み(田中氏、小泉氏)-パッションがないと、どんな戦略を作ってもデータを並べても絵に描いた餅。活力がある地域は、その地域に本気でコミットしている人がいる。-次の30年、40年使用する新しいサッカースタジアムを作る上で、行政の方々が不可欠。NTTドコモやNECなどが街づくりに入ってきてもらうためのプラットフォームをサッカーチームが持っているような形。顔が見える距離感に全員いると、動かしやすいというのはある。16:58 総務省・茨城県副知事・参議員を経験する中での視点(上月氏)-地方の経済活性化の状況は、まだまだらな状態。頑張ったところやリーダーがいるところは良くなっていくが、逆もまたしかり。地方が活性化している状態とはどういう状態なのかを問うべき。グローバルが競争一辺倒だが、ローカルは共存・共栄などの価値観も必要。21:20 企業活動のあり方は、国のバランスとしてどのような形が良いのか(藻谷氏、田中氏、小泉氏)-ビル・ゲイツやウォーレン・バフェット、ウォルマートなどがやっているように、日本でもメルカリ、JINS、グロービスも含めて、東京で成功した人が自分の故郷などの縁のある場所を大事にする流れにようやく変わってきた。東京生まれ東京育ちの人が、いつ地方の価値に気付くのか。爪痕を残すのはどこだと企業人は考えるべきではないか。-2拠点は必要だと思っている。JINSでは、サテライトオフィスを前橋に置いて出張ベースで泊まれるようにする。地方に行ったことない人は、そういったことで地方の魅力に気付くのではないか。-メルカリは出社率が低いため、コラボレーションの弱さを感じ始めている。2,3カ月のうち1週間くらいは東京以外でコミュニケーション出来る場所があった方が良いのではないかと思っている。27:59 地方で起業することの難しさ(小泉氏、上月氏)-地方でインキュベーションする仕組みがないので、それを作っていこうとしている。若い世代で地方発の面白いものも出てくる可能性は感じている。-地銀力に結構差がある。地銀の力は物凄くあるのに、十二分に使えていないと思っている。住んでいる地方の人たちが、地方の良さをわかっているのか。30:50 バックアップという観点で、東京一極集中は良くないのではないか(上月氏)-ローカルの経済をつぶさに見てPDCAを回していける部署がない。マクロに地方を見ている。どういう仕組みを政府で作っていくかが大事。33:18 どのようにして地域の人たちを盛り上げていったのか(田中氏、小泉氏)-外から来て評価されて、「自分たちの街も良い街だ」と思えるようになるのが一般的。否定から入るが、徐々にシビックプライドが出てきている。-シビックプライドの中心はアントラーズ。危機感の薄さはある。-地方には、ゼロから1の時にお金を出す人がいない。一期終わって決算書を見て初めて検討に入るという地銀が多い。36:07 コントリビューターの総務省・尾崎祐子氏からの意見からの議論-地方の撤退戦略について。無人化すると思われているのであれば、実際に移転することは政策として成り立つのか。-地方では関係人口という人口では測れない動きがあるため、そこに可能性はあるのではないか。-移住のキャンペーンなどで、海外に行った方が良いのではないか。日本の大都市では得られない価値観を持って、日本に帰ってくることが出来るのではないか。42:51 質疑応答①-都市開発側が感じる魅力と、地元側の要望のギャップをどのように改善すべきか。-東京一極集中の流れをどうすれば反転できるのか。-ニセコにお金が落ちずに苦しんでいるという話を聞いた。インバウンドの捉え方をどのように考えるか。-どうやったら、田中氏のような存在が全国で生まれるのか。
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G1サミット2024 第3部分科会S「リーダーが持つべき歴史と宗教の視点」深井龍之介×松山大耕×小野泰輔×藤沢久美(2024年2月23日開催/沖縄万国津梁館)世界的なパンデミックや世界各地で勃発する紛争。これまで私たちが信じてきた価値観や秩序が大きく揺らぐ今の時代。なにが起こるかわからない激動の時代に、リーダーは歴史や宗教から何を学ぶべきか。現代のリーダーが持つべき歴史・宗教的視点を考える。(肩書きは2024年2月23日登壇当時のもの)小野 泰輔(衆議院議員 日本維新の会 衆議院東京都第7選挙区(港区/渋谷区)支部長)深井 龍之介(株式会社COTEN 代表取締役 CEO)松山 大耕(臨済宗 大本山妙心寺 退蔵院 副住職)藤沢 久美(株式会社国際社会経済研究所 理事長)00:00 オープニング00:24 リーダーが持つべき歴史と宗教の視点とは(松山氏、小野氏、深井氏)-京都には大物が来るようになっている。価値判断の基準などに、歴史や宗教にヒントを求めている人が増えている気がしている。-難しい決断をするときは、宗教家が人に生き方を説く時に話す内容が響くのではないか。-今のリーダーにとって、現状認識をすることの価値が非常に高まっている。現状認識は、歴史・宗教・文化・慣習を理解することで、引き上げることが出来る領域。これからはアメリカ一強から分散時代に移る。分散時代で宗教というのは、日本人のリーダーにとって非常に重要。先進国のほとんどは一神教なので、そこに介入して価値が出せるのは世界的に見てもそれほどいない。08:01 宗教とは何か(深井氏)-日本で宗教という言葉が使われる時は、一神教を指すことが多い。本当はもう少し広くて、我々のあらゆる所に潜んでいてメタ認知出来ないレベルになっているものが宗教。禊と穢れの考え方は、宗教的な考え方。10:08 政治のリーダーとしての宗教とは(小野氏)-政治権力者は宗教の力を頼みにすることがあった。逆に日本人は戦争に負けてから政教分離を厳格にやってしまっているし、宗教を引き離すことがいいことだという価値観を持っている。もっと自分の生き方や心の支えになるものも手放してしまっているのではないか。13:40 リーダーとしての宗教心、宗教との付き合い方(松山氏)-二大政党制など、外のものを日本に持ってきて取り入れるのは難しい。まず自分たちの歴史や文化を知らないといけない。そうしないと世界の他の人たちを理解するのは難しい。自分は寺の長男で生まれたが、中高はカトリックの学校で学んだ。他の宗教を学ばないとメタ認知は難しい。17:39 色んな宗教を学ぶことで見えてきたこと(小野氏)-新興宗教をよく勉強すると、過去のキリスト教・イスラム教を取り入れてやっている。学ぶ過程でメタ認知出来る。日本人は「神様がそう言ったから」ということじゃなく、自分で選んで自分で考えて宗教から何かを得られるのが、日本人の良さ。19:02 日本人が気付かないうちに持っている宗教観、これから身につけていくべき宗教観(深井氏)-禊の感覚や、言語知よりも身体知を圧倒的に重視していること、言語化することが野暮だと思っているのが、日本人にしみついている感覚。宗教心を持つのは個人の自由だが、宗教的なアプローチをするのは有効。日本人は一神教、特にイスラームに対して知見を深めるのはすごく大事。今起こっている戦争は、宗教が無関係ではない。なぜキリスト教とイスラームがコンフリクトをしているのかを知ることがとても重要。23:28 仏教の世界で、イスラーム、キリスト教を理解しようとすること(松山氏)-イスラームに限らないが、前提を決めて腹を割って話すような環境を作ることが大事。わざわざ環境を作る必要がない日本は、世界でも稀有なポジションにある。25:25 政治の分野で、相手の話を理解しようとする姿勢(小野氏)-人の話を聞かずに自分の主張を被せることが多い。異教徒の人たちとどうやって話をしていくのかは、宗教を弁えている人たちがルールを作らないといけない。27:34 原始的なものが見直される一方、欧米の方が進んでいるように感じるギャップ(深井氏)-我々が持っていた感覚を見直して、いい所を抽出することが大事。自己変容の結果、コンセンサスに至るという内省的なプロセスを踏むのが、日本の文化の根幹にある。この点は欧米の真似をする必要がなくて、むしろ教えてあげればいい。ゲームルールが変わりそうだから、どういうところをどのように入れるかをリーダーが議論すべき。2つの矛盾した思考をあわせ持つことが大事。32:55 スタンフォード大学で仏教を教える時の生徒の反応(松山氏)-違うものを体験してもらうということもある。四十九日や水子供養などの慣習が、欧米に取り入れられつつある。36:55 リーダーが持つべき宗教心とは(小野氏、深井氏、松山氏)-我々の生きる中で宗教は身近だということを、リーダーから始めるべき。生産性一辺倒で来た社会の在り方を変えるべき。-3大宗教はある程度勉強したほうが良い。イスラームの知識を優先的に獲得していくと、世界に対して価値を出せる。-分かれ道や価値判断をしなければならないとき、宗教はすごく生きるもの。42:11 質疑応答①-死生観などが変化する時に、宗教のアップデートはどのように変化していくのか。-多くの国が一神教を選ぶ中で、なぜ日本が色んな宗教を受容するという選択に至ったのか。-宗教は真理の探究が根幹にあるのに、闘争的になったり先鋭化したりするきっかけになるのは、どのような時なのか。-統治機構と宗教心について。地方と国政の統治機構の違いはどう考えるべきか。48:18 質疑応答②-タッカー・カールソンによるプーチン大統領のインタビューを聞いて感じたことは。-いい会社は「宗教っぽい」と言われて、教組依存度が高いと言われる。新興宗教が生き残る分岐点とは。-ビジネスシーンで、日本人・アジア人の特性を生かしたリーダーシップを持って行くべきか。-宗教の問題を多様性の問題と捉えるか、人権の問題と捉えるか、意思決定する際に何を考えるべきか。
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