Avsnitt
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今回の「苔テラリウムニュース」では、2026年6月中旬から7月中旬にかけての話題を中心に、苔テラリウムをめぐる新しい動きや、その奥に広がる文化についてご紹介します。
今回のテーマは――
「苔テラリウムは、小さな庭なのでしょうか?」
物語の出発点は、京都・東山にある名勝、無鄰菴です。
2026年6月3日から7月15日まで、この歴史ある日本庭園で、Mosslight-LEDによる「苔むすテラリウムの魅力」展が開催されました。
空の下に広がる日本庭園と、ガラスの器の中に収められた苔テラリウム。
一見するとまったく異なる二つの世界ですが、どちらも限られた空間の中に風景をつくり、自然と人の手が重なり合いながら、時間とともに変化していきます。
石をどこに置くのか。
植物をどのように配置するのか。
どこに余白を残し、どこから自然そのものに委ねるのか。
小さな石が岩山に見え、わずかな起伏が谷を思わせる苔テラリウムは、もしかすると現代の暮らしの中に生まれた「小さな庭」と呼べるのかもしれません。
無鄰菴では6月20日、苔をより深く知るための関連イベントも開催されました。
苔を近くで見て、触れ、その特徴を知ったあと、実際の庭へ出て生きている苔を観察する。
「苔テラリウムを見る」から「本物の自然を見る」へ。
苔テラリウムは自然をガラスの中に閉じ込めるものではなく、私たちを自然へと導き、今まで見過ごしていた小さな世界に気づかせてくれる入口にもなります。
そして、6月から7月の日本は梅雨の季節。
人間にとっては少し憂鬱に感じられる雨も、苔にとっては命を支える大切な恵みです。
水分を含み、鮮やかな緑を取り戻す苔。
雨に濡れた石。
紫陽花。
そして、しっとりとした森の風景。
季節とともに表情を変える自然は、苔テラリウムの作品づくりにもさまざまなインスピレーションを与えてくれます。
今回のエピソードでは、7月に大阪で開催された苔テラリウム作りの体験イベントにも注目します。
同じ材料を使っても、同じ作品は生まれません。
ある人は大きな石を中心に置き、ある人は余白を大切にする。
森を作る人もいれば、谷や草原のような風景を作る人もいます。
そこには、作る人自身の記憶や感覚、そして心地よいと感じる風景が、知らないうちに映し出されているのかもしれません。
さらに近年、苔テラリウムは初心者向けの趣味としてだけでなく、より高度な技術や表現を学ぶ「作品」の世界へも広がっています。
生きた苔を使う作品は、完成した瞬間で終わるものではありません。
苔は成長し、環境に適応し、ときには作り手の想像とは違う方向へ変化していきます。
人がつくる部分と、自然に委ねる部分。
その境界にこそ、苔テラリウムならではの奥深さがあるのかもしれません。
そして今、苔への関心は日本だけにとどまりません。
インテリア、ランドスケープデザイン、アート、ファッション、そしてテラリウム。
世界のさまざまな分野で、「moss」という小さな存在が新しい視点から見直されています。
なぜ今、私たちは苔に惹かれるのでしょうか。
常に速さを求められ、次々と新しい情報が流れていく現代。
その中で、静かに、ゆっくりと成長する苔の時間は、私たちとはまったく異なるリズムで流れています。
苔テラリウムを眺めても、毎日大きな変化が起こるわけではありません。
けれど、しばらくすると新しい芽が伸び、緑が少し広がっている。
その小さな変化に気づくためには、見る側も少しだけゆっくりする必要があります。
もしかすると、私たちが苔を見ているのではなく、苔のほうが私たちに「ゆっくり見ること」を教えているのかもしれません。
ガラスの中の風景を見て、森を思い出す。
森を歩いて、足元の苔に気づく。
そして自然の中で見つけた小さな発見を、再び作品の中へ持ち帰る。
今回の「苔テラリウムニュース」では、京都の歴史ある日本庭園から、梅雨の苔、苔テラリウム作り、アートとしての可能性、そして世界へ広がる苔への関心まで、ガラスの中と外を行き来しながら、小さな緑の世界の現在を見つめます。
苔テラリウムは、大きな自然を小さくしたものではなく、小さなものの中に大きな世界を見つけるためのものなのかもしれません。
どうぞ最後まで、ゆっくりとお楽しみください。
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2026年6月は、アート、ウェルネス、そして人とのつながりを融合させた一連のイベントを中心に、日本のコケテラリウム・コミュニティにとって画期的な時期となりました。その中でも特に美しく心温まる出来事の一つが、富士山の麓で開催された「コケフェスティバル2026(緑園)」の期間中に行われた「コケ婚」です。
コケに根ざした愛の物語
このフェスティバルは、参加者であるオキさんとイケダさんの二人が挙げた秘密の結婚式の舞台となりました。二人の物語は2年前のコケフェスティバルで始まり、コケの調査やフィールドワークでの共同作業を通じて出会いました。ミクロの世界への共通の情熱が深い絆を育み、それがこの6月、コケをテーマにしたユニークな祝賀の形として結実したのです。
式にはいくつかの魅力的な演出が取り入れられました。
コケのシャワー:伝統的なライスシャワーやフラワーシャワーの代わりに、参列者は新郎新婦が歩く道にスナゴケの種をまきました。これは、フェスティバルの会場でコケが根付き、成長していくことを願ってのことです。
緑のホタルの道:夜の帳が下りると、二人はキャンプファイヤーの場所へと案内されました。その道は、暗闇の中でエメラルド色のホタルのように輝く「テルマル(Teru-maru)」ライトによって作られた「緑の花の道」でした。
生きた指輪:二人は、生きたコケ――具体的にはゼニゴケの雌株と雄株――を使って作られたユニークな指輪を交換し、二人の結びつきを象徴しました。
国際的な絆と芸術的な対決
6月には、国際的な友情を示す熱いイベントも開催されました。フェスティバル会場に新設された防音ライブハウスで行われた、1対1のライブ対決「コケ・バトル」です。特に感動的だったのは「日本対韓国」の対決で、日本代表と、このイベントのために韓国から駆けつけた韓国テラリウム協会会長が激突しました。
韓国代表は、この技術に対する厳粛な姿勢と敬意を表すため、韓国から持参した伝統衣装を身にまとって登場しました。韓国で日本のコケのスタイルが人気を博していることからも分かるように、これらの対決は、コケテラリウムが単なる趣味にとどまらず、文化の架け橋となるものであることを証明しました。ウェルネスと伝統文化
2026年6月には、フェスティバル以外にも、日本各地で静かな思索や芸術的な創造性に触れるひとときが生まれました。
京都・無鄰菴(むりんあん):歴史ある洋館「無鄰菴」にて、6月3日より特別展「苔テラリウムの魅力」が開催されました。本展では、専用の光の下で苔が長期間生育する「Mosslight-LED(モスライトLED)」の作品が展示され、開発者である内野敦明氏から直接、制作にまつわる個人的なエピソードを聞く機会も設けられました。
金勝寺(こんしょうじ)でのウェルネス体験:6月7日、滋賀県にて「特別なウェルネスの旅」が実施されました。参加者は、歴史ある金勝寺を舞台に、虫眼鏡やオリジナルのガイドマップを手に苔のミクロな世界を観察した後、自然をモチーフにしたオリジナルのインテリア雑貨を制作しました。
これらのイベントは、苔という存在を通じて、愛を称え、国際的な友情を育み、多忙な現代社会の中で心の安らぎを見出す、そんな一ヶ月を象徴するものとなりました。
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ワークショップおよびイベント最新情報
■ 鎌倉ワークショップの状況
高い教育的価値と体験型学習で評価されている「苔の専門家と作る苔アートテラリウム」ワークショップ(鎌倉)は、2026年6月7日現在、予約受付停止中となっています。
また、周辺地域で開催されている類似の文化体験プログラムについては、2027年初頭(例:2月9日以降)から予約可能となるケースが見受けられます。
■ 鎌倉苔シティプロジェクト
鎌倉市では、独特の谷戸(やと)地形や歴史ある寺院文化を活用し、「苔のまち・鎌倉」の実現に向けた取り組みが継続されています。
本プロジェクトには、鎌倉市内の苔スポットを紹介する「鎌倉苔マップ」の作成や、愛好家向けの専門ガイドによる「苔ウォークツアー」の実施が含まれています。
運営および配送に関するお知らせ
■ 季節的な高温注意情報
NEHERPは、2026年5月下旬から6月上旬にかけて「高温注意情報」を発表しています。
これに伴い、生きた苔などの生鮮植物を注文する場合、「生体到着保証(Live Arrival Guarantee)」の適用を受けるためには速達配送を選択する必要があると案内しています。
また、異常高温の影響により、生植物を含む注文については処理や発送に遅延が生じる可能性があることも通知されています。
■ 在庫状況
英国ブリストルの Ome Designer Studio では、2026年6月初旬時点で66点の商品を在庫保有しており、「Moss Box V2」をはじめ各種DIYキットを販売しています。
■ 国際配送に関する制約
日本の大手苔テラリウム専門店である Michikusa では、米国向けEMS(国際スピード郵便)の引受停止が継続しているため、現在も米国向け注文への対応ができない状況であることを案内しています。
マーケットおよび製品関連ニュース
■ ECサイトの拡大展開
TerraLiving は、約2年間の試験運用期間を経て、公式オンラインストアを正式オープンしました。
これにより、従来Etsyストアでは購入が難しかったフランスの顧客を含め、より幅広い国際顧客が利用可能となっています。
現在は、宇宙時代をイメージした壁掛け型の保存苔テラリウム「Graviton - 01」を重点的に紹介しています。
■ 新刊情報
2026年初頭(1月出荷開始予定)に、『Jewel Orchid ― 自宅で育てる森の宝石』と題した専門書が発売されました。
本書では、ジュエルオーキッド(宝石蘭)を苔テラリウムのレイアウトに取り入れる方法や育成技術について詳しく解説されています。
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日本の苔テラリウム市場は、2026年のゴールデンウィークおよび春季において、顕著な活況を呈しております。業界を牽引する道草(michikusa)や苔むすびといった主要事業者は、注目度の高いテレビ番組での特集、若年層向けの教育ワークショップ、さらには母の日に向けた特別企画商品などを通じて、この流れを加速させております。
特に注目すべき点として、山中湖にて隔年開催されるコミュニティイベント「苔の縁日」が挙げられます。本イベントは、一流の職人、出店者、愛好家が一堂に会する場として大きな関心を集めております。
日本国内においては、当該趣味は引き続きクラフト志向のアトリエを中心とした展開が主流である一方、世界的なデータによれば、テラリウム産業全体は数十億ドル規模の市場へと成長しており、特に北米地域においてその影響力が拡大しております。
以上の動向から、苔栽培はマスメディアでの露出拡大およびコミュニティ主導のイベントの活性化を背景に、文化的・商業的双方の観点において、確固たる地位を築きつつある成熟したエコシステムを形成していることが示唆されます。
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テラリウムニュース 2026年2月6日
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これは、多くの皆さんに興味を持っていただけることを願う最初のポッドキャストです。ぜひお知らせください。