Avsnitt
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今宵、読み解く一冊は、川上未映子の新作長編、『夏物語』。
今回は5月31日(金)に行われた、番組パーソナリティで日本文学研究者のロバート キャンベル氏が第138回芥川賞受賞作『乳と卵』の作者・川上未映子さんを迎えた公開収録の模様をお届けします。7月11日(木)に発売される川上未映子さんの新作長編『夏物語』を中心に、執筆秘話や創作にまつわる音楽の話、さらにイベント観覧に参加したリスナーからの質問にも答えた、盛りだくさんなイベントを感じられる1時間。 -
今宵、読み解く一冊は、森見登美彦の最新長編、『熱帯』。
日本文学研究者、国文学研究資料館・館長、ロバート キャンベルが、その『熱帯』作者、森見登美彦をスタジオに迎えて、語り合います。
摩訶不思議な魅力に満ちた長編小説、『熱帯』。本の中には、こんな謎めいた言葉が幾度となく出てきます。
「この本を、最後まで読んだ人間は、いないんです」・・・ -
Saknas det avsnitt?
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第5回のゲストは『日蝕』で第120回芥川賞を受賞し、最新作『ある男』も話題の作家・平野啓一郎さん。20年前のデビュー作であり芥川賞受賞作『日蝕』では15世紀のフランスを舞台に、「森鴎外を基礎とした」という懐古的な文体でしたが、時代を経て、インターネットやSNSの出現、テロが日常的に起こる21世紀の現代社会において、文体も自然と変わってきたといいます。また、結婚し子どもが生まれたことでライフスタイルが大きく変化したことも、自信の作品に大きく影響しているそう。「『ある男』では読者に文学的な深みを体験してもらいたかった。今はネットを通じて読者の反応が届くようになっていて、読者は小説の終わりに希望を強く求めている。僕はそれに答えるべきだと思う」と話しました。そんな平野啓一郎さんにとって「文学」とは?
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第4回のゲストは『コンビニ人間』で2016年第155回芥川賞を受賞した作家・村田沙耶香さん。アメリカ、ドイツ、フランス、韓国、台湾など世界各国で翻訳されている『コンビニ人間』の海外からの反響について、新作『地球星人』、さらに小説を書くようになったきっかけについて語りました。
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第3回のゲストは現在NHK大河ドラマ『西郷どん』原作者の林真理子さん。歴史小説の難しさや、日本経済新聞で連載中の『愉楽にて』創作秘話、さらには林真理子さんが考える「文学」について伺いました。
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第2回のゲストはお笑いコンビ・ピースで芸人として活躍、小説『火花』で芥川賞を受賞し、今年第2作目となる『劇場』を発表した又吉直樹さん。
「文学とお笑いの関係」「小説を書くこととお笑いライブの違い」、そして「笑いの本質と可能性」について語りました。 -
第1回のゲストは小説家の桐野夏生さん。
谷崎潤一郎と彼が愛した女性たちとの複雑な人間模様をフィクションを交えながら描いた自身の最新作『デンジャラス』を中心に、谷崎潤一郎という人物や文学、さらには日本文学のエッセンスや醍醐味を味わいます。