Avsnitt
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不思議なことに「環境のための節約」などできないし、「自分が得するための節約」なら人に威張ることもありません。それなのに知識人や主婦など、一見して真面目な人が他人に節約を勧めたり、「節約は大切なことよ」などと言ったりしています。錯覚とは恐ろしいものですね。 でも、ここまで話をしてきたように、「節約」は不道徳です。弱いものをイジメ、若い人の才能をつぶし、日本が衰退するのですから、良いはずはありません。そして日本の文化と言われる「もったいない」というのは物を節約することではなく、「..
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節約も3回目になりますが、少し立ち止まって考えてみたいと思います。 ある環境のシンポジウムで女性の大学の先生とご一緒の時がありました。その先生が「節約は大切だ」と言われるので、「私はこの歳になるまで女性の人で、環境のために節約している人を見たことがないのですが、先生はどのような方法で節約しているのですか?」と聞きました。 これだけでは唐突なので、「ある主婦が月30万円で家庭を切り盛りしているとします。家族で節約して27万円で済んだので、3万円を銀行に預けたとしましょう。銀行は..
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節約には、1)物を節約する、2)人生の時間を節約する、のどちらかがあって、まず「物は人のためにある」という原則を立てれば、「物を節約して人生を無駄にする」というのではなく、「物をふんだんにつかって人生の時間を節約する」のが正しいと考えられます。 つまり、人間の一生の時間は決まっているので、その間に自分の人生を大いに謳歌するのが正しいと考えられます。この「謳歌」というのはどういう形でも良いのですが、少なくとも「物」に縛られないようにすることが人を大切にすることになるでしょう。 ..
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不思議なことに日本人は節約が好きな人が多いようです。特にここでいう知識人や女性の方の中では固く「節約は善」と信じている人が多いようです。でもそれには深い陰謀があること、自分の財布を狙っている人たちの一種の作戦であることについて整理をしたいと思います。 1956年から1990年までに政府が「高度成長」や「バブル経済」と言っていたころは、マスコミも日本人も「三種の神器」などという標語を使い、どんどん物を買い、消費して、生活を充実させていったのですが、1990年代に経済が停滞すると..