Avsnitt
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ヘンデルは偉大な作曲家なのは知ってます。でも同い年のJ.S.バッハに比べるとやや地味じゃない?
いやいや、それはヘンデルを過小評価しすぎです。
まず、この唐田さんのヘンデル愛溢れるトークを聴いてみてください。
聴き終わる頃にはきっと「そこまでいうなら、ヘンデル聴いてみよ」ってなりますよ。
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現代の私たちに馴染みのある音楽は「旋律」と「伴奏」に分けられる和声的(ホモフォニー)なものが多いですが、これまでのゆるアカで取り上げてきた時代の音楽は単旋律(モノフォニー)から多声(ポリフォニー)。多声音楽では、それぞれの声部が独立しつつ調和しており、その理論の元となっているのが対位法です。現代でも様々な楽曲が対位法的なアプローチで作曲されており、決して忘れ去られているわけではありません。奥深い対位法ワールドですが少しだけ覗いてみましょう。
対位法課題PDFはこちらからダウンロードしてください
https://drive.google.com/drive/folders/1YLewS2y-myU3hW9NoF7cUx7pr3LlMZiv?usp=share_link
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Saknas det avsnitt?
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押しも押されもせぬ大作曲家J.S.バッハですが、生前の評価は同期のヘンデルよりも、なんなら息子のエマニュエルよりも下に見られていた!?ドイツ国民国家モデル形成の過程で象徴的な存在に祭り上げられた側面もあるかもしれない大バッハ。そんなお話です。
今回のBGMはバッハ特別版。
平井がサックスで多重録音した「平均律クラヴィーア第2集 プレリュードとフーガ第12番」と、「主よ人の望みよ喜びよ」からの「Yes!人の望みはロックンロール」の2曲です。以下のリンクから楽譜が無料ダウンロードできるのでみなさん吹いてみてください。
平井の演奏動画もよろしく。
プレリュードとフーガ12番
楽譜
https://drive.google.com/drive/folders/1sTp9tGU3arM6RPvJbygxO0mkhSzwLx4-?usp=share_link
演奏動画
https://youtu.be/6x6F_4uEZaE
Yes!人の望みはロックンロール
楽譜
https://drive.google.com/drive/folders/1zWosEe-bZIgCbhUGPoPYDw2wW3hQOigL?usp=share_link
演奏動画
https://youtu.be/luSVUpd3v1E
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キリスト教権力の低下とともに花開いてゆくルネサンス期の音楽。
今回はブルゴーニュ楽派からフランドル楽派、イタリアのモンテヴェルディ、
そして宗教改革の中心人物であったルターの音楽への功績についても話します。
ルターがいなかったら、かの大バッハはいなかったかもしれませんね。
今回はバロックへと続く時代について取り上げます。
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中世から近世にかけての音楽界をリードするフランス。それに追従するイタリアやイギリス。
封建社会が崩れゆく中、新しい価値観の中から、音楽も教会と世俗が混じり合い、新しい音楽がどんどん生まれてきます。
第5回は、その中でも大きなマイルストーンとなったアルス・ノヴァのあたりまでのお話です。
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譜面が無い時代に、膨大な量の聖歌を記憶するのは当時の修道士にとって大変な労力だったことでしょう。
時代とともに譜面が進化・整備され、記憶に頼らずに演奏できるようになっていきます。
作曲者は、より複雑な音楽へのチャレンジが可能になり、多様化していきます。
今回はそんな譜面にまつわるお話です。
お話の中で平井が見ている譜例とは違いますが、よく似た譜例が掲載されているサイトへのリンクを貼りましたので、興味のある方はご覧ください。
音型ネウマ
https://en.wikipedia.org/wiki/Neume#/media/File:Neume2.jpg
音高ネウマ
https://www.professorcarol.com/2014/10/29/latest-heighted-neumes/
譜線ネウマ
https://en.wikipedia.org/wiki/Neume#/media/File:Cistercian_neumes_-_Medieval_music_-_Offertorium._In_omnem_terram_-_Sch%C3%B8yen_collection_-_MS_207,_12th_century_-_detail.jpg
モード記譜法
https://es.wikipedia.org/wiki/Perot%C3%ADn
計量記譜法(白も黒も)
https://imslp.org/wiki/Madrigali_a_2_voci_in_fuga_(Asola%2C_Giammateo)
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第3回は吟遊詩人について。
各地を放浪して歌を唄う「吟遊詩人」のイメージは18世紀に創作されたファンタジーであり誤訳!?
中世騎士、貴族たち雅なトルバドゥール、トルヴェール、ミンネジンガーの世界を覗いてみましょう。
〜今回の参考文献〜
吟遊詩人 上尾信也 著 新紀元社
中世を旅する人びと ヨーロッパ庶民生活点描 阿部謹也 著 平凡社
中世ヨーロッパの歌 ピーター・ドロンケ 著 高田康成 訳 水声社
アキテーヌ公 ギョーム9世 最古のトルバドゥールの人と作品 中内克昌 著 九州大学出版会
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第2回は教会旋法についてです。
主に中世に使われていた教会旋法ですが、この時代にはまだ調性の概念は無く、長音階や短音階は登場していません。
でも実は、彼らはすぐ近くに潜んでいた !?
長音階と短音階の意外な潜伏先はどこだったのでしょう?
だれも知らなかった楽典のはなし / 東川清一 著(音楽之友社)中世・ルネサンスの音楽 / 皆川達夫 著(講談社現代新書)
つながりと流れがよくわかる西洋音楽の歴史 / 岸本宏子、酒巻和子、小畑恒夫、石川亮子、有田栄 著(アルテスパブリッシング)
正しい音階 / 溝部國光 著(日本楽譜出版社)
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世の中に存在しているあらゆる音を12音と定めた古代ギリシャ時代のピタゴラス?
どのようにして作ったんでしょうね。
ゆるアカMUSICの第1回目は、紀元前500年のからはじまります。今回参考にした書籍
音律と音階の科学 小方厚 著 講談社 クラシック音楽全史 松田亜有子 著 ダイヤモンド社 大学時代の光崎が取った佐々木勉先生の講義ノート